点検ブログ

  • 【シーリングの経年変化】2014年3月29日(土)お家の点検5年目(滑川市K邸)

    次第に白く劣化・硬化してきている状態を確認。劣化の主な原因は太陽の紫外線となります。劣化・硬化によってシーリングに小さなヒビ割れが発生することもありますが、そこに雨水が進入しても内部には防水シートが施されているので雨漏りの直接的な原因にはならないと思われます。他の点検現場でも新築後10~15年を目安に現状・将来を見据えて外壁の再塗装をご検討されるのが良いと事例を紹介しています。

    [建物正面/西側]

    04_HK05_シーリング_01 04_HK05_シーリング_02 04_HK05_シーリング_03

  • 【3枚引き戸の開閉時の引っ掛かり】2014年3月29日(土)お家の点検5年目(滑川市K邸)

    Q 引き戸が途中で引っ掛かる。

    [奥が仏間、手前がLDK]

    07_HK05_引き戸_01 07_HK05_引き戸_02

     

    A 現状を確認。扉の側面下に付いている調整ツマミ(台車の上下の高さ・左右の傾きを調整できる)をドライバーで回してみましたが、思うように現状を改善できませんでした。

    07_HK05_引き戸_03 07_HK05_引き戸_04

     

    そこで扉を外して上部の調整ツマミを回そうと試みましたが、「受け」となるビスとドライバーの先端の大きさがマッチしませんでした。

    07_HK05_引き戸_05 07_HK05_引き戸_06

     

    調整ツマミの穴が見えます。そこにドライバーを差し込んで左右に回すと白い車輪の台車が上下・左右に動いて微妙な調整ができる仕組みになっています。

    [扉の上部の様子]

    07_HK05_引き戸_07 07_HK05_引き戸_08

     

    そこで、サイズの小さなドライバーに取り替えました。ドライバーの柄の部分が手元に無かったので、ペンチで回してみましたがビクともせず・・・。力の伝達が悪いのでしょうか。次はインパクトに取り付けて器械の力で補正を試みました。

    07_HK05_引き戸_09 07_HK05_引き戸_10

     

    扉を外したり元に戻したり・・・。ネジや部材の調整を数回試してみました。扉の上部に取り付けてある「扉のブレ防止部材」が桟に引っ掛かっていて、これが引っ掛かりの原因でした。少し向きを補正して現状を改善しました。

    07_HK05_引き戸_11 07_HK05_引き戸_12

  • 【壁クロスへの圧力】2014年3月29日(土)お家の点検5年目(滑川市K邸)

    壁クロスに対して工具不要の突っ張り棒によるカンタン施工。階段と2階ホールの間に危険防止用のゲートが設置されています。ゲージの設置は工具が不要もあってか好きな場所に取り付けられるのがメリット。突っ張る力で両サイドの壁を押しながらバランスが保たれています。

    11_HK05_壁クロス_01 11_HK05_壁クロス_02

     

    他の点検現場ではキッチンと壁の間にゲージを取り付けされていました。何かの拍子(ぶつかった?)で壁クロスを突き破った事例がありましたので、起こり得る現象を紹介すること(知ること)で予防に努めていただくようお願いしました。

  • 【新築後に起こり得る事例・現象(結露)について】2014年3月29日(土)お家の点検5年目(滑川市K邸)

    運転時に水蒸気が発生しない、室内が非常に暖まる蓄暖(蓄熱式暖房機)。燃料は電気なのでクリーンな暖房ですし、オール電化住宅だと電気代のプランを上手に利用すれば節約にもなります。でも、室内が暖かくなるのと同時に過乾燥にもなるので、ご家族の健康・過ごしやすさを考えて加湿器を点けられるご家庭もあります。

    [蓄暖]          [加湿器]

    12_HK05_新築後の現象_01 12_HK05_新築後の現象_02

     

    サッシのゴム枠部分に発生した結露跡を拭かずに放置されていると、小さなカビが出てくることもあります。夜はプライバシーや断熱を目的として厚手のカーテンが引かれることでサッシとカーテンの間の温度が下がって(室内の空気の対流から遮断される)結露化するものと思われます。

    12_HK05_新築後の現象_03 12_HK05_新築後の現象_04

     

    また、結露が発生しやすい冬の時期は毎日の洗濯物を干す・乾かす場所にも困ってしまいます。さてと・・・ドコに干そうか?

