大沢野の山のほうから風(南風)が非常に強いせいか、いつも砂埃が舞っているそうです。基礎表面には黄色い砂が付着し、サッシのレールには砂が溜まっている状態となっていました。
[建物後面/南側]
レールの部分です。窓の正面になる南側には数ヶ月前に隣家が新築されたので風当たりが少し弱くなったそうです。
お客様宅の建築当時は砂が舞っている影響でシーリング剤の表面に砂が付着し、色が少し黄色くなっています。シーリング剤の性能には問題は無いと思います。
[建物後面/南側]
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ/良かったところ]
階段やダイニング照明、キッチンがステキと言われた(照)階段室という仕切られた空間ではなく、オープンなスケルトン階段のような仕様がお気に入りのようです。
[和気あいあい] [階段]
[コンセントの位置]
和室のTVコンセントを扉の近くではなく、窓の近くの奥のほう(外壁側)にすれば良かった。実際に生活してみて分かること。プラン当初は和室の扉の近くにテレビを置く予定だったそうですが、和室の引き戸を開けた時にLDKのテレビと距離が近いと違和感があるのかもしれませんね。
[和室/LDK側] [LDK]
「モノの良し悪しは買った・建てた後に考える」ということ。お客様はどの時点で「中田工務店で建てた感想(建てて良かった?)」を考えたり納得したりするのでしょうか・・?
お客様が「弊社・中田工務店を選んで良かった。中田工務店で建てて良かった」という好評は住み始めた頃(1年目点検ぐらい)よりも将来的に継続した定期点検を重ねる毎(2年目点検以降)に感じられるものと思います。
ご自身の選択は正しかったと末永く感じて頂けるよう、お客様とのツナガリを大切にしていきたいです。
2014年6月24日(火)お家の点検1年目(富山市婦中町M邸)
所要時間 16:55~18:15 晴れ
スタッフ 砂田、中田、中谷、渡辺
【M邸の紹介】
木のぬくもり。木部あらわしのお家仕様。デッキの再生材を除き、外部には無垢材が使われています。
内部の様子。屋根の形を上手に天井に反映させて無垢材を至る所に使われており、住まわれるご家族へ癒し効果バツグンです。完全な「木のお家」にすると、湿気の多い北陸の場合は腐蝕する傾向が強く、メンテナンスにも費用がかかるので、外部は内部と違って木部あらわしの範囲が限定されてきます。
本物の木を室内ではなく屋外に使うことは太陽の紫外線や風雨等の影響による経年劣化等を考えると、お手入れが必要になってくるので少し勇気がいることかもしれません。「木部表し」の経年劣化に対してお客様DIYで安価に抑えるか、費用をかけてでも専門業者に依頼するのか、定期点検というアフター現場を数多く体験していると、「ステキ♪」という直感的な感想よりも「どうやって現状を維持させようか?」という現実味のあることを考えてしまいます・・・(汗)