Q 基礎の表面の変色はどうしてなのか?
A 現状を確認。基礎の表面に薄いモルタルが施工してあります。モルタルはアルカリ性。雨の跳ね返り(雨や土のPH値は酸性)で中和現象が起きたものと思われます。強度には全く問題はありません。
点検ブログ
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【ドレンホース】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)
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【モルタルの変色(中和)】6月20日(金) 定期点検1年目(富山市八尾町I邸)
基礎表面の化粧モルタルの様子を見ると・・・
Q ちょっと変色しているのは何故?
A 現状を確認。モルタルのPHはアルカリ性、土は酸性(※2)。雨水の跳ね上がりにより変色していました。※2 日本では元々の性質や降雨が多い事などが原因で酸性土(※3)の所が多いと言われています。コンクリートはセメントがアルカリ性を保つことで強度を出していて、風雨に触れて中性化すると劣化します。また、基礎の鉄筋は周りにアルカリ性のコンクリートがあることで酸化を抑制し、強度を出しているそうです。基礎表面のモルタルは化粧モルタルと呼んでいます。
※3 土のPH値によって花咲く色を変化させる植物のあじさい。酸性は青色、中性は赤紫色、弱アルカリ性は赤色やピンク色。日本に青色のあじさいが多いのは、土壌のほとんどが酸性だからとか。 -
4月18日(金) 定期点検1年目(富山市H邸)
4月18日(金) 定期点検1年目(富山市H邸)
所要時間 15:50~16:40 小雨
スタッフ 中田、坪島、岩見、渡辺
協力業者 光陽トーヨー住器㈱【H邸の特徴】
H邸は町中ですが、静かな所に建っています。まるで隠れ家のよう。仕様はカスタムのアーバンタイプ(都市型)。お家の小物もかわいい物が揃っていて思わずニッコリ。間接照明もオシャレな演出をしていました。【お誕生日】
1年目のお家のお誕生日、おめでとうございます。カワイイお花をプレゼント♪奥様もニッコリ☆【ひび割れ】
基礎の表面の化粧モルタルや雑土間にひび割れ(※1)を発見。気温によるモルタルの膨張が原因と思われます。後日、表面補修する事をお約束。※1 「宿命」とも言われている、コンクリートの気温による膨張や収縮。圧縮には強いのですが、引っ張りには弱い性質があります。膨張すると、ひび割れが生じ易くなるので、縁切りの為の目地や誘発目地を入れる施工もあります。
【クロスの隙間等】
Q 壁クロスに隙間がある。
A 現状を確認。壁クロス(ビニール製)と下地材(木製)との湿度による伸縮率の差が原因と思われます。後日、目立たないようにコークボンド補修する事をお約束。【建具の調整】
Q 引き戸等が閉まりにくくなった。
A 現状を確認。閉まり難い引き戸は取り外して戸車等を、開き戸は丁番をドライバーで調整しました。【クローゼットの照明】
Q 実際に住んで、日頃から使っているとクローゼット内が暗く感じる。やっぱり、明かりが欲しい。
A 現状を確認。クローゼット内に点検口があれば、直ぐに引けますが、2階のトイレの中に点検口があります。照明の電源は天井上から引っ張る施工になると説明。後日、見積書をご提示する事をお約束。【炊飯器】
Q 炊飯器からの蒸気が上の棚板に付く。毎回、吊棚の板を拭いている。
A 現状を確認。一般家庭にある、ごく普通の炊飯器で自然な配置となっています。防水処理が施してある真上の棚板。炊飯はタイマーでセットしてあるのが通常ですので、同時に換気扇を回すのは時間的に難しさがあります。炊飯器の場所を替える案も協議しましたが、使い勝手等もあります。炊飯器の設置台が引き出し式であれば、問題は解決すると思われます。
【バスマット】
バスマットが敷いてある床の状況を確認。キレイですね。住み始めて1年。マットの下は風呂上りの足拭きで湿気が溜まりやすくなっています。湿ったまま放置しておくと床にシミ等が出来やすいので、注意したい場所ですね。【玄関タイル】
Q タイルが汚れた時の掃除方法は?
