Q 開閉の際に扉が少し上下に動く。
A まずは下の丁番を補正。
[洗面脱衣室]
次に上の丁番を補正。
お客様へ開き戸の丁番の補正や傾き対処などのメンテナンス方法を助言。
[2階トイレ]
丁番のビスは回す箇所によって傾き等が変化します。
[下の丁番]
[上の丁番]
上と下の丁番を動かすとどうなるのか?立体的な動きが頭の中でイメージ化されていると思います。
Q クロスの隙間が目立つ。
A お客様から指摘のあった箇所に対して目立たないようにコークボンド補修を実施。
[DK]
[コークボンドを充填]
[2階寝室]
足元にベッドがあったので足場(脚立)を置けない点検スタッフを察してか、お客様がベッドに上って自らコークボンドを手に取り、慣れない手つきで補修・充填されていました。でも、やはりチューブタイプのコークボンドを片手で絞るのは使いにくいご様子。そこで、横窪が改めてお客様に代わって脚立を縦にして(渡辺が横から支えながら)コークボンドで補修しました。
エアコンの横で縦に隙間が入っていました。
[2階寝室/東側]
コークボンドを充填。目立たないようになりました。
今回はお客様にもお手伝いをして頂く形となりましたが、実際に体験してみると「意外と簡単」ということが分かると思います。定期点検チームの一員である私でさえも同行しているだけで「自分でもできるかも?」と錯覚じみた感覚になることもあります。
ホームセンターに行くと色んな補修用アイテムを目にすると思います。でも、どのように使うのか実際に使っている現場に立ち会わないと分からないと思われます。私自身もそうでした。それまではホームセンターに行っても関心が無かったのを思い出します。
お家は展示場と違って、ご家族が住まわれてから部材・部位の経年変化・磨耗等が起こってきます。「自分なりに補修」することで次第にコツ・仕組みも分かってきますし、愛着も沸いてくる・・・そんな点検現場での実話です。
2013年12月16日(土)お家の点検2年目(富山市M邸)
所要時間 14:51~16:01 曇り
スタッフ 横窪、渡辺
【M邸の紹介】
「オシャレな窓の向こう側はどうなっているの?」と、素朴な疑問もあるかと思います。
大きなサッシ窓に比べると、一度に入ってくる光の量は少ないのですが、機能性よりもデザイン性を重視した窓になっています。
ここはLDKへの入口の扉、リビングドアの左側にはガラスブロックが入っています。向こう側が見えるようで見えない、でも明るさや雰囲気は感じ取ることができます。オシャレ素材ですね♪
[玄関ホール側] [内側]
玄関に入って壁を見ると、白い塗り壁仕様になっています。シーンとした質感のある塗り壁ならではの趣き深い白さです。一般的なビニール製の壁クロスでもデザイン性に富んだ種類(似せたもの)もありますが、やっぱり本物のほうが力強くて格段に勝っています。