点検ブログ

  • 【コーキング(シーリング)の経年変化】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    外壁材同士の間に施工されているコーキングの経年変化です。下地材の木部が湿度変化によって伸縮することで外壁材も追随して動きます。この動きによって外壁材同士の間に隙間が出来ますが、弾力性のある(弾性)コーキングが伸縮して隙間が発生しないようにしています。
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    太陽の紫外線等の影響で弾性コーキングが次第に劣化(硬化)していくと、ヒビ割れ現象が発生します。その箇所から雨水が進入してきますが、下地には防水シートがあるので直接的には雨漏りにはなりません。ただし、防水シートは紫外線に弱いので早めの改修計画も考える必要があると思われます。
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  • 【外壁の穴】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    窓の上下の外壁には引っ掛けビスが数箇所打ち込んであります。これは夏の暑い日差し避けの簾を掛ける為にお客様が苦労して穴を開けられたものです。
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    現状を確認すると、ビスの周囲の外壁材が割れて・少し剥がれてきている状態でした。簾を掛けたいお客様の気持ちも分かりますが、このままの状態だと今後は雨漏りの原因にもなるので、後日コーキングでビスの周囲を塞ぐことにしました。ただし、コーキングの耐用年数もあるので、数年後(劣化する)も再度コーキング処置が必要になります。
    この簾が掛かっている画像は3年前の2年目点検時に撮影したものです。
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  • 【玄関ドアの開閉】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    玄関ドアの開閉検査を実施。一定速度(速い速度)でバタンと閉まる軌道でした。
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    そこで、閉まる最後の軌道が「パッタン」とゆっくりになるように(指を挟まないようにする危険防止)ドアクローザーのツマミを微調整。これによって現在は改善されましたが、「ドアクローザーは油圧式なので使い勝手や温度変化、風の向きや強さ等」によって今後は閉じる速さが変化することもあります。
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  • 【網戸が閉まりにくい】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 網戸が閉めにくくなる時期があった。
    A 現状を確認。
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    開閉テストを数回実施しましたが、特に閉めにくい現象は見受けられませんでした。検査をすると少しのビスの緩みがあったので、増し締めをしておきました。
    網戸の枠材はアルミ製です。太陽光(熱)の影響で少し膨張(※1)したのかもしれません。閉まり具合を改善するには潤滑油(CRC)の吹き付けで摩擦を抑える方法もあります。
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    ※1 熱膨張の定義は1℃あたりの伸びを、0℃を基準にして長さで割った比率です。データは出典によって幅がありますが・・・
    10mの鉄やステンレスが0℃から32度になった時は約4mm伸びます。一方、アルミの場合はこの2倍の8mm伸びるようで、1mに換算すると0.8mm伸びるという感じです。
    (参考 物性なんでもQ&A http://www.tuat.ac.jp/~katsuaki/nandemoQ&APart2.html#thermal_expansion_of_iron_&_aluminium)

  • 【開き戸の建付けが悪くなった】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 建付けが悪くなった。
    A 現状を確認。2年目点検では「ラッチ受けの金物がドアよりも3mm高い位置に取り付けてあった」記録(お客様カルテから抜粋)がありました。当時はメーカーの製品ミスということでその後のフォローで対処・改善されています。
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    まずは扉が上下に動く丁番をドライバーで回しながら、右手の指先感覚で上がり具合を確認しながら、扉を少し上げました。
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    次に奥行き(傾き)を動かせる丁番を調整して現状を改善。お客様にも改善された様子を見て頂きました。
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  • 【床のキシミ対策跡】2011年10月18日(火)お家の点検5年目(富山市S邸)

    Q 以前、床のキシミを直してもらったが、現在はめくれてむき出しになってきた。
    A 現状を確認。当時は「床のキシミ現象を2階なので床上から細い釘を打ち込んで改善した」という記録(お客様カルテから抜粋)があります。
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    後日、めくれた箇所やその周囲の補修跡も目立たないように補修する事をお約束。
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