犬走りのコンクリートにヒビ割れが見られました。
「コンクリート部分が広いので、どうしてもヒビ割れ(気温の変化等による)が入ってきてしまいます。後日、モルタル補修をします。」
点検ブログ
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【ヒビ割れ】3月13日(金) 定期点検2年目(入善町U邸)
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【基礎のヒビ】2月18日(水) 定期点検5年目(富山市K邸)
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【ヒビ割れ】2月14日(土) 定期点検1年目(富山市N邸)
基礎の表面に施してある化粧モルタルにヒビ割れを発見。季節の気温変化で一般的に起こり得る現象です。構造への影響は全くありませんので、お客様へは様子を見て頂くことになりました。
また、基礎本体はワイヤーメッシュというコンクリートの割れを防止する鉄筋の格子が入っている施工です。コンクリートは気温により、膨張や伸縮します。圧縮には強く、引っ張りには弱い性質がありますが、鉄筋が入る事で双方の弱点を補っている形となっています。
(参考/2008年4月18日富山市H邸1年目点検、ひび割れ)
(参考/2008年8月25日富山市I邸2年目点検、モルタルのヒビ)土間コンクリートにヒビ割れを確認。これも化粧モルタルと同様の現象です。
コンクリートは水とセメントを混ぜ合わせたもの。打設後、次第に水分が抜けていくことで、強度が増すようです。ただ、均一に水分が抜けるわけではなく、弱い部分(角)は割れやすくなってしまいます。「コンクリートは割れるもの」という業界ならでは、の常識、宿命というものがあるそうで、割れても目立たないようにする工夫として、誘発目地をいれる施工もあります。
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【基礎のヒビ】2月12日(木) 定期点検2年目(富山市八尾町O邸)
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【基礎モルタル】11月17日(月) 定期点検2年目(富山市M邸)
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【モルタルのヒビ】11月16日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)
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【基礎モルタル】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)
Q 基礎の下のほうが剥がれているのは何故?
A 現状を確認。年月の経過によって、外構の土が自重で締め固まって少し沈んでいる状態。土が沈むことで、基礎表面の化粧モルタルが施されていない箇所が見え出して、剥がれているように見えるものと思われます。構造的には全く問題は無いのですが、見映えが気になるご様子。砂利等をこの上から敷いて見えないようにする事も出来るとご提案。
また、外構廻りに植物を植える場合は、砂利をずらして掘るのではなく、砂利の上に土を敷くことをお勧めしました。
※1 造成地や宅地の多くは「盛り土」をしていますが、土は重いので年月の経過とともに自重で締め固まって沈下し、落ち着いた状態になるまでは数年かかるそうです。
また、人為的に締め固めをする方法を「転圧」と言います。 -
【化粧モルタルのヒビ】10月21日(火) 定期点検1年目(射水市M邸)
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【基礎】10月21日(火) 定期点検1年目(飛騨市T邸)