点検ブログ

  • 【10年目点検を経験して初の1年目点検】2014年6月20日(金)お家の点検1年目(富山市N邸)

    「職業は現場監督」と聞くと、工具類をいっぱい持って日用大工的が得意なイメージ?お客様のご要望に応じることを考えると、期待を裏切らないよう・その場で対処できるよう、ある程度の技術もあって当然・必須だと思われます。
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    点検スタッフの口から語られる事例紹介によって、点検現場での私たちの取り組み姿勢等がどのように変わっていくのか?同行している私も含めてですが、点検スタッフがどこまで知っている・覚えた・体得したという経験値が点検現場でお客様の信頼感を大幅にアップさせてくれると思いますし、点検現場を重ねるにつれて成長・発展してくる定期点検の現場でのお客様対応が楽しみになっています。
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  • 【S邸の紹介】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    所要時間 9:58~11:26 晴れ

    スタッフ 石丸、中谷、渡辺

     

    【S邸の紹介】

    天井の梁を見せた・魅せた室内空間とアイアン(鉄製)の照明器具やカーテンレール、手摺り等々。吊り下げ型(ペンダント)ライトやシャンデリア風など。シーリング型とは違ったオシャレな趣きがあります。

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    黒のアイアン。中世ヨーロッパを連想して重厚で優雅な雰囲気、アンティークさも感じさせてくれます。

    屋内外にアイアンを配すると酸化してサビが発生し、特に屋外の場合は雨によって他の箇所を汚すことがあります。これが屋内だと雨が降らないのでそれほど気にかけることもありませんが、表面が防錆コーティングされていても経年変化等によって錆が発生することがあります。定期的な防錆塗装を施すことが良いと思われます。

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    アーチ型の施工・デザイン。丸みがあるインテリアは角があるのと違って柔らかい雰囲気にしてくれますし、安らぎと癒しを感じます。

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  • 【基礎の化粧モルタルのヒビ割れ】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    基礎本体の表面に施してある薄い化粧モルタルのヒビ割れ現象。モルタルが薄いことによって温度変化による収縮・ヒビ割れ現象を受けやすくなります。基礎肌を隠す為の化粧モルタル処理なので、基礎本体にまで影響を及ぼすものではありません。

    [建物右面/北側]

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    お客様は「具体的にどの程度の深さなのか?」を知りたがっておられたので、カッターの刃をヒビ割れの部分に差し込んでみました。「深くない」状態を見て確認・理解されました。

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  • 【雨水枡】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    雨水枡の点検を実施。底部には雨水に含まれる泥(雨樋から流れてくる)が溜まっていました。

    [建物右面/北側]

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    瓦チップを敷く前はキッチリと枠が重なっていたと思われますが、外構に瓦チップを敷いた分の厚さをかさ上げしています。その厚さの中で少しずれると枠が浮く状態。ドライバーで丁寧に瓦チップを取り除いていますが、周囲を歩くたびに枠が動いて瓦チップが隙間に入っているので、今後も同じ状態の繰り返しになると思われます。

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    かさ上げした雨水枡。奥様が足を引っ掛けたり、お子様が誤って足を踏み入れたり・・・と、引渡し以降の様子をお話して頂きました。お客様と協議の結果、やはり危険であるとの結論。そこで今後のことを考えてボンド剤で固定したほうが良いとのことになりました。後日、ボンド剤を充填して取れないように接着することをお約束。

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  • 【雨樋のオーバーフロー】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    Q 豪雨の時に雨樋から雨水が溢れている。溢れないようにすることはできるのか?

    A 現状を確認。屋根の「谷」は雨が集中する箇所。オーバーフローするのは仕方が無い現象とも思われます。積雪の多い北陸仕様の場合、屋根雪の落下で雨樋が破損しないように少し内側に設置されていることも紹介して、現在の施工をご理解頂きました。

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  • 【珪藻土壁の汚れ】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    Q 造花を置きっ放しにしていたら造花の色が珪藻土の壁に移っていた。

    A 現状を確認。珪藻土の場合はビニール製のクロスのように中性洗剤では汚れが取れないので、珪藻土の表面を少し削ることになると思われます。後日、サービスの一環で塗料を提供して、DIYで対処して頂くようお願いしました。

    [玄関]

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  • 【タイルの目地が欠けている】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    Q トイレのタイル目地が欠けている。

    [1階トイレ]

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    現状を確認。タイル目地は白色のモルタル処理なのですが、お客様DIYになると気軽に扱いにくいと思われます。そこで、色が似ていて扱いやすい水性アクリル系のコークボンドの使用をお勧めしました。

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    まずは見本として白(ホワイト)色のコークボンドを欠けている箇所に充填。

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    お客様にひと通りの補修工程を説明。コークボンドには耐水性はありませんが、この箇所は水に濡れることはほとんど無いと思われるので代替案となりました。他の用途にも使えるコークボンド。本来は壁クロスの隙間等に充填するものです。

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  • 【引き戸の開閉音】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    Q 引き戸を開ける時の緩衝材はあるのか?閉める時はソフトクローザー機能でゆっくりブレーキがかかって静かであるが、子供が思い切って開ける時にウルサイことがある。

    [洗面脱衣室]

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    現状を確認。戸袋に扉が収まる(引き戸を開ける)時に扉と枠がぶつかる音ですが、基本仕様としての緩衝材は貼ってあるのですが、追加で貼ることをお願いしました。

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    そこで手持ちの緩衝材(クリアバンパー/通称、涙目)を少し差し上げました。これを枠や扉の面に余分に取り付けることで衝撃音が少しでも緩和されると思われます。

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