壁の中に埋め込まれているガラスブロック。普通のガラスやスリガラスと違って向こう側のプライバシーも守れるオシャレなガラスです。
[階段側] [反対側]
このタイプのガラスブロックは室内で使うのには適していますが、外気と触れる箇所での使用は避けたほうが良い(断熱性能が低く、デザイン重視)と思われます。
Q 引き戸を開ける時に重く感じることがあった。
A 現状を確認。「扉の閉まる勢いを弱くする」ソフトクローザーが原因と思われます。そこで扉を取り外して部品を再検査しました。
[引き戸/洗面脱衣室]
ソフトクローザーについては他の点検現場でも同様の事例があったので、様々な事例をお客様に紹介しています。
扉が閉まる時に上部の部品に引っ掛からせることによってソフトに閉める仕組みです。開く時に重く感じるのはこの部品が逆に引っ掛かっているからだと思われます。
「このトイレの扉を開く時も重かった」とのお話。点検スタッフによる開閉テストをしましたが、特に重くは無かったと思われます。力の加減・力をかける角度等によって「重い」という感じ方が違うものと考えられます。
[引き戸/トイレ]
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]
クロスの色や建具との統一感とのこと。トータルコーディネートされた空間は居心地が良いですね。
[リビングドア] [キッチン/化粧板] [キッチン/戸棚・カウンター]
Q コンセントがもう少しあれば良かった。増やすときはどの位置でも大丈夫なのか?
A 現在の2口から4口への変更、新たに設ける場合の施工方法等を説明。ソファやカウンター等の家具を配置した後に隠れてしまったコンセントがあったとのこと。プラン時に図面上に家具を配置してアレコレ打合せしていますが、実際に配置してみないと感覚的に分からない部分もあると思われます。
[LDK]
また、IHクッキングヒーターや食洗機のキッチン周りの使い勝手等をお聞きすると、食洗機はまだ使っておらず、現在は食器類の収納庫代わりだそうです。メーカーの保証が1年なので早い段階で少しでも使って頂くようお願いしました。
2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町S邸)
所要時間 10:57~12:48 晴れ
スタッフ 横窪、渡辺
【N邸の紹介】
平屋建てのお家。平屋を選ばれる理由は様々。私なりに単純に考えると家族構成(ライフスタイル等)もあると思いますが、2階部分の建築面積が減ることによって「お家の装備・仕様の充実への予算を1階に充てられる」というメリットが大きいと考えています。
お客様宅は玄関をはじめ、お家の内外の至る所に「無垢材」が使われています。木を外部に用いる「木部あらわし」の点検現場では木材の劣化(腐食等)の速度を少しでも抑えるためにお客様によるDIY(防水塗装)を強くお勧めしています。
玄関に入ると、純和風的な「落ち着かせてくれる雰囲気」が自然と漂っています。ホールには畳が敷き詰められており、この畳の香りにも「癒し効果」があって、不思議と気持ちが安らいできます。
「木(もく)」が使われた、凝った装飾と内壁の質感等がお部屋に重厚感をかもし出しています。
前回の2年目点検は2010年4月22日。当時の記録・記事を読んでいると、その後の経年変化がよく分かりますし、点検の様子がリアルによみがえってきそうになるのが不思議です。