点検ブログ

  • 【お家のアフターへの費用負担】10月18日(月) 定期点検5年目(富山市S邸)

    お家の定期点検を終了し、点検スタッフによる有償と無償との判断で、「有償」という結論になると、「だったら、なるべく自分でやる」と思われる方が多いと思われます。
    「DIYへの道」の次のステップでは「補修方法」や「補修材料はドコに売っているのか?」と詳しくご質問されるようですね。
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    宮本の左側に見えるのは、これまでの「アフター履歴(節約のため裏紙を使用・・・笑)」や前回の社内で回覧した定期点検の報告書です。
    内容をチラ見すると、色んな記事(文章と写真)が書いてあります。これを読み返すと、言葉だけの羅列と違って、その場の様子が想像できて、つい先日に点検に伺ったような気持ちにもなります。
    宮本はこれを「お客様カルテ」と呼んでいます。
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    これは、お客様に宮本がデジカメで撮った写真を見せている光景です。宮本が持っているデジカメは旧式であり、見える画面が小さいのが難点ですが・・・(汗)
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    でも、画像を見ながら説明すると、お客様はウンウン♪と頷いておられます。点検スタッフによって最後の報告スタイルは様々ですが、「お客様と一緒にメンテナンスを考える気持ち」は同じであると実感しています。

  • 10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)
    所要時間 11:01~12:19 曇り
    スタッフ 石丸、岩見、渡辺

    【T邸の紹介】
    2年目点検から3年が経ち、ご家族がおひとり増えていました。
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    前回の点検でも増築をご検討。私たちスタッフにとって、ご相談されることはこの上も無い喜びです。

    室内でのダイニングテーブルは和風で、床に座ってのスタイル☆☆ご飯を食べた後に寝そべれる室内環境がステキ・・・と感激してしまう私なのでした(汗)
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  • 【雨水枡】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    点検を実施。屋根に設置してある樋から流れてくる雨水が一時的に溜まる仕組みを説明。
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    カバーの上に石が置いてありました。不思議に思って理由をお聞きすると、風で飛んでしまったことが何回かあったそうです。周囲の環境(風の吹き込む角度や風速)が原因だと思われます。
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  • 【汚水枡】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    蓋を開けて点検を実施。
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    お客様にも中の状態を確認して頂きました。白く見えるのは、キッチンの排水口から流れ出た油脂が白く固まった状態です。ホースの水流で洗い流して頂くようお願いしました。
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    お家からの排水の通る箇所や各排水が合流する箇所、中間地点等に点検枡が設置してあります。間取りで排水が出る場所を考えてみると、「キッチンやお風呂、トイレ、洗面脱衣室、洗濯機」等々ですね。

  • 【ユニットバス】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 床が黒く汚れてきている。床材だけを交換することは可能か?お客様は日頃から強い洗剤でお掃除されているご様子。
    A 現状を確認。汚れを落とすために強い洗剤を多用すると、床材の表面コートが剥がれてくることもあるそうです。ユニットバスは組み立てによってセット搬入されます。床材だけの部分的な交換はできないようですね。
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    ちょっとネットで調べてみると、「お酢」を使って磨く方法が載っていました。それでも落ちない場合はキッチンペーパーにお酢を含ませた物を、1時間程度湿布してから磨くと良いそうです。
    あと、お酢の代わりに重曹やメラミンスポンジでも大丈夫なようですね。
    (参考/http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1019536485/ヤフー知恵袋)
    本ブログの過去の記事を探してみると、しつこいカビの落とし方で同様の方法をメンテナンス課の宮本が行なっているのを見つけました。
    また、黒い硬い汚れ(黒ずみ)は「石鹸カスと水道水のミネラル」が反応してできた金属石鹸という物質(アルカリ性)だそうです。

    ブログを書いていると、「あの時にはこのような説明(違う切り口で)をしていれば良かったのに・・・」等々、反省してしまう事も多々あります・・・(大汗)

