床下点検を実施。特に異常はありません。
[キッチン横収納]
2015年9月29日(火)お家の点検5年目(富山市八尾町K邸)
所要時間 09:52~11:49 晴れ
スタッフ 前根、渡辺
【K邸の紹介/弊社点検ブログを読んでお客様から住宅メーカーに逆提案しても良いかも?】
弊社の定期点検(訪問検査)ブログでは建築された・住まわれているお客様からの声も多数掲載しています。実際に数年間住まわれて「こうだった」「こうすれば良かった」等々の感想を頂き、部材・部位の経年劣化等にも触れて、全国どこかの住宅メーカーや工務店でこれから建築される方・建てられた方などに有益な情報を発信できるよう努めています。
プランの打ち合わせ等では「住まわれるご家族の生活スタイルを想定して」お客様と一緒に図面を描いています。「お客様の希望するお家を建てる」プロは住宅メーカー・工務店に数多くいますが、訪問検査等の機会に提案した間取りと生活スタイルを照らし合わせて様々な助言をしているのは意外と数少ないのかもしれません。
私たち提案側が良いと思ってもお客様から見れば必要性が少なかったという感想もあり、ご家族の価値観の違いや家族構成の変化等の影響もあると思われます。訪問検査ではお客様から弊社スタッフが教わることも数多くあり、私たち提案側よりも「感性が豊か」と感じることも・・。この床材を選んだのはご家族にアレルギーの方がいらっしゃるそうで、ホコリが目立つからだそうです。
Q 中田工務店を選んだワケは?・・・価格と要望に合っていた。
Q 収納・クローゼットの折れ戸を開ける時は「外開き」というのは分かる。でも、閉める時は扉の反対側に取っ手が無いので閉めにくい。
[2階居室/収納右側]
取っ手の位置によって変化せざるを得ない扉の開け方。標準的な折れ戸の取っ手の位置に対して疑問が出てきました。何が正しいのでしょうか?
[2階居室/収納左側]
Q 収納庫の扉を開けると、折れ戸が照明を邪魔して暗くなってしまう。
A 現状を確認。廊下にある天井照明は階段入口とトイレ前の2箇所。収納の折れ戸を開けると収納庫内が影になって暗くなるようです。特に夜は不便ですよね。
[1階廊下/階段入口側]
[1階廊下/トイレ側]
Q 暖房設備・室内仕様によって室内湿度は変わってくる?冬は電気式の温水ルームヒーターとエアコン。断熱材はセルロースファイバーの高断熱仕様です。暖房効率を上げるのに室内の扉を閉めると暑過ぎるようで、エコカラットもあるせいか、湿度が30%台に下がるそうです。
[LDK]
湿度が低すぎるとお家には良いのですが、住まわれるご家族が健康を損ねることもあります。そこで、室内が適切な湿度を保てるように、今年からサンルームで乾燥させていた洗濯物をリビングで干すことにしたそうです。
[スクリーンパーテーション] [テレビの背面壁はエコカラット]
階段入口にはロールカーテン、廊下によってリビングから区切られているので、2階からの寒気・冷気が下りて室内の気温が下がってしまう影響はあまり無いと思われます。
[1階廊下] [階段入口]
2015年9月26日(土)お家の点検5年目(富山市I邸)
所要時間 10:00~12:20 晴れ
スタッフ 前根、渡辺
【I邸の紹介/これからも相談にのって欲しい】
今回の5年目点検でもお客様からの貴重な感想を頂きました。ありがとうございます。
Q 中田工務店を選んだワケは?
A いくつかの住宅メーカーをまわっていた際に営業担当に家のことやローン、税金のことなど丁寧に相談にのってもらった。
Q お住まいになってからの感想は?
A じっくりと間取りや細かな点も決めていった甲斐あって、特に「もっとこうしておけば良かった」という後悔はなく、快適な生活。今は5年目で特に不具合は無いが、何かあった際にはいろいろと相談にのってもらえると助かります。
今回の5年目点検では現時点でのお家の健康診断、お客様の生活スタイルがお家に与える影響等についてお話させて頂きました。お客様宅はご両親と一緒に住まわれる2世帯住宅だったのですが、ご家庭の事情によってはいろんな住まい方があります。
若夫婦ご家族は洗濯物を乾かす場所では来客等の目に触れないよう、ある程度のスペースを考えて寝室で干しておられました。サッシが結露しているというお話でしたが、特に特に気にされていないご様子。そこで、除湿機(除湿)や扇風機(風)等を使うことで乾きやすくなることを他の点検現場の事例でご紹介。また、寝室の場合は布団等に湿気が吸収されることもあるので、居室で干して頂くよう助言。もちろん強要はできないので、あとはお客様ご家族の判断になります。生活スタイル・サイクルは十人十色なので私たちの助言がひとつの選択肢になれば良いなと思っています。
[雨水枡]
雨水枡の点検を実施。特に異常はありません。
[建物左面/北側]
[建物右面/南側]
[汚水枡]
汚水枡の点検を実施。1階と2階の2世帯住宅のせいか、一般的なご家庭よりも汚水枡の数が多くなっています。
[建物左面/北側/キッチン]
油脂等の溜まりが多く見受けられました。今までに見たことのない油脂の大きな塊もありました。
[建物後面/東側/洗面脱衣室]
お客様に現状を見て頂き、ホースの水流で手軽に洗浄できることを説明。お客様は興味津々に率先してお手入れを始められました。
次にお客様からホースをお借りして、これまでの点検現場での事例を交えながら汚水枡や排水口について説明。排水管の詰まり防止のために数年に1回の割合でお手入れして頂くようお願いしました。