点検ブログ

  • 【結露跡の様子】2014年8月6日(水)お家の点検10年目(富山市S邸)

    5年目点検では「うっすらと結露するが、いつもタオルで拭いている」とのことでお客様ご自身による拭き掃除が習慣化しているご様子でした。木製サッシなのですが、10年経過した今でもキレイな木目の状態を保っていました。
    [LDK/南側]      [LDK/東側]
    07_TS10_結露_01 07_TS10_結露_02

  • 【床下点検/水漏れ発見】2014年8月6日(水)お家の点検10年目(富山市S邸)

    床下点検をすべく点検口の蓋を取ろうとしましたが、周囲の無垢の床材が湿度等の影響で膨張しているせいか、ドライバーやハンマーでこじ開けようにも開きません。開かないからと言って床下点検をしない訳にもいかないので、枠材に多少のキズが残ることを事前に了承を頂き、やっとのことで開きました。
    08_TS10_床下点検_01 08_TS10_床下点検_02 08_TS10_床下点検_03

    食洗機からの排水管が何らかの拍子にずれてしまったのか、排水が床下に漏れているのを発見。
    08_TS10_床下点検_04 08_TS10_床下点検_05

    応急処置として排水管をテーピングして下から配管を支える為のブロックを床下に持ち込みました。今回は応急処置ではありましたが、対処した跡の状態をデジカメ画像でお客様に説明しました。
    08_TS10_床下点検_06 08_TS10_床下点検_07 08_TS10_床下点検_08

  • 【地場の工務店の心構え?心意気?】2014年8月6日(水)お家の点検10年目(富山市S邸)

    大手住宅メーカーとは違う、地場の工務店としての進むべき道を点検スタッフなりに考えることがあります。考え始めたのは今から5年前で今のような10年目点検が始まる前でした。当時は1年目や2年目、5年目点検が順繰りに回ってきますので、数の多さに圧倒されて実際に定期点検(訪問検査)を実施して、その後のフォローも完了させることができるのか・・・という心配事がありました。
    09_TS10_地場の工務店_01 09_TS10_地場の工務店_02

    あれから5年の歳月が流れて10年目点検がスタート。その他のアフター現場へはスタッフが各個に対応しているのですが、会社挙げての10年目点検と言う公式の訪問検査は初めてだったので、かなりの緊張感を持ってスタートしました。
    09_TS10_地場の工務店_03 09_TS10_地場の工務店_04

    おかげさまで10年目点検が順調に進み、その後のフォローもシッカリとなされています。お客様と一緒になってメンテナンスを考える弊社・中田工務店の10年目点検。15年点検の実施は現在のところ、まだ正式には決まっていませんが、今もこれからも地元に根付いている工務店でありたいと、点検スタッフのひとりとしていつも考えています。

  • 【I邸の紹介】2014年7月31日(木)お家の点検10年目(高岡市福岡町I邸)

    2014年7月31日(木)お家の点検10年目(高岡市福岡町I邸)
    所要時間 9:56~11:57 晴れ
    スタッフ 横窪、渡辺

    【I邸の紹介】
    観葉植物などの園芸が趣味のお客様。お客様宅ではLDKの横・南側にサンルームを増設、数多くの緑が立体的に所狭しに並べられていました。
    [LDK/南側]
    01_AI10_紹介_01 01_AI10_紹介_02

    お客様宅は玄関ドアから玄関框までの間に数メートルの「間」があります。玄関ドアを開けて何歩か進んで暖簾(のれん)をくぐると「和」の落ち着いた玄関ホールになっています。以前に弊社の広報誌にも取り上げられて大好評だったのを覚えています。
    01_AI10_紹介_03 01_AI10_紹介_04 01_AI10_紹介_05
    10年という歳月は経過していますが、新築当時の雰囲気はそのまま、時間差を感じさせないのはデザイン住宅だから・・・という意味なのでしょうか。

  • 【点検枡】2014年7月31日(木)お家の点検10年目(高岡市福岡町I邸)

    [雨水枡]
    雨水枡の点検を実施。雨樋から雨水と一緒に流れてくる泥等の堆積・沈みは少ないようでした。
    [建物左面/東側]
    02_AI10_点検枡_01 02_AI10_点検枡_02

