点検ブログ

  • 【床鳴り】2012年4月14日(土)お家の点検5年目(富山市H邸)

    Q キッチンとリビングの間ぐらいに床鳴りがある。
    A 現状を確認。床鳴りの音から判断すると、床下の鋼製束が鳴っているような音でした。当日は床下点検口のある収納庫が空けて無かったので、後日、床下にもぐって床下点検と床鳴り現象の改善をすることをお約束。
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    これは少しキッチン寄りの場所で床鳴りがあったのを改善した跡。以前にも床鳴り現象があって、床下にもぐってみたのですが、その場所には鋼製束が無く、構造の関係で根太が横に入っていて、床下からの改善が難しい箇所だったそうです。
    よく見ると、床鳴り対策で床上から細い釘が打ち込んでありました。写真ではホクロのように見える?のですが、撮り方が上手じゃなかった(デジカメの性質上、近距離でのピントが合わせられなかった?)ので・・・ごめんなさい!
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  • 【クロスの隙間・亀裂】2012年4月14日(土)お家の点検5年目(富山市H邸)

    Q クロスにヒビ割れ箇所があった。
    A 現状を確認。下地ボードのつなぎ目(ジョイント部分)で発生したクロスのヒビ割れとなります。特に構造上の問題は無く、隙間風も入ってくる心配はありませんが、見た目が気になります。
    後日、目立たないようにコークボンドを充填することをお約束。
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    [室内から見た様子]    [室外・2階ホールから見た様子]
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  • 【住宅エコポイント/内窓/結露】2012年4月14日(土)お家の点検5年目(富山市H邸)

    結露跡を調査。お客様宅には「内窓」が取り付けられています。住宅エコポイントが設置のキッカケだったそうですね。
    [和室/東側]
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    [和室/南側]
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    [リビング/南側]
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    リビングには蓄暖が設置されています。和室とリビングは隣り合わせ。この仕切り扉は日常的に閉めておられるご様子。お客様ご家族の主な生活の場所はリビング・ダイニングキッチン。扉を開けた際にリビング内の暖かくて湿った空気が和室へと流れ、その暖気が冷やされることで結露が発生するものと思われます。天気図の解説みたいな感じですね。
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    寝室は、寝ている間の呼吸により体内から放出される水蒸気と室温の低下で結露が発生しやすい環境。
    内窓を設置することで室内温度も一定に保たれて、結露の発生を防いでくれます。
    [寝室/南側]
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  • 【太陽光発電/売電】2012年4月14日(土)お家の点検5年目(富山市H邸)

    お客様宅の屋根は南向きの片流れの形状です。そこで、太陽光発電の恩恵を受けられる事例を紹介。
    南向きのリビングからお隣のお家を見て「影にならない?」との質問がありました。太陽光の差す角度から考えると、隣近所の建物の高さでリビングへの光の差し込み方が影響(窓から見れば影に見えても)を受けますが、屋根の場合、南側によっぽど高い建物が無い限り、大丈夫だと思われます。
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    売電について。弊社の太陽光発電の趣旨は「お家での毎月の使用電力を補充・まかなうのは勿論ですが、毎月の支払である住宅ローンの一部補填も可能」となっています。(平日昼間の生活スタイルにも関係してきます)
    また電力会社とのご契約で売電価格が高いうちに導入すれば、向こう10年間は売電価格が保証されるそうですね。太陽光で発電した電気は直接使えないので、この電気を変換する装置(インバーター)を取り付けますが、これは消耗品(約10年で交換)となります。
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  • 【今後のアフターメンテナンス・経年変化について】2012年4月14日(土)お家の点検5年目(富山市H邸)

    太陽の紫外線等の影響によって、外壁材の塗膜や外壁材同士の間のコーキング(弾力性のある)が次第に劣化・硬化してくると、防水効果が次第に失われてきます。そして徐々に基材も傷んできてしまい、補修費用がさらに大きくなる事例を紹介。
    [外壁の再塗装やコーキングの打ち直し]
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    屋根材も同様で、基材の表面に防水塗膜が施してある仕様を紹介。10年目点検で現状を再確認し、一般的には15年前後を目安に改装計画を考えて頂くようお願いしました。
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    お家の外装は防水塗膜で保たれているので、長く快適な住まい実現には定期的な防水塗装の塗り替えが必要となります。
    また、外壁や屋根の工事にあたっては高所作業になり「足場工事」が必要となりますので、経済性を考えると同時期に行なったほうが良いと思われます。

  • 【K邸の紹介】2012年4月7日(土)お家の点検5年目(富山市K邸)

    2012年4月7日(土)お家の点検5年目(富山市K邸)
    所要時間 14:08~15:03 曇り
    スタッフ 大矢、橋爪、渡辺

    【K邸の紹介】
    ちょっとアンティークな玄関仕様☆
    海外の有名な遺跡等をモチーフしたような、思わず・・スゴイ!!と声が出てしまったほどです。
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    お家のコーナー部分には人工石が貼り合わせてあって、さらにステキ度アップ☆☆
    外から見えないようにするサッシのフィルムは緑の葉っぱをイメージしています。これもお客様の感性でしょうか?それとも弊社の設計スタッフの提案だったのでしょうか?
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    いずれにしても、お客様と設計スタッフのコラボは年月が経っても、今もなお光り輝いています。

  • 【点検枡】2012年4月7日(土)お家の点検5年目(富山市K邸)

    [雨水枡]
    点検を実施。枡底の泥の溜まりはあまり無かったのですが、井戸水の影響なのか、赤サビに似た跡が周囲に残っていました。
    [南東側]
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    [汚水枡]
    全ての汚水枡の蓋をドライバーで開けて点検を実施。油脂等の溜まりが少しありましたが、特に問題はありません。
    [南西側]
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  • 【井戸水の赤い水】2012年4月7日(土)お家の点検5年目(富山市K邸)

    玄関前や駐車スペースの表面が赤サビに似た色で変化していました。このような事例を実際に見たのは初めてでしたが、海岸沿いの融雪道路ではよくある光景だとか・・・。井戸水を使った融雪(ホースに穴を開けたような簡易的なもの)に関係があったものと思われます。
    点検現場では詳しい原因が分からなかったのですが、気になったので少し検索してみました。
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    ※ 鉄バクテリアによる赤水
    鉄バクテリアというのは「鉄を酸化して自分の体にくっつける」という性質を持っているそうです。
    だったら何の為に酸化してるの?と疑問。この酸化した時に出るわずかなエネルギーを使って生活しているとのこと。このバクテリアが井戸の中で繁殖して、その固まり(コロニー)が井戸水とともに揚水されて、これが塩素消毒によって酸化され真っ赤になり、赤サビそっくりになるようですね。
    (参考/「赤い水」を知っているか/http://www.suga-kogyo.co.jp/f9n72viw/iro_aka.html)
    鉄バクテリアは人畜無害のようで、安心しました。

    さらに調べて見ると・・・
    鉄イオンやマンガンイオンが多く含まれる水は、俗に金気(かなけ)が多い水とされ、味覚に違和感があるようです。水道水源ではこれの除去手段として鉄バクテリアの活用が着目されているそうです。
    (参考/ウィキペディア)