点検ブログ

  • 【換気システム】2013年12月14日(土)お家の点検2年目(高岡市O邸)

    第3種換気システム(自然給気と強制排気)となっています。排気口(換気扇)は全てONの状態です。給気口はリビングと寝室が「閉じる」状態でした。理由をお聞きすると、奥様は花粉アレルギー体質とのことであり、外からの空気の進入を防いでおられるご様子。

    [LDK]         [2階居室]

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    [洗面脱衣室]       [2階物干し場]

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  • 【結露】2013年12月14日(土)お家の点検2年目(高岡市O邸)

    暖房器具はエアコンや石油ファンヒーターです。リビングでは特に結露跡は見受けられませんでした。

    [リビング/南側]

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    2階居室の小窓の枠周辺が結露化していました。1階の暖かく湿った空気が2階に移動(空気・温度の対流)し、冷たい部分に当たって結露化したものと思われます。

    [2階居室]

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    エアコンは除湿効果がありますが、加湿器や石油ファンヒーターによって室内に水蒸気を放出させていることで湿度が上昇します。ただし、ご家族のお体の健康を考えると、ある程度の湿度は必要です。

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    今の季節は洗濯物が非常に乾きにくい時期。暖かなLDKで室内干しされるお客様は大勢いらっしゃいます。乾くことで室内水蒸気量が増加(洗濯済みの濡れている衣類から室内に水蒸気が移動)し、室温の低下とともに結露化します。起こり得る現象をあらかじめ知って頂き、定期的な拭き掃除等で将来的なカビ発生を抑えて頂くよう助言。

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  • 【Y邸の紹介】2013年12月12日(木)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    2013年12月12日(木)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    所要時間 9:54~11:12 雪

    スタッフ 横窪、渡辺

     

    【Y邸の紹介】

    1年目に引き続き、2年目(2回目)の公式訪問(定期点検)になります。同じお家・ご家族などに関する記事を書くとなると・・・難しいのですが、とにかく色んな切り口を見つけて書き続けます(笑)

    これは洗面脱衣室に貼ってあるエコカラット、そして間接照明で照らされた優しい雰囲気です。住み始めて2年が経過すると、どこのご家庭も毎日の慌ただしい生活の中でふと気に留めることも少なくなってくるのかもしれませんが、この記事を様々な方が読まれて、改めてご自宅の様子を思い起こして頂ければ幸いです。

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    壁の間接照明を見ていると、オシャレなホールの間接照明でムーディな雰囲気が感じられます。

    「明かり」計画。不特定多数の方々が宿泊する大きな施設ではなく、ご家族専用のお家の中でどんな風に光景を移植・縮尺・変換するのか、設計者の腕の見せ所ですね。

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    階段の踏み桁には滑り止め防止のマット。その中でも無造作に置いてあるマットを発見。お客様に聞いてみると、愛らしいワンちゃんが滑らないように・・・との心配りだったそうです。元気に駆け上がるワンちゃんを見ていると、「なるほど」と頷いちゃいます♪

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  • 【室外機からの排水】2013年12月12日(木)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    室外機の熱交換による結露水が流れてくるドレン排水。ドレン管を伝って排水管へと流していますが、どうも配管とつながっている箇所以外から漏れているようで設備台には藻が発生していました。室外機の機能としての異常ではありませんが、設備台の水はけが変化(給湯器が横にあるので重みも関係)してきたのかもしれません。

    [建物右面/東側]

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    ※ ドレンとは雨水や雑排水、汚水などを排水するための管や溝、その為の部品を指しています。また、冷暖房機器(エアコン)の結露水なども排液であり、それに使われる管を「ドレン管」と言うようです。

  • 【クロスの隙間等】2013年12月12日(木)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    Q クロスに隙間がある。

    A 現状を確認。色違いのクロスの間が剥がれてきたようです。

    [階段口/寝室前]

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    コークボンドを剥がれた箇所に再度充填、ローラーで均してタオルで拭き仕上げ。

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    2階ホールから寝室への短い階段は曲がっているので、脚立をバランスよく置くことができません。そこで、脚立の脚の3点は階段桁に置いて、残りの1点は足の甲にしました。非常に痛かったのですが、安全第一ということで・・・(汗)

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    [2階居室]

    コークボンド充填とタオル拭き取り

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    手際よくコークボンドやタオルを使って目立たないように補修しています。

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    [クロスのヒビ割れ]

    Q 天井のクロスに白い線が出てきた。指で擦ると少しは取れるが、ヒビ割れなのか?

