点検ブログ

  • 【お家の定期点検はやってもやらなくても同じですか?】2013年6月27日(木)お家の点検5年目(黒部市K邸)

    住宅メーカーで建築されたお客様へのアフター対応には・・・

    「言われてから/受動的」と「言われなくても/能動的」の2種類に分かれます。弊社の定期点検は能動的な点検スタイルです。アフター対応についてはお客様の取り方は様々ですが、一般的には前者が「当然」、後者が「ありがたい」と思われているようです。

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    住宅メーカーや工務店が掲げている・発信している定期点検とお客様が実際に望んでいる定期点検にはギャップも存在します。そして弊社が実施している定期点検のスタイルは必ずしも他社と同じではありませんし、独自のオリジナルなサービスもあると思います。

    (サービスとは金銭面で無償という意味ばかりではありませんが・・・汗)

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    弊社の定期点検では「お客様と一緒にお家のメンテナンスに取り組もう」というフレーズを大切にしています。住まわれているお客様への経済的な負担を軽減すべく、メンテナンスの現場から言うと、「早めの補修・補修をお勧めすることが比較的安価で部材を長持ちさせる秘訣」になっているそうです。

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    私たち点検スタッフに課されている使命。経年変化等によってお家の内外で起こり得る現象や事例を早い段階でお客様に説明・紹介して、対処法も合わせて知って頂くこと。早めのDIYをお勧めしているのは補修等に係る必要経費の負担を少なくする目的があります。また、その為に購入した道具は使い回しが出来ますので、結構他の用途にも役立ちます。

    今後とも定期点検の現場を通して、弊社が弊社を自薦するのではなく、弊社が他薦されるようなサービスの充実に努めていきたいと思っています。

  • 【K邸の紹介】2013年6月19日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    2013年6月19日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    所要時間 09:30~10:47 晴れ

    スタッフ 岡野、渡辺

     

    【K邸の紹介】

    お家の周囲にはトウモロコシやネギ坊主、トマト等々の緑が多く植えられています。収穫期には収穫の喜びと旬を味わう。農業とは違った「園芸」という楽しみ方が感じられました。

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    また、屋内のサンルーム内でも緑が飾られています。今回は1年目点検で種類は少なかったのですが、次回の2年目の訪問点検、そしてお家が年齢を重ねるに連れて少しずつご趣味の緑が増えていくと思われます。

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    今回は都合により営業の永原が同行できなかったのですが、お客様のお話によると、永原の家が近くにあってか、よく子供を連れて遊びに来ているとのこと。家族ぐるみのお付き合いですね。終始ニコニコとお話していらっしゃいました♪

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  • 【サッシの下】2013年6月19日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    Q このサッシの下の外壁同士の隙間から雨が入ってくるのでは?

    A 現状を確認。サッシの下側にある壁材同士の隙間(ジョイント)でした。この接合部はオスのメス(凹凸のような形)になっており、雨水が進入することはありません。仮に進入した場合であっても、下地に防水シートが施してあるので、屋外に排出される仕組みになっています。

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  • 【クロスの糊】2013年6月19日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    クロスの糊がオブラード状に浮き出ているのを発見。そこで、キッチンのフキンをお借りして拭き掃除を実施。同じような現象が室内ドアにも見受けられた場合は乾拭きで床にいったん落として、掃き掃除して頂くよう助言。濡れ拭きの場合、再度糊化してしまう(完全に乾いた頃に同じ現象が再度発生)こともあります。

    [キッチン天井]

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    クロスの糊跡の拭き掃除はお引渡し前に専門業者の方が入念に行なっていますが、オブラード状に糊が浮き出てくる現象は完全に乾いた時になるので、一般的に起こり得る現象のひとつになっています。

  • 【クローゼット扉の開閉】2013年6月19日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    開閉テストを実施。左側の扉を開く軌道上にカーテンレールがありました。開ける時には傷がつかないように気をつけねばならない箇所のようです。弊社の配慮が足りなかった部分だと思われます。

    [2階洋室]

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    このクローゼット扉は左右に可動するタイプです。片側に2枚を寄せることで隅っこに入れた荷物の出し入れも簡単になりますね。