    特に異常はありません。
    [建物右面/西側]
    02_AI10_点検枡_03 02_AI10_点検枡_04

    [汚水枡]
    点検を実施。
    [建物前面/北側/浴室]
    02_AI10_点検枡_05 02_AI10_点検枡_06

    家族構成によってなのか油脂等の溜まりは少なかったようです。
    [建物前面/北側/キッチン]
    02_AI10_点検枡_07 02_AI10_点検枡_08

  • 【引き戸の引っ掛かり】2014年7月31日(木)お家の点検10年目(高岡市福岡町I邸)

    Q 引き戸の開閉時に引っ掛かりがある。縦てりが合っていないからなのか?
    [LDK]
    04_AI10_引き戸_01 04_AI10_引き戸_02

    現状を確認。この引き戸はお客様宅の和室にある襖戸と違って傾き等を補正できる建具となっています。具体的には扉の側面の下側に引き戸の台車で「上下左右を調整できるネジ」があって、木部が湿度変化等によって伸縮する起こり得る現象に対してドライバーで手軽に補正できる仕組みになっています。
    04_AI10_引き戸_03 04_AI10_引き戸_04 04_AI10_引き戸_05

    また、扉の桟(上部)には引き戸の閉まる強さ・衝撃(ブレーキング)を和らげるソフトクローザーが付いているので、段階的に閉まり方を調整できる仕組みも併せて紹介。お客様ご自身でもDIYで補正できることを知って頂く形になりました。
    04_AI10_引き戸_06 04_AI10_引き戸_07 04_AI10_引き戸_08

  • 【折れ戸の開閉】2014年7月31日(木)お家の点検10年目(高岡市福岡町I邸)

    Q 収納庫の開閉時に扉(折れ戸)の動きが固くなってきた。
    [階段下収納庫]
    05_AI10_折れ戸_01 05_AI10_折れ戸_02

    A キッチン横にある階段下収納は日常生活の中で保管庫としてよく開閉する箇所のひとつ。折れ戸の金物(ピボット)とレールとの摩擦が大きくなるとスムーズに開けにくくなることがあります。今回は潤滑油(CRC)を持参していなかったので、ホームセンター等での購入と吹き付けを紹介しました。
    05_AI10_折れ戸_03 05_AI10_折れ戸_04

    レールやピボットにはホコリ等のゴミの詰まりは特にありませんでした。
    05_AI10_折れ戸_05 05_AI10_折れ戸_06

  • 【床材の変色等】2014年7月31日(木)お家の点検10年目(高岡市福岡町I邸)

    足拭きマットをずらしてみると床材同士の間が少し黒く変色している状態。敷きっ放しの場合、湯上がり後の足拭きマットに含まれている水分が床材同士の間に浸透して黒く変色させている他の点検現場での事例を紹介。使わない時は立て掛ける等でマットを乾かして頂くよう助言。
    [洗面脱衣室]
    06_AI10_床材の変色_01 06_AI10_床材の変色_02

  • 【水道水のカルキの落とし方】2014年7月31日(木)お家の点検10年目(高岡市福岡町I邸)

    Q 水道水のカルキが浴室の床や棚に残っており、なかなか汚れが落ちない。
    [浴室]
    07_AI10_水道水のカルキ_01 07_AI10_水道水のカルキ_02

    現状を確認。カルキ(塩化石灰)と思われる白い汚れがかなり目立っていました。最初の頃はタワシで擦っておられたようですが、UBの床材が削れてしまう心配もあってか、その後は根気よくタオルやスポンジ等の表面が柔らかいもので擦っておられるご様子。
    07_AI10_水道水のカルキ_03 07_AI10_水道水のカルキ_04

    点検現場では湯沸しポットの機能にもあるのですが、「クエン酸が効く」程度しか答えられませんでした・・・ネットで検索してみると・・・
    [参考/ヤフー知恵袋/http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1076010165]
    カルキ汚れ・・・ 水道水のミネラル分が固まって、石鹸カスと反応して取れにくくなった物。
    落とし方 ・・・ カルキはアルカリ性なのでクエン酸(安全性を重視)が効果的。軽い汚れの場合、
    レモンや酢でも良い。お湯で濡らしたアクリルたわしや固めのスポンジを使用。
    しつこい時はクエン酸に熱いお湯を少量加え水っぽいシャーベット状にして、
    ペーパータオルにたっぷりと浸して汚れに貼りつけ(2~3時間湿布)
    湯垢   ・・・ 石鹸カス+皮脂
    落とし方 ・・・ 湯垢は酸性の汚れであり、石鹸や重曹をアクリルたわしやスポンジに付けて擦る。