[北西側]
点検を実施。底のほうに少量の泥が溜まっていました。
泥を取りながら(今回はゴム手袋をしています)、定期的に蓋を開けてお掃除する事をお勧め。
周囲に詰まっていた泥をドライバーの先端でキレイに落としました。枡内に流れ込む元のひとつは雨樋であり、周辺環境や風向き等によって地面の土等が屋根等に舞って、雨水で流されています。枡の位置(方角)によって溜まる量が異なってきます。
点検を実施。内部にキッチンからの排水で白く固まった油脂を発見。ホースをお借りして水流で洗い落としました。汚水枡の始点から水を流し、各中継地点を油脂の固まりが流れていく様子をお客様と一緒に見届けました。
蓋を開けた枡内を順番にホースの水流で洗い流しています。お客様もその状況を興味深く観察されていました。
ここで、人間の血管について。管内にコレステロールが溜まると、次第に流れが悪くなり、詰まってしまうと管の取り替えやカテーテル(※1)を通すこと(費用負担)になりますよね。排水管にも同じ事が言えます、とお客様に例をあげて説明し、メンテナンスの大切さを理解して頂きました。
※1 心臓や血管の病気の検査・治療を目的に、血管中に挿入する管です。
点検を実施。自然環境の影響により釘が少し浮いていました。そこで、ハンマーで増し打ちを実施。
応急処置をする為に工具を用意。コーキングとガン(コーキングを押し出す)です。
ガンにコーキングをはめ込んで使用する方法を点検スタッフに披露。屋根上で患部の周囲にテープを貼っています。
患部に照準を定めてコーキングガンの引き金を引いて注入。山になったコーキングをヘラで平らにしています。
余分なコーキングはヘラで取り除き、雑巾で拭き取りながら慎重に施工しています。最後はお客様へお見せする為にデジカメで仕上がりを撮影します。
小林に補修道具一式を長ハシゴに上って持ってきてもらい、コーキングで応急処置を実施。
下屋の屋根だったので、ついついヘルメットをかぶるの、忘れていました(汗)
お客様にも長ハシゴに上って補修後の状態を見て頂きました。キズの原因は豪雪の時に屋根に積もった雪を除雪する際にスコップを引っ掛けたとの事。今後は注意して除雪して頂くようお願いしました。