点検ブログ

  • 【K邸の紹介】2013年8月3日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町K邸)

    2013年8月3日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町K邸)

    所要時間 10:54~11:25 晴れ

    スタッフ 岡野、中谷、渡辺

     

    【K邸の紹介】

    リビングの天井をどのように魅せますか?

    プランナー(設計士)との打合せの中で色んな手法があると思います。天井板で隠すと吹き抜けではなく「梁を見せる」ことはありませんが、吹き抜けにするときは「構造上必要な場合(見せる)と飾りとしての場合(魅せる)」とに分かれると思います。お客様宅の魅せるケースでは「木の温もり・質感・色合い」等々が癒し空間となっているようですね。

    ただし、吹き抜けは2階の空間の一部または全部を空けてしまいますので、将来的にお部屋数が足りなくなってしまいそうな場合はお勧めできないことも考えられます。

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    階段手摺り。手摺りの間から体が出てしまうようで「パッと見て」危ない感じですが、安全対策として透明なプラスチックボードが入っています。光の反射具合もありますが、見て分かりますか?

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    リビングの扉(開き戸)は一般的な高さ寸法と違って、背の高い「ハイドア」仕様になっています。

    写真で見る限りでは部分的過ぎて分かりにくいのですが、開閉時の感覚や室内を扉越しに「魅せる」という人の視点・視線にも隠れた優れた配慮があると思われます。

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  • 【クロスの隙間等】2013年8月3日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町K邸)

    Q クロスに浮きや隙間等がある。

    A 案内葉書の返信に書かれていました。今回の1年目点検で現場確認すると、クロス下地のボードのジョイント部分に浮き等の現象が見受けられました。まずはクロスの変化する原因(湿度変化と下地、クロスの伸縮率の差など)についてお客様に説明して、他の点検現場にもある事例をご紹介。クロス保証は2年であり、次回の2年目点検で改めて検査、フォローで目立たないように補修することをお約束。

    [2階寝室]        [2階居室]

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  • 【住み心地アンケート】2013年8月3日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町K邸)

    お客様にアンケートの記入をお願いしました。

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    [友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]

    「大パノラマ」と呼ぶにふさわしい「大きな風景」になる窓。プラン時には窓の大きさをどのように持っていくか?と、何回も試行錯誤されるコダワリがあったそうです。

    実際にどの程度まで大きくするのか?道路側からの大型車(運転席の高さ)の視線、テレビを見る時の明るさ、ガラスの仕様(透明かスリガラス)等々、ソファの配置も考慮されています。

    [リビング/東側]

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    テレビの背面壁は機能的なエコカラット仕様です。レンガが貼ってあるようでステキですよね♪

    [テレビの背面壁]

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  • 【1年目点検の短時間化】2013年8月3日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町K邸)

    今回の1年目点検は約30分という比較的に短い時間でしたが、手際よくスムーズに進められたと思います。事前葉書の書かれた当時は「クロスの変化」が目立っていたとのことでしたが、約1ヶ月後の今では特に見受けられなかったことがお客様の不思議となったようですね。

    お家は木造住宅であり、「木の湿度変化に応じた調湿機能」の特徴を垣間見た感じかもしれません。

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    定期点検後のアフターフォローでは新築現場と定期点検を兼ねている場合もあってか、少し遅れ気味な場合や天候によっては屋根点検を後日に延期することもあり、スケジュール調整が難しいこともあります。

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    本日は貴重な晴れの日。点検スタッフの中には悪天候であっても屋根点検をしたり・・・驚くことも多々ありますが、少数精鋭でキッチリとお客様の住まいを心地よく・安全な環境に少しでも貢献できれば・・・と点検スタッフ一同の願いの現れだと思います。

  • 【暴風雨時の外壁からの雨水の進入】2013年6月27日(木)お家の点検5年目(黒部市K邸)

    Q 暴風(強風)雨の時に外壁から雨が進入するのでは?

    A 台風並みの特殊な自然現象(暴風や豪雨)の場合で、メーカーの「水密性」や「強度性」(限界風圧など)が問われる環境下になります。

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    仮に外壁から内側に雨水が進入しても下地に施してある防水シートによって雨水は伝って下に落ちて外に出てくる仕組みになっています。

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    暴風雨という「外壁材の耐候性」となる外部からの圧力と外壁内からの圧力のぶつかり合い。強い風圧の場合、外壁材が内部に少し押し込まれて前後に動いて、ジョイント部分から雨が進入してくる現象が発生します。施工面ではこれを考慮して防水シートの施工をしているそうです。

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