屋内のLAN配線。一般的なご家庭ではインターネットの普及等でお部屋の床や棚の上にLANケーブルを敷いて場所を取っている事例が数多くありましたが、このように壁付け型のボックスに収納することで、キレイにスッキリとさせることもできます。
これは建築当時、お客様からの強いご希望で電気屋さんにお願いしたものです。
デザイン的にも機能的(調湿、ニオイ吸着、VOC吸着などをゼロエネルギーで)にも優れた素材です。
[玄関のスイッチ]
玄関に入ってすぐの場所に照明のスイッチがあって、とっても便利♪
外出先から帰ってきた時、真っ先に照明を点けたくなる(靴を脱がないで)心理に配慮されています。
[不具合]
Q スクリーンパーテーションの閉まりが悪い。
A 現状を確認。普段の使われ方では「開けっ放し」が多く、冬の寒い時期には暖房効果を高める為に閉めることがあって、閉まりが悪くなっている状態を発見されたそうです。以前にも同様の現象があったようで、メーカーに調整をお願いした経緯がありました。
手前の扉は完全に閉まりますが、2番目の扉が途中で引っ掛かるようでした。後日、メーカーにて対応する事をお約束。
[吊り下げ照明]
Q 吊り下げ型の照明はもっと下に伸ばすことができるの?
A 現状を確認。天井にくっ付いているカップの中には余分な長さの線が丸めて納めてあるので、吊り下げる長さ(高さ)の調整は可能と思われます。
ダイニングテーブルの買い替えや室内のレイアウトの変化によって、照明のイメージも変えたくなっちゃいますよね♪
Q これは何ですか?
A これは家庭用のサーバー(データ保存用)です。お子様の写真はアルバムに収納するのではなく、デジカメでデータ保存されているご様子。思い出をずっと残したい・・・ということで、CDではなく、信頼性のある堅牢なサーバー(HDがミラーリング等)が良いそうです。
ネットでCDの耐用年数を調べてみました。CDの耐久性ではメーカー側から「数十年~100年程度」という数値が公表されています。TDKによると、「ディスクが使えないユーザーの9割以上がディスク表面に付着した指紋やホコリによるもの」だそうです。直射日光が当たる場所や高温・多湿環境下に長期間放置したり、強い衝撃を与えると、ディスクが変質して耐用年数が短くなってしまうようですね。
(参考/日経トレンディネット/http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/qa/parts/20031006/106168/)
夏場の電気代について聞き込み。夏は13000円前後で冷房ではエアコンをほとんど使わなかったそうです。
エアコンが取り付けられていないお部屋にはあらかじめ穴が開けられて(閉まっている)います。これはセルロースファイバーという断熱材の施工上の特徴(後から穴が開けられない構造)なので、エアコンを後で購入しても設置出来るように工夫してあります。
セルロースファイバーとは古紙(新聞紙)を再利用して作られたエコ断熱の吹き込みです。新聞紙を粉々にしてホウ酸とホウシャという原料を混ぜて作られており、自然素材として人体への影響が少ないそうです。
また、古紙の元は木材なので調湿作用や構成される成分によって防虫効果もあるようです。他の断熱材との違いは「密度」であり、成形品を敷き詰める工法とは違い、非成形品(綿状)を専用吹き込み機で住宅の隅々まで隙間無く吹き込む施工方法となっています。
(参考/断熱材セルロースファイバー/http://www.dannetsu.jp/cellulose/index.html)