お家の東側の基礎部分にヒビ割れを発見。厚さが数ミリの基礎表面に施してある化粧モルタルであり、構造上(基礎本体)には全く影響がない事をご報告。
目立たないように補修用のハイモルタルを上からなぞる方法もあるのですが、逆に補修した跡が目立つこともあります。お客様と協議の結果、現状維持になりました。
(参考/2008年8月25日富山市I邸2年目点検、モルタルのヒビ)
玄関ドアを全開にすると外壁に取っ手が当たってしまう状態を確認。
外壁や取っ手(メッキ部分)の一部が剥がれていました。後日、キズ防止の為にドアストッパーを取り付ける事をお約束。
2月26日の施工の様子。まずはドリルにテープを巻いています。これは、ストッパーの寸法通りの深さにしないと固定できないので、目安となるようにしています。
スケールでドアの軌道等を測り、施工場所を鉛筆で目印。タイルに穴を開けると割れてしまうので、目地にポイントを当てています。
穴の中に溜まっているモルタルのクズをスポイト状の器具で空気を送り込んで外へ排出させます。
点検を実施。特に異常はありませんでした。お客様宅は基礎パッキン工法。床下ではクモの巣が張っていました。床下の通気を確保するパッキンの穴からの侵入と思われます。お家の周辺には畑等があり、小さな虫が入りやすい環境となっています。
ここで、シロアリ保証について。保証は5年で切れますが、継続して保証を受ける場合には、専門業者による点検を経て、5年間の延長となります。
(参考/2008年9月20日富山市M邸5年目点検、床下点検)
Q ゴキブリの駆除はあるのか?
A シロアリも分類学上はゴキブリに近いのですが、生態系が異なっています。シロアリの場合は、建物に重大な影響を及ぼす危険性があり、駆除を行いますが、ゴキブリは衛生上の問題です。
ゴキブリ駆除では飲食店の場合だと専門業者に依頼することもあると思いますが、ある程度の費用もかかります。お客様と協議の結果、市販されている駆除剤を購入されたほうが安価で良いとのことになりました。
お客様の念願だった薪ストーブ。燃料となる薪は、お客様ご自身で買いに行ったり、取り寄せしたりされているそうですね。
「薪ストーブ」から連想するのは「揺れる炎を見ながら、ロッキングチェア(揺れる椅子)でユラリユラリと編み物や家族が楽しく団らん」や「ワンちゃんと子供さんのお昼寝」等が連想されますね。
ちょっと西洋かぶれみたいですが・・・(汗)
遠赤外線や輻射熱が体の芯まであっためてくれそう。
薪ストーブは本体の中で薪が燃焼するので、室内に水蒸気が発生しない(結露の心配が不要)特徴がありますが、蓄熱式電気暖房機(蓄暖)同様、空気が乾燥(過乾燥?)するので、ご家族の健康を考えると適度な加湿が必要となります。
また、床材(無垢材)等を事前に選ばれる際には、隙間や反りが発生する事もありますので、注意して下さいね。