点検ブログ

  • 【小屋裏点検】10月18日(土) 定期点検5年目(富山市I邸)

    小屋裏点検を実施。断熱材を押しのけて「いざ出陣!!」
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    断熱材がしっかりと敷き詰められており、特に異常はありませんでした。
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    御幣(ごへい)を発見。
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    どうして御幣には「オカメ」が付いているの?
    私個人の思い込みで、ヒョットコとオカメは祭事の象徴で、上棟式は祭事だからオカメがついた御幣なんだと単純に思っていました。

    ちょっと調べてみると、美談が見つかりました。
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    [オカメの物語](ウィキペディアより抜粋)
    鎌倉時代初期のお話。大報恩寺の本堂(千本釈迦堂)を造営する際に、大工の棟梁であった高次が「代わりのない柱」の寸法を切り誤って困っていました。これを見た妻の「オカメ」が「枡組みを用いたら?」とアドバイスして、無事に竣工させる事が出来ました。オカメは「女の提案で高次が大任を果たしたと知れては・・・」と上棟式を待たずに自害。
    高次は妻の冥福を祈り、オカメ塚を建て、オカメの名にちなんだ福面を付けた扇御幣を飾りました。
    その後、大工の信仰を得るようになり、上棟式にはお多福の面を付けた御幣が飾られているそうです。

  • 【床下点検】10月18日(土) 定期点検5年目(富山市I邸)

    床下点検です。お客様宅の場合は、和室の畳を外して点検口から入るのですが、砂田(最近の幸せ太りが心配)が無事に入れるのかどうか?心配でした(笑)。「行きはヨイヨイ、帰りは怖い~♪」
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    床下の鋼製束(柱を支える)を今後の床鳴りに備えて増し締めしました。特に異常はありませんでした。
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    床下での任務を無事に終えて、戻ってきました。
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    床下で使う工具や道具です。モンキーレンチと充電式電灯、そして床下用ボード(車輪付き)です。
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    なぜか、ボールペンが床下に落ちていました(笑)

    よくよく思い出すと、以前に砂田が床下に入ったことがありました。たぶん、忘れ物ですね(笑)

  • 【破風(はふ)板(※1)の塗装】10月18日(土) 定期点検5年目(富山市I邸)

    破風板の塗装が年月の経過による経年変化(自然環境等による劣化)で剥がれてきていました。
    お客様は「冬に塗装をする」と言っておられました。それは、「養生しなくても良いし、落ちても下に雪があるので、危険ではない。」と・・・
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    一時は、弊社にて塗装工事を承りましたが、結局、「自分の家は自分で!」と、お客様がご自身で施工されることになり、塗料は「耐久性」に優れた物を選んで頂くようにお願いしました。

    ※1 破風板とは、建築物への雨の吹き込みを防ぐものです。素材が木の場合は、表面の塗装が劣化すると水分を吸収して腐食の原因にもなりますので、既存の塗装を剥がして、再塗装し表面に塗膜を作ることが必要と思われます。
    塗装材には合成樹脂ペイントやウレタン樹脂、シリコン樹脂塗料があるそうで、耐久年数や塗装面積等によって、価格帯も違うようですね。

  • 【雨垂れ】10月16日(木) 定期点検5年目(射水市N邸)

    同じく、右面のサッシ廻りからの雨垂れの様子です。お家には雨水に含まれる排気ガスの汚れ成分等で一般的な外壁の凸部分からの雨垂れはつきものですが、日陰の場合、太陽光(紫外線)の影響が少ないせいか、サッシ廻りのコーキングの経年変化(劣化)は小さいようですね。
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  • 【外壁塗装のヒビ割れ】10月16日(木) 定期点検5年目(射水市N邸)

    外壁のジョイント部分に塗装のヒビ割れを発見。これは、紫外線等の影響による、塗装部分の下地にあるコーキングが経年変化(劣化等)で切れてきた為に起こった現象と思われます。
    一般のお家は四方が壁に囲まれ、太陽の紫外線が当たります。特に西面や南面がその影響を受けやすいようで、その分、劣化が早く進行していくものと思われます。
    外壁の機能(漏水)は心配ないのですが、見た目が気になる箇所でもあります。
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  • 【ドアストッパー】10月16日(木) 定期点検5年目(射水市N邸)

    お客様宅はお店も経営されておられる、店舗併用住宅となっており、玄関が2つありました。
    ご家族の方が出入りされる玄関ドアにはドアストッパーが無かったので、DIYで取り付けられたそうです。
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    見事です☆

    お店の玄関ドアの場合、お客様によっては強く開けられる方もいらっしゃるとのこと。ご主人がDIYで取り付けられたそうです。
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    ですが、すぐに磨耗してしまうようで、半分壊れた状態でした。
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    何とかして欲しいとご主人のご要望もあり、後日、弊社のスタッフで取り付ける事をお約束。

  • 【トイレの床】10月16日(木) 定期点検5年目(射水市N邸)

    トイレの床材は、単層フローリングで無垢の木製です。床と便器底部との間のコーキングや床等の調査をする為に、敷いてあったマットをずらして点検。
    木製の場合は、定期的なメンテナンスが必要な箇所。でもここは奥様の守備範囲。きれいにワックス掛けが施されてありました。
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    Q 便器が結露するのは知っておられますか?
    A 結露って冬じゃないの??
    やっぱり、結露は「冬だけ」っていう感覚があるみたいですね。梅雨から夏場にかけても、結露が発生(場所にもよる)しやすい時期とお答えすると、驚かれていました。
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    特に北陸地方は梅雨から夏は湿度が高く、気温も高い(高温多湿)時期。便器は常に冷たいので、結露が起こりやすくなります。拭き掃除等を疎かにすると便器の表面に付いた結露水が底部に溜まり、境目のコーキングが切れてくると、次第に床に浸食して黒ずむ原因にもなりますので、注意が必要ですね。