点検ブログ

  • 【住み心地アンケート】2013年6月19日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    住み心地アンケートにご協力頂きました。

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    [バルコニーでの使い勝手]

    Q バルコニーの幅が狭いのは間取りの都合上で仕方ないが、狭いスペースなのに物干し金物が2本用であった。向こう側は余裕があるが、手前側に洗濯物を吊るすとサッシの開け閉めが邪魔になる。使い勝手の悪さを考慮して1本用の提案があっても良かったのでは?

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    Q 当時は施工中の現場でお願いして洗濯金物を手前に少し移動してもらった。向こう側1列2段だけを使って洗濯物を干したり取り込むのに余裕を持たせている。

    A 天井を見ると移動前のビス跡がありました。狭いスペースであっても標準的な取り付け仕様だったのか?お客様は納得しておられるのか?お客様の率直な「使う立場」になった質問に対して、当時のプランに実生活との乖離が見受けられました。申し訳ありません、と今さらになってしまいましたが、平謝りの連続です。

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    今はこの場所にはほとんど干さないで、布団掛け等の大きな洗濯物を乾かす場所にされているご様子。1階が日常的な乾燥場所(洗面脱衣室の横のサンルーム)になっているので、お客様宅の場合はわざわざ2階に上って洗濯物を干すという方法は無駄足なのかもしれません。

    [2階バルコニー]     [1階洗面脱衣室]

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    [ハンガーパイプの位置]

    ハンガーパイプの位置が少し変?で使い勝手が悪すぎる。ハンガーを取り付ける時、フックを外す軌道上に枕棚があってぶつかる。ハンガーパイプがもう少し奥・下にあれば使い勝手が良いのであるが・・・。

    [WIC/ウォークインクローゼット]

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    現状を確認。メーカーや建具屋さんの取り付け仕様なのか、弊社スタッフの配慮不足なのか、詳しくは分かりませんが、やはり使い勝手を考えた設置が望まれます。

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    (教えてgoo/枕棚からハンガーパイプ上までの高さは?/http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5356716.html)

    同様の事例がないかネット上で探してみると様々な設計・施工思想があるようです。ハンガーパイプを手前に持ってくる場合は奥がデッドスペースではなく、何かを置く状況にも備えたものかもしれません。収納スペースは多ければ多いほど良い(様々なお客様のご意見等)という設計士(プランナー)の考えに基づくと、このような空きスペースの利用も考えられるとのことです。

    また、ハンガーを楽に掛けたり外したりするスペースを考えた場合はハンガーパイプを10cm下にあれば使い勝手が良いという記事もありました。

    これに類する事例として弊社の定期点検(富山市婦中町)で、ハンガーパイプが長すぎて服の重みでたるんで(湾曲して)しまった現場がありました。この場合はパイプの長さの限度を知って2本にするか、補強(枕棚との接続を2点→3点)することが必要だと思われます。現在は対処済みとなっています。

    [1年目点検/発見]     [2年目点検/対処済み]

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    [換気について]

    Q 収納や食洗機は少し扉を開けて換気している。収納庫内の水取りゾウさんはすぐに満水になるが、部屋の上に付いている換気扇があるから室内換気は心がけなくても大丈夫なのか?

    A 換気扇の位置になります。一般的に換気計画によって換気扇等の場所が違いますが、お客様宅は第3種の換気システムになっています。点検現場では収納庫の扉を少し開けること、そして庫内の空気の流れをよりスムーズにする為にスノコ等を下や側面に敷いている事例を紹介。

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    また、室内の壁にある給気口から洗面脱衣室等にある排気口(換気扇)への空気の流れは非常に緩やかであり、レンジフードのような勢いのある換気ではありません。窓や扉を開ける換気の必要性を改めて説明しました。

  • 【言われないと分からない、それとも言う必要がない?】2013年6月19日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    本日の点検結果のご報告。口頭と書面で説明してお客様の確認を頂いています。カーボン紙を用紙の下に敷いて書いている姿を見て「今どき?」と懐かしく微笑んでいらっしゃいました。