A お客様が採用されたタイルは、見栄えは白さが際立って美しいのですが、汚れが目立ちやすいのが難点です。車で言うと逆(白は汚れが目立たず、黒は目立つ)ですね。中性洗剤を使ってデッキブラシで軽く擦って掃除するようアドバイス。【住み心地アンケート】
Q 家具の配置等は思い通りに出来ましたか?
A 2階の部屋の窓を大きくした為、大きな家具が入らなかった。採光を考えると大きな窓が良いが、家具は自然と低くなる。配置した後で分かった(笑) -
2月18日(月) 定期点検1年目(富山市O邸)
2月18日(月) 定期点検1年目(富山市O邸)
所要時間 9:50~10:55 雪
スタッフ 中田、砂田、坪島、成瀬、渡辺
協力業者 光陽トーヨー住器㈱【O邸の特徴】
やさしいクリーム色とビタミンカラーのオレンジ色。あまり例が無いのでオリジナリティがあります。
優しさと元気を表現されているように感じられました。優しげなご夫婦と元気なお子さんを象徴しているようです。【1年目のお誕生日】
お客様が新築にお引越しされて、約1年。今思うと、たくさんの楽しいイベントもありましたね。喜びもひとしおです。【枯れ草】
外壁内に侵入している枯れ草を発見。これはエノコログサ。植物の隠れたチカラは、コンクリートを突き破る等で有名ですね。今回の事例は深刻なものではありませんが、スタッフの手で引っこ抜きました。子供の頃、エノコログサで友達をくすぐったりしたことがあります。何だか動物(犬?猫?)のシッポに似ていますね(笑)
「犬コロ」がなまって「エノコロ」になったそうです。子犬のシッポ。不思議不思議♪【基礎の表面】
基礎の表面(厚さ5㎜)の仕上げモルタル部分にクラック(ヒビ割れ)を発見。お客様には基礎本体には影響が無い事を伝え、安心して頂きました。景観上の問題であり、2年目点検の時に補修する事をお約束。【積雪】
本日の積雪量?降雪量は約30cm。メーターボックス等が埋もれていた為、今回は点検出来なかったのですが、次回の点検で蓋を開けて検査する事になりました。【ユニットバス】
廻り縁が外れていたのを発見。他のコーナーと比べると明らかに変な状態でした。お客様へ謝罪し、直ぐに処置する事をお約束。【和室の床鳴り】
床鳴りを発見。強く踏み込むと、床下の床を支える鋼製束の音であることが判明。季節(湿度)の変化により、床鳴りが発生したものと思われます。お客様宅での事例は初めてなので、一通りの増し締めを実施する事をお約束。【クロスのキレ等】
階段口や2階居室で壁クロスのキレ等を発見。下地材が季節の湿度と室内湿度(ライフスタイル)によるものと思われます。室内湿度の変化には様々な要因があります。暖房機器、調理器具、家族構成等々。後日、目立たないように補修する事をお約束。【床のキズ】
玄関口の床にキズがついていました。
Q このキズはどうされたのですか?