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  • 【キッチン周り】2013年6月19日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    IHクッキングヒーターや食洗機の家電製品はメーカー保証が1年間となります。奥様流では「食器洗いは手洗いのほうが節約になる」という家事のプロ。食洗機は食器の収納の一部に使っておられるご様子でした。1年を過ぎると故障が出てきた場合は保証対象外になることに注意して頂きました。

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  • 【住み心地アンケート】2013年6月19日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    住み心地アンケートにご協力頂きました。

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    [バルコニーでの使い勝手]

    Q バルコニーの幅が狭いのは間取りの都合上で仕方ないが、狭いスペースなのに物干し金物が2本用であった。向こう側は余裕があるが、手前側に洗濯物を吊るすとサッシの開け閉めが邪魔になる。使い勝手の悪さを考慮して1本用の提案があっても良かったのでは?

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    Q 当時は施工中の現場でお願いして洗濯金物を手前に少し移動してもらった。向こう側1列2段だけを使って洗濯物を干したり取り込むのに余裕を持たせている。

    A 天井を見ると移動前のビス跡がありました。狭いスペースであっても標準的な取り付け仕様だったのか?お客様は納得しておられるのか?お客様の率直な「使う立場」になった質問に対して、当時のプランに実生活との乖離が見受けられました。申し訳ありません、と今さらになってしまいましたが、平謝りの連続です。

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    今はこの場所にはほとんど干さないで、布団掛け等の大きな洗濯物を乾かす場所にされているご様子。1階が日常的な乾燥場所(洗面脱衣室の横のサンルーム)になっているので、お客様宅の場合はわざわざ2階に上って洗濯物を干すという方法は無駄足なのかもしれません。

    [2階バルコニー]     [1階洗面脱衣室]

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    [ハンガーパイプの位置]

    ハンガーパイプの位置が少し変?で使い勝手が悪すぎる。ハンガーを取り付ける時、フックを外す軌道上に枕棚があってぶつかる。ハンガーパイプがもう少し奥・下にあれば使い勝手が良いのであるが・・・。

    [WIC/ウォークインクローゼット]

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    現状を確認。メーカーや建具屋さんの取り付け仕様なのか、弊社スタッフの配慮不足なのか、詳しくは分かりませんが、やはり使い勝手を考えた設置が望まれます。

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    (教えてgoo/枕棚からハンガーパイプ上までの高さは?/http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5356716.html)

    同様の事例がないかネット上で探してみると様々な設計・施工思想があるようです。ハンガーパイプを手前に持ってくる場合は奥がデッドスペースではなく、何かを置く状況にも備えたものかもしれません。収納スペースは多ければ多いほど良い(様々なお客様のご意見等)という設計士(プランナー)の考えに基づくと、このような空きスペースの利用も考えられるとのことです。

    また、ハンガーを楽に掛けたり外したりするスペースを考えた場合はハンガーパイプを10cm下にあれば使い勝手が良いという記事もありました。

    これに類する事例として弊社の定期点検(富山市婦中町)で、ハンガーパイプが長すぎて服の重みでたるんで(湾曲して)しまった現場がありました。この場合はパイプの長さの限度を知って2本にするか、補強(枕棚との接続を2点→3点)することが必要だと思われます。現在は対処済みとなっています。

    [1年目点検/発見]     [2年目点検/対処済み]

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    [換気について]

    Q 収納や食洗機は少し扉を開けて換気している。収納庫内の水取りゾウさんはすぐに満水になるが、部屋の上に付いている換気扇があるから室内換気は心がけなくても大丈夫なのか?

    A 換気扇の位置になります。一般的に換気計画によって換気扇等の場所が違いますが、お客様宅は第3種の換気システムになっています。点検現場では収納庫の扉を少し開けること、そして庫内の空気の流れをよりスムーズにする為にスノコ等を下や側面に敷いている事例を紹介。

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    また、室内の壁にある給気口から洗面脱衣室等にある排気口(換気扇)への空気の流れは非常に緩やかであり、レンジフードのような勢いのある換気ではありません。窓や扉を開ける換気の必要性を改めて説明しました。