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    「使い勝手が悪い」というご感想。点検現場では「不具合」ということでお聞きすることがあります。逆に「使い勝手が良い」ことに関しては残念ながら「スルー」さけることが多くなります。

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    「他のお客様は言わないの?」というお言葉。弊社・点検スタッフの耳にはお客様の様々なご感想等の本音が入ってきますが、やはり「言いたい、聞いて欲しい」という気持ちが大きいからだと思います。今まで・これからの、住まわれてのご感想を次の点検現場に活かしたく、日々の点検業務に取り込んで励みに・糧にしています。

  • 【新築住宅に住んでアフターの対応】2013年7月24日(水)お家の点検1年目(富山市N邸)

    お家のプランで想定していたことと実際に住んでみての違い。アタマの中では分かっていても、プラン当時にプランナーから事前に聞いていても、こうやって住み心地アンケートがキッカケとなって疑問に思えてくる箇所もあります。

    コンセントは多くあればあるほど便利に思えても実際に使ってみると・・・「コンセントが近くにあり過ぎてもいる。実際に使う箇所は決まっている。」という厳しいご感想もありました。

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    リビングの間接照明。夜の雰囲気をオシャレに演出してくれますが・・・蛍光灯が切れた時はある程度の背の高い脚立を使って交換する必要がありますので、脚立は必需品になります。

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    今回の定期点検では「有償と無償」の診断結果。全てが保証書内の無償対象ではなく、お客様のご負担になる事例もありました。点検スタッフの努力目標かもしれませんが、無償の範囲内で収まるように取り組んでいますが、職人さんに依頼・部材の購入の場合は有償になることもあります。

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    そこで点検スタッフはこれまでの点検履歴(過去のブログ/カテゴリ)を見ても分かるのですが、検査担当がスキルを取得して現場補修にも当たっています。そして将来的に起こり得る現象・事例を紹介して「知って頂く」ことで未然に防止・遅れさせて、お客様の費用負担を軽減する活動も点検現場では行なっています。

    経年劣化・消耗等を遅らせるメンテナンス。新築時がメンテナンスのスタートですね。

  • 【お家の定期点検データによる「その後のお客様宅訪問紀行】2013年7月16日(水)お家の点検1年目(富山市A邸)

    中田工務店の定期点検はお客様毎に「1年目、2年目、5年目、10年目(近い将来)」と綴られています。お客様宅で発生した現象・事例、紹介等はQ&Aという形で本ブログに集められています。

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    新築住宅は全てが新しいのが普通です。その新築で外観・内観の写真撮影をし、当社の施工事例(作品)として他のお客様にプレゼンしているのが一般的だと思います。

    新築は「生活感の無い」何色にも染まる白いキャンバスです。お客様が生活されていないので「見る側に生活を想像して頂く」ことになります。

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    定期点検での撮影は「生活感のある」住まわれるご家族に染まった雰囲気があります。住まう事例として「見る側に生活を連想・重ね合わせる」ことが可能かもしれません。

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    新築事例のプレゼン<点検現場のプレゼン

    お客様はある意味、「無料のモニター」と考えるとプライバシーの問題もありますが、これが実現できればより現実味のある住宅メーカーになるかも・・・。

  • 【住み心地アンケート】2013年6月25日(土)お家の点検1年目(富山市M邸)

    お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。

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    [友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]

    建物のデザイン、中庭が非常に気に入っておられるご様子。リビング、1階廊下、そして外側からも中庭に入れる設計仕様になっています。

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    住まわれて1年目。中庭でバーベキュウをされたのは過去に1回。コンセントが近くにあるのが非常に便利だったそうですね。

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    お家の点検表(1年目)への書き込みと同時にお客様アンケートを実施しています。アンケートには中田工務店で建てた感想が書き綴られています。

    [点検表]

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    お客様の「満足度=住み心地」は1年目までのご感想です。アンケートという断片的な結果で中田工務店の評判が決まる訳ではありません。