A 灯油のタンクを引っ掛けてしまいました(笑)
ホームセンターで販売されている「クレヨン」等で、試してみる事をお勧めしました。やっぱり、どのご家庭でも家族構成によって様々なキズがあります。低予算でお考えの場合は、お客様自身のメンテも大切なのだなって実感。【換気システム】
今回は、お客様に具体的なメンテナンス方法をお伝えしました。スタッフが手本となって、お掃除を実施。やっぱり、1年経過すると汚れていますね。次にフィルターの取替えです。使用後のフィルターは小さな虫やホコリで汚れていました。やっぱり、換気システムはホコリ等を吸って吐き出しているのですね。
【住み心地アンケート】
お客様が新居に住まわれてからのアンケートを取りました。お客様の工夫等、様々なお話になりました。階段の上り口と下り口にコンセントが設けてあります。足元点灯は安全対策、また階段や廊下を掃除する際に重宝されているご様子。使い勝手が良いみたいですね。
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2月3日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)
2月3日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)
所要時間 15:00~15:54 雨
スタッフ 石丸、坪島、長澤、渡辺
協力業者 同行なし【S邸の特徴】
赤みを帯びた茶色の落ち着いた雰囲気が漂うSさま邸。お子様も伸び伸びと育っておられるご様子。
ご家族の健康も考えて、湿度計で湿度をチェックされていらっしゃる所は、実は家にも優しいのです。
また、家のメンテナンスもご主人がある程度のことはされるという、家にも家族にも優しい家庭です。【タイルの割れ】
タイルの割れが1箇所ありました。グレーチング(鋼材を格子状に組んだ溝蓋)を持ち上げて状態を詳細に確認。車のタイヤがタイルのアンバランスな箇所に踏み込んだ圧力で割れたものと思われます。
グレーチングの底には厚さ3mmのゴムパッキンが施してはありますが、後日、原因を追究し、再発防止に努める事をお約束。【目地の埋め】
1年目点検の際に指摘のあった目地の隙間。当時は、外で対応できる補修作業であった為、ご主人が補修現場に立ち会えていなかったという話。そこで、補修後の状態をお客様と一緒に確認しました。【基礎の表面】
車庫の基礎部分の表面(厚さ5㎜)の仕上げモルタル部分にクラック(ヒビ割れ)を発見。お客様は雨の浸入を心配されていましたが、仕上げ部分だけというスタッフの説明に理解・納得、そして安堵されたご様子。後日、補修に伺います。【リビングの床鳴り】
Q 以前、床鳴りがあった。
A 状況を確認。今回は床鳴りの現象が見受けられませんでした。季節(湿度)の変化によるものと説明し、後日、大工と一緒に訪問、床下の床を支える鋼製束の一通りの増し締めを実施する事をお約束。【引戸の開閉】
Q 引戸の閉まりが悪いのですが。
A ドライバーで調整を実施。お客様は自分でメンテ出来る箇所はご自身で試しておられるご様子。
調整箇所と回し方、引戸の仕組みを説明したところ、熱心に聞き入っておられました。【クロスのキレ等】
1階リビングや2階居室で壁クロスのキレ等を発見。お客様は、冬場は大型の天井エアコンをつけておられ、木製の下地材が過乾燥(エアコンの除湿)により、収縮度が強くなっていると思われます。
後日、専門業者とともに目立たないように補修する事をお約束。【床鳴り】
2階の居室でキシミを確認。
Q 2階の床のキシミ補修はどのような方法で行なうのですか?
A 1階のように床下に潜って、調整する事は出来ない為、表面から細くて目立たない釘を打ち込む施工となります。この部屋の素材は無垢であり、一般的な床材よりも素材自身の伸縮が季節の湿度の影響で大きくなる性質もあります。
床材の間も乾燥による収縮が目立っていましたが、自然素材ならでは特徴である事をお客様も知っておられ、部屋の用途が子供部屋でもあり、このままで良いと納得されました。【換気システム】
Q 定期的に掃除をされていますか?
A 今までに3~4回程度、実際に蓋を外してフィルターも掃除しています。
掃除の際にOFFにしたまま、ONにする事を忘れていた時があり、でも空気清浄機が空気のよどみを感知したようです。住まわれる方には空気の流れは実感できませんが、機械はちゃんと見ているのですね(笑)【感想等】
お客様の施工によるロールスクリーン。リビング階段の要望が多いなか、階段口からの冷暖房の逃げが気になることもしばし。他の事例では、階段口にカーテンや引戸を施される方もいらっしゃいます。
お客様の工夫が光る場所ですね。