設備台・土間コンクリートの汚れ防止への配慮。室外機からの排水を逃がす経路なのですが、肝心の配管がつながっていない状態でした。後日、ダクトホースをつなげることとなります。
[建物右面/西側]
点検ブログ
-
-
【太陽光発電について】2014年6月23日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)
-
【N邸の紹介】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)
2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)
所要時間 12:51~14:28 曇り
スタッフ 前根、渡辺【N邸の紹介】
これは乱形石の石貼り施工。規則性がない石の配置ですが、それがオシャレな雰囲気を漂わせています。デザインとは不思議なものですね。
古びた雰囲気を醸し出すテラコッタ調のタイル。経年変化等が更に質感を増幅させてくれています。
新しくても古く感じる・見えるアンティークなデザイン。地中海沿岸にある家々のアプローチも同じような感じなのでしょうか。イメージが連想されるのが何とも不思議です。
外観そして内観もオシャレ仕様。
アンティークな照明や古木に似せた擬木(アンティークビーム)、レンガを貼り付けた飾り等々、室内がトータルコーディネートされているのを見ると、お客様のセンスや当時のプランナーの助言等が見事にコラボした10年経っても時代の流れを感じさせないセンスの良いデザイン空間だと思われます。
-
【スリムダクトの下がり】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)
-
【床材の色落ち】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)
-
【換気システムの運転停止】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)
-
【M邸の紹介】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)
2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)
所要時間 9:50~11:48 曇り
スタッフ 前根、渡辺【M邸の紹介】
南欧風な外観が周囲の目を引く塗り壁仕様のお家。
アーチ状のブリックタイルがオシャレ感をさらに演出しています。建築後10年が経過しているので外装の経年変化・劣化はありますが、それ以上の魅力・存在感がココにあります。手作り感のあるお家ならではの味わいなのかもしれませんね。
今回は10年目点検。ひと通りの点検が終わった後に記入する点検表には以前の5年目点検や2年目点検、1年目点検での現象等が時系列に書かれています。全ての点検結果が書かれている(あんなこと、こんなこと等々)とお客様にとっては非常に懐かしく感じられるのかもしれません。
お客様との談話。昔話に花が咲きます。
経年劣化等による現象が幾つかありましたが、今後のメンテナンス方法も併せて説明させて頂きました。
-
【玄関ドアが最後まで閉まらない】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)
玄関ドアの開閉テストを実施。閉まる勢いが弱くラッチが少し飛び出て完全に閉まらない状態。そこで、潤滑油(CRC)をラッチに吹き付けして摩擦を抑えてみましたが、あまり改善できませんでした。
次にドアクローザーを調整。数ミリ単位で何度か開閉テストをしてちょうど良い感じにしまるようになりました。お客様にも確認して頂き、お客様ご自身でも調整されておられるご様子でした。
Q 以前にドアの表面の基材が剥がれて鉄板が見えてきた。木工用ボンドで接着したが・・・。
A 現状を確認。経年変化等で発生し得る現象であることを説明し、今後ともDIYで対処して頂くようお願いしました。ドアの塗装には「レクサンドール・チークオイル」を使っておられるご様子。
玄関ドアの耐候性。玄関は陽射しの強い南側ですが、玄関上の軒の出が長いことで雨が当たりにくく、紫外線等の影響も少なく、そして何よりも塗装を継続して実施されていることが「木」独特の風合いを保持できているものと思われます。
デリケートな鍵穴のお手入れについて。潤滑剤(粉末タイプの鍵穴スプレー)の使用をお勧め。5年目点検の頃は身近にある鉛筆の芯(黒鉛)を利用していましたが、効率がかなり悪かったのを覚えています。鍵穴の錆防止の為、濡れた状態での鍵の使用はできるだけ避けて、必ずタオル等で拭いてから鍵を使って頂くようお願いしました。
-
【床材の変色】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)
足拭きマットの使用後の状態をお聞きすると「濡れたまま放置」されているご様子。そこで、濡れたマットをそのまま置くと床材が変色することがあると助言。すでに床材同士の間が少し変色しており、お客様も私たち点検スタッフから言われることで改めて再認識されたご様子。
[洗面脱衣室]
Q 冬の結露が原因で床が腐蝕してきた。
A 現状を確認。サッシはアルミ製の複層ガラス、暖房設備はエアコンと石油ファンヒーター、洗濯物干しは2階ホールで除湿機を点けておられるご様子。
[LDK/南側]
5年目点検の頃の話では積雪で1/4が埋まることもあるそうです。厚手のカーテンを閉めると、室内の暖気と寒気の対流から外れてしまって、カーテンとサッシの間の空気が滞留して結露化しやすい環境になっていることも原因のひとつと思われます。現状を改善するには様々な方法があるのですが、根本的な解決にはそれなりの費用がかかりますので、一番手軽な方法として定期的にタオル等で拭くことをお願いしました。
-
【複層ガラスの内部結露】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)
Q 数年ほど前から窓が真っ白になってしまい部屋が暗くなった。
これは複層ガラス(ペアガラス)内部の結露現象となります。
[建物正面/南側/外側]
この内部結露は窓ガラスを両面から拭いても曇り症状が取れない、次第に曇り部分が大きくなってくることによって実感できる現象となります。「変かも?」と思った時、弊社保証書の保証期間内に問い合わせて頂ければ無償交換の対象になったのですが、そうでない場合は数万円のご負担となってしまいます。5年目点検の現場では「アレ?」と思ったときの早めのお問合せをお願いしています。
[建物正面/南側/内側]
サッシが納品・施工されて10年までがメーカー保証の対象期間。注文住宅の場合は、住まわれて約9年までが保証期間になると思われます。必ずしも起こり得る現象ではありませんが、「起こり得る現象を知っている」ことが大切になります。
[2階居室/北側/内側]