クロスの浮き等を発見。今回は1年目点検。私たちの住宅業界では建築に使われた材木は現地(立地・周辺環境)の気候に順応する(約2年で木が落ち着く)のに約2年かかると言われています。それは「木がミシミシと動く(湿度変化等で伸縮)」と言う現象のようです。弊社ではこれらを踏まえて、クロスは2年保証であり、2年目点検後のフォローでコークボンド対応が行なわれています。
[2階居室/浮き]
[2階廊下/めくれ] [2階廊下/浮き]
Q 子供が壁にキズをつけてしまった。子供がもう少し大きくなった時点で直そうと思ったが、今回の点検で直すのが良いかも・・・。
[LDK]
現状を確認。「巾木の折れ」と「ボードの一部に穴が開いている」状態でした。
3年前の2年目点検の様子。ボードの凹みについては元々危険防止のゲージの突っ張り圧力で少し凹んでいる状態でした。その後に何かの強い力が加えられたのかもしれません。
[2年目点検]
壁クロスの穴(破れた部分)を埋めるには同じ柄のクロスが必要となります。クロスの周期は1年~2年と短く、新築から5年経過した今、当時の同等品があるかどうかは現段階では不明でした。お客様との協議の結果、違う色柄でも良いとのこととなりましたが・・・。
協議を重ねるにつれて、最終的には別の部分のクロスを傷口に移植して、剥がされる箇所には新たに黒っぽい柄のクロスを貼ることに決まりました。