    また、浴室内の換気について。湿気を逃がす時は換気扇だけを回すのではなく、窓を少し開ける等の工夫をお勧め。空気の流れが無い(空気の出口と入口)と室内の気圧が低下して、排水口からニオイが逆流することもありますので、ちょっとした注意も必要ですね。
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  • 【換気扇のお掃除】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 換気扇の掃除はどのようにすれば良いのか?
    A 現状を確認。遠目から見ると、キレイな状態でした。話を伺うと、表面の拭き掃除だけされているご様子。表面のカバーは簡単に取り外せるので、外したその上から拭くことをお勧め。
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    また、日頃のお掃除を少しでも楽にする方法として、ホコリ取りシートを貼ることも良い案ですね。

  • 【便器の可動部分】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 便器の座る部分等を動かして掃除したいのだが、どうすれば良いのか?
    A 現状を確認。
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    便器の奥のほうにあって分かりにくい(手探りになる)のですが、調整ネジを回すことで動かすことが可能です。
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    お客様の質問に対して反射的に答えが出てきた石丸。後でこっそり理由を聞いてみると、以前にも同じ質問があったそうです。(その時はメーカーの方に聞いていました)

  • 【床下点検】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    点検を実施。お客様も興味深く床下の様子を覗いておられました。
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    お客様宅の床下点検口は和室の畳の下にあります。点検口のカバーは木目で揃えているのですが、閉めようとすると必ず迷ってしまいます(4分の1の確率ですが・・・)。そこで、次の点検のために赤で目印を書きました。
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    この目印で、次回の点検は大丈夫ですね♪
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  • 【床の変色】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    Q 床の変色を防ぐ方法はあるのか?
    A 現状を確認。サッシ側から数センチの部分が太陽の紫外線の影響で、色合いが薄くなっていました。
    対策としては、紫外線カットのカーテンに変えたり、ガラスにフィルムを貼ったり等々、様々な方法があるそうですね。
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    カーテンの繊維素材によっても紫外線による影響は色々あるようです。
    綿やウール、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、アクリル(糸)、ポリプロピレン等があり、生地がボロボロになる脆化(ぜいか)、変色、色あせがあるそうですね。ふと、自分の家のカーテンと現象を重ねてみたりもしました(汗)
    (カーテンの寿命/http://info.toli.co.jp/faq/curtain/select/000047.html/東リ)

  • 【建てる工程は得意分野、だったらメンテナンス分野はどうなの?】10月13日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    以前、このタイトルと似た質問を点検現場でお客様から投げかけられました。
    「建築に関する説明は聞いたけど、メンテナンスに関する説明は聞いていない」と。
    元来、建築業は第2次産業という製造業に分類されています。「建てる専門家」であり、お客様が住まわれた後のフォローは二の次というイメージが昔は強かったと思います。
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    それがここ数年の間で、特異な問題が発覚・発生し、マスコミに大々的に取り上げられました。対抗処置として様々な法律が改正されて、アフターフォローとしての瑕疵保証や長期優良等々・・・。
    様々なニーズにお応えすべく、建築の作業標準も変化・進化してきている今日この頃。
    こうやって、お家の定期点検を実施し、「お客様と工事担当者」だけでなく、様々な分野のスタッフが現場へ同行・立会いする事で、客観的にお客様の生の声や弊社スタッフの姿勢を見ることができました。

    本ブログを書き始め、数多くの記事を綴っていくと、いくつか感じることがありました。住まわれた後に起こり得る現象にはある種の傾向があること。周辺環境(立地条件)、室内環境(生活スタイル)、使い勝手や頻度、お客様自身の予備知識とDIY意識、等々。

    メンテナンスに関する知識・説明の大切さ。特に5年目点検の現場では、1~2年目点検と違って「どうすれば長持ちするの?どんな感じでお掃除すれば良いの?」という声が多く聞かれます。
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    サービス業化しつつある建築業界。フロント(お客様を最初に接客する受付)では、元気な声で挨拶を励行していますが、お客様宅でのフォローがますます重要になってきているのを私たちスタッフも実感しています。
    点検現場での質問への対応は勿論ですが、これまでの「お客様の声」を参考にしながら、弊社も「Q&A」という形で事例が綴られていくことで日々成長しているような気がします。
    少しでも多くの方に本ブログを通じて、今住んでおられるお家のメンテナンスの参考にして頂ければと願っています。