点検ブログ

  • 【外に洗濯物を干さないで室内干しだけだと結露が発生することも・・】2015年6月24日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    生活スタイル(室内干し)等によって結露が発生する事例が多いのですが、お客様宅では外部に物干しセットが無く、主に洗面脱衣室内で干しているご様子。外で干すのと違って室内で洗濯物が干せるということは水分が空気中に移動するだけなので、その水分を換気か除湿することが必要になります。

    また、家族構成等によっても洗濯物の量が違ってくるので、ご家族ごとの都合もあると思われます。

    [洗面脱衣室]

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  • 【浴室の換気は十分ですか?】2015年6月24日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    普段から気を付けていても浴室のカビ発生は抑えにくいもの。カビの発生要因は温度や湿度、栄養分の3つとなっています。その中で1つの条件を取り除くことでカビの発生を少しでも抑制できるようなので、温度では最後にお風呂に入ったひとが水をまくこと、湿度では水気を拭き取りすることが必要になります。特にコーキングしてある端っこは丁寧に水分を拭き取ったほうが良いそうです。

    [浴室]

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    換気について。一般的に「窓を開ければ良い」と言われていますが、窓を開けると雑菌が入るという話もあります。また、天候によって「窓を開けるべきか?」と判断する必要もあり、雨天時は外気の湿度が高いのでも窓を開けないほうが妥当になります。

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    カビによっては氷点下でも発生する種類もいるので、冷水が効果的でもないとも考えられます。窓を閉めて換気扇で空気の入れ替え・換気する場合は入口扉の下にスリット(隙間)があるので、室内の乾燥した空気を浴室内に送り込むこともできます。

  • 【サッシのレール穴の役割について】2015年6月24日(水)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    サッシのレールに開いている規則的な穴。この穴はレールに水が溜まった場合の排水用の穴になっています。複数の小さな穴が開いているのは排水しやすくする為の「空気穴」も兼ねているようですが、この穴が風の強い地域(大沢野など)になると砂ぼこりの進入口となっているので注意が必要です。更に手前側にもうひとつの水抜き穴があります。

    [LDK/南側]

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  • 【T邸の紹介/住宅メーカー・工務店とお客様は家つながり?それとも人つながり?】2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    所要時間 9:47~11:19 曇り後雨

    スタッフ 前根、渡辺

     

    【T邸の紹介/住宅メーカー・工務店とお客様は家つながり?それとも人つながり?】

    新築後10年が経ちました。外壁は自然環境等によって経年劣化が目立ってきますが、内観は住まわれるほど、年月の経過とともに愛着が沸いてくると思います。

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    私たち点検スタッフはお客様と10年の間で1年目、2年目、5年目、10年目という4回しかお会いできないのですが、訪問検査を通じて感じることは、弊社・中田工務店いや点検スタッフとのツナガリを大事にされていること。ご夫婦揃ってお家に関することを質問したり、10年住んでの感想を話したりする姿を見ていると、お客様と弊社スタッフが一緒になってメンテナンスを考えていく雰囲気が感じられてとても嬉しくなります。

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    床は無垢材で姫ツバキ仕様。和室は斬新なデザイン。10年経った今でも良い物はいつまで経っても良いですよね。

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  • 【点検枡】2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の点検を実施。特に異常はありません。

    [建物後面/西側]

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    [汚水枡]

    汚水枡の点検を実施。白い油脂等が多く溜まっている状態でした。

    [建物後面/西側/キッチン]

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    お客様にも現状を見て頂き、白い油脂等が溜まってくる仕組みを紹介。

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    お客様にもお手入れに参加して頂き、配管にこびり付いた油脂等を取り除く為に園芸用ポールを奥から持ってこられました。ホースの水流・水圧だけでは落ちにくいのでポールを併用して擦って落とします。

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    [洗浄前]         [洗浄後]

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  • 【障子戸が堅すぎて外せない】2015年6月19日(火)お家の点検10年目(富山市婦中町T邸)

    Q 障子戸が開閉時に引っ掛かる。以前に無理やりに戸を外したせいか桟にキズがついた。手前側の扉が開けにくいから、障子の貼り替えが非常に難しい。

    [和室]

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    そこで扉を無理にでも外して底部に補正を試みようとしましたが、他の3枚の引き違い戸にも支障があったので、今回は併せて建具屋さんに依頼することになりました。

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    前回の5年目点検では開閉の引っ掛かりがあって当時は「様子見」にしていましたが、今回はリビング側の扉が開く途中で止まってしまう状態。LDKと和室の間の湿度差などで扉や敷居・鴨居等が反っているものと思われます。

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