    [寝室天井]

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    現状を確認。下地ボードのジョイント部分(クロスが左右に引っ張られている)であり、タオルで擦るとクロスのヒビ割れが分かる様子。コークボンドで調色しながら補修(一般的にはクリアかホワイトのコークボンド)という方法もありますが、補修跡が逆に目立ってしまうこともあります。お客様との協議の結果、このままの状態を理解して頂きました。

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    [2階ホールの天井]

    [コークボンド充填]    [タオルで拭き均し]

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    [スポンジで拭き仕上げ]

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  • 【S邸の紹介】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    所要時間 9:58~11:26 晴れ

    スタッフ 石丸、中谷、渡辺

     

    【S邸の紹介】

    天井の梁を見せた・魅せた室内空間とアイアン(鉄製)の照明器具やカーテンレール、手摺り等々。吊り下げ型(ペンダント)ライトやシャンデリア風など。シーリング型とは違ったオシャレな趣きがあります。

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    黒のアイアン。中世ヨーロッパを連想して重厚で優雅な雰囲気、アンティークさも感じさせてくれます。

    屋内外にアイアンを配すると酸化してサビが発生し、特に屋外の場合は雨によって他の箇所を汚すことがあります。これが屋内だと雨が降らないのでそれほど気にかけることもありませんが、表面が防錆コーティングされていても経年変化等によって錆が発生することがあります。定期的な防錆塗装を施すことが良いと思われます。

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    アーチ型の施工・デザイン。丸みがあるインテリアは角があるのと違って柔らかい雰囲気にしてくれますし、安らぎと癒しを感じます。

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  • 【珪藻土壁の汚れ】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    Q 造花を置きっ放しにしていたら造花の色が珪藻土の壁に移っていた。

    A 現状を確認。珪藻土の場合はビニール製のクロスのように中性洗剤では汚れが取れないので、珪藻土の表面を少し削ることになると思われます。後日、サービスの一環で塗料を提供して、DIYで対処して頂くようお願いしました。

    [玄関]

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  • 【タイルの目地が欠けている】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    Q トイレのタイル目地が欠けている。

    [1階トイレ]

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    現状を確認。タイル目地は白色のモルタル処理なのですが、お客様DIYになると気軽に扱いにくいと思われます。そこで、色が似ていて扱いやすい水性アクリル系のコークボンドの使用をお勧めしました。

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    まずは見本として白(ホワイト)色のコークボンドを欠けている箇所に充填。

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    お客様にひと通りの補修工程を説明。コークボンドには耐水性はありませんが、この箇所は水に濡れることはほとんど無いと思われるので代替案となりました。他の用途にも使えるコークボンド。本来は壁クロスの隙間等に充填するものです。

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  • 【引き戸の開閉音】2013年11月30日(土)お家の点検1年目(高岡市S邸)

    Q 引き戸を開ける時の緩衝材はあるのか?閉める時はソフトクローザー機能でゆっくりブレーキがかかって静かであるが、子供が思い切って開ける時にウルサイことがある。

    [洗面脱衣室]

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    現状を確認。戸袋に扉が収まる(引き戸を開ける)時に扉と枠がぶつかる音ですが、基本仕様としての緩衝材は貼ってあるのですが、追加で貼ることをお願いしました。

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    そこで手持ちの緩衝材(クリアバンパー/通称、涙目)を少し差し上げました。これを枠や扉の面に余分に取り付けることで衝撃音が少しでも緩和されると思われます。

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