    外に干せないのだったら、サンルーム・・・それとも、あったかいリビングが良いかも?とアレコレと悩みます。「洗濯物・衣類が干せる」ということは、実は室内に水分が移動しただけ。この水分を除湿(除湿機)や換気(空気の流れを作る/風通しをよくする・扇風機を使う場合も)をしないと結露の原因にもなってきます。でも、洗濯物を何とか乾かさないとイケナイ、明日に着る衣類が必要となった時に苦労します。

    12_HK05_新築後の現象_05 12_HK05_新築後の現象_06

     

    さて、5年目点検の話に戻ります。一般的なお客様宅では5年目点検の今でこそ体感・経験され、起こり得る現象や経年変化等を理解されるようになりましたが、それまでは疑問も多かったと思われます。

    12_HK05_新築後の現象_07 12_HK05_新築後の現象_08

     

    私たち点検スタッフがいつも考えること。経験される前に起こり得る現象を理解して頂くには・・・どうすれば良いのでしょうか?説明や事例紹介では物足りないこともあります。

  • 【スリムダクトの下がり】2014年3月19日(水)お家の点検2年目(富山市I邸)

    スリムダクトが下がっているのを発見。気象条件等によって下がってきたものと思われます。下から手で押し上げてみたのですが、枠の内側に完全に入らない状態でした。

    [建物後面/南側]

    03_SI02_スリムダクト_01 03_SI02_スリムダクト_02

     

    そこで、脚立にのぼってスリムダクトの表面側のカバーの下がりを完全に近くから閉じました。

    03_SI02_スリムダクト_03 03_SI02_スリムダクト_04

  • 【結露しやすい環境】2014年3月19日(水)お家の点検2年目(富山市I邸)

    結露についてお聞きすると、寝室のサッシ下部の辺りに結露が多く発生しているとのこと。一般的なご家庭でも寝室のサッシには結露が発生しやすい(就寝時の呼吸による水蒸気放出と室温の低下等)のですが、もう少し掘り下げてお聞きすると、今は空気が乾燥している季節なせいか、加湿器を点けておられるご様子でした。

    [寝室/東側]

    09_SI02_結露しやすい_01 09_SI02_結露しやすい_02

     

    お客様はサッシが複合ガラス(ペアガラス)だと「結露が発生しない」と思われていたので、「結露しないではなく、結露しにくい」ことを他の点検現場の事例(室内環境)を交えて改めて紹介。加湿器を点けると室内の水蒸気量が増加します。室温が下がると換気や除湿をしない場合は湿度が上がって、厚手のカーテンを閉める夜は、サッシとカーテンとの間の気温が特に下がる傾向(室内の対流外)にあるので結露化しやすくなります。

    サッシに結露が発生してしまうのは嫌だと思いますが、ご家族の健康を考えると加湿器の使用は仕方の無いことかもしれません。

    [寝室/加湿器]      [LDK/加湿器]

    09_SI02_結露しやすい_03 09_SI02_結露しやすい_04

     

    お客様宅は第3種換気システムになっています。各々の部屋に設置してある排気口(換気扇)は全てONの状態でした。空気の流れが良かったのは通気・換気に気を配っておられることもあると思われます。

    [洗面脱衣室]       [1階トイレ]        [2階トイレ]

    09_SI02_結露しやすい_05 09_SI02_結露しやすい_06 09_SI02_結露しやすい_07

  • 【階段口にあるロールカーテンの断熱・保温効果を体感】2014年3月19日(水)お家の点検2年目(富山市I邸)

    肌寒い今の季節。リビング階段で階段口から2階の冷気が降りてくる(暖気と冷気の対流)のを防いでくれるロールカーテン。お客様に実際の効果をお聞きすると、ロールカーテンの生地は薄いのですが、リビングで温めた暖気が逃げていかない(冷気が入ってこない)ので、非常に重宝されているそうです。

    [LDK/階段口]

    10_SI02_ロールカーテン_01 10_SI02_ロールカーテン_02 10_SI02_ロールカーテン_03

  • 【N邸の紹介】2013年12月21日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

     2013年12月21日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    所要時間 9:55~11:09 小雨

    スタッフ 横窪、中谷、渡辺

     

    【N邸の紹介】

    ハイ☆チーズ♪お子様が点検スタッフの取材班(渡辺)の姿を見てマネしています。

    この写真画像、見ているだけでそんな可愛らしい声が聞こえてきそうな感じがしますね。

    01_HN02_紹介_01 01_HN02_紹介_02 01_HN02_紹介_03

    点検スタッフの作業している手先を興味津々・真剣に撮っていると思いきや・・・その小さな手を降り返し、フラッシュを点検スタッフに向けて「ピカッ☆」

    目潰し攻撃に点検スタッフの横窪はタジタジです・・・(汗)

    01_HN02_紹介_04 01_HN02_紹介_05 01_HN02_紹介_06

    クリスマスやサンタさんにちなんだガラス飾り。画像が暗くて見えにくいかもしれませんが、親子で飾りつけするシーンは仲睦まじいご家族の象徴のような感じです。

    01_HN02_紹介_07 01_HN02_紹介_08 01_HN02_紹介_09