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    点検表には「1年目、2年目、5年目、10年目」というお客様宅で発生した症状・現象の履歴・歴史が当日の点検スタッフによってボールペンで書かれています。点検表という連続的な結果・その後のフォローで少しずつ中田工務店の評判が決まってくると思います。

  • 【2年目の定期点検の所要時間】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    弊社の2年目点検。外回りから始まって実際に屋根の上にのぼる屋根点検、室内では建具の開閉検査や内装の状態確認、小屋裏点検、床下点検等々、点検スタッフだけの動きを考えると現実に約1時間かかっています。

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    検査レベルを落とさずに時間短縮に努めていますが、お客様からのご指摘、気づかれた点への対応等を含めると所要時間は平均して約1時間30分になることもあります。お客様にとってもせっかくの休日に1時間以上も時間を割いて頂くのも都合が悪いのかもしれません。

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    また、奥様からは日頃のお掃除時間の短縮を考えたアイテムを紹介して頂きました。

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    「IHマットは天板の汚れ防止になるから買ってきたが、使っているうちに天板も汚れてきた(笑)」

    水はね防止マット(シンクマット)は水はねの音が緩和される効果はありますが、毎回キレイにしないとヌメヌメになったりして不衛生になることも・・・(汗)。

     

    様々なお家の点検現場。お掃除のアイデア・やり方は人によって何通りもあるかもしれません。私たち点検スタッフを介して、「あっ!これ良いかも♪」というアイデアの情報交換ができるよう橋渡し的な存在になれれば・・・とお客様からのご相談・お話を聞きながらいつも感じています。

  • 【不便と使い勝手の良さ?】2013年5月18日(土)お家の点検2年目(富山市Y邸)

    点検現場では「お客様の声と図面を手に取り、実地を確認しながら」直接的に体験しています。今回の事例では「出し入れが不便」→「出し入れの使い勝手が良いけど、クローゼット扉と開き戸がぶつかる変な間取り?」という流れを実感。もしこれが逆のパターンだとすると、「扉とドアがぶつかるけど、どうして?」って不思議に感じると思います。
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  • 【お家の定期点検・アフターメンテナンスで記憶・記録の更新】2013年5月18日(土)お家の点検5年目(富山市S邸)

    今回は建築後5年が経過しているお客様宅でした。点検スタッフのひとりが「5年が経過しているとは思えないくらいにキレイに使っている」という感想。何を基準にしているのかは不明ですが、横窪は元々大工職人だったのを思い出しました。
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    横窪は仕事が丁寧であり、点検現場のお客様からは好評の声を頂いております。ありがとうございます。点検現場ではアレコレとドラえもんのような道具(補修用)をいっぱい持っています(あくまでも例えです^^)
    現場監督とは違った視点でお客様に説明しているのが良いのかなぁと感じています。
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    さて、定期点検を重ねていくと色んなことがあります。これを社内で共有化しているのですが、訪問点検したスタッフにとっては記憶であり、点検現場に行っていないスタッフにとっては記録が頼りです。
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    新築して5年が経過すると、2年目までのような細かな指摘等が少なくなるのが一般的です。だからこそ、2年目までは慎重さが大事になり、5年目以降は丁寧さが必要と感じています。
    お家の定期点検は住宅メーカーの販売側にとって附属的な意味しかないかもしれませんが、私たち点検スタッフにとってみれば「定期点検こそが工務店の強み」と強く思っています。地味な点検現場ですが、これからも丁寧なアフターフォローを心がけていきたいですね。

  • 【富山 家 アフターメンテナンス というキーワードにマッチングしたブログ?】2013年5月16日(木)お家の点検2年目(富山市O邸)

    最近はDIYや事例探しでネットを使われる方々が多くなってきたと思われます。建築前?建築後?のお客様のみならず、同業者の方々にもお世話になっていると・・・グーグルのアクセスログ(アナリティクス)で足跡を見ていると何となく伝わってきます。
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    お客様(ユーザー)が探している情報と公開されている記事がマッチングしているかどうかは私たち投稿側ではなかなか分からないこともありますが、少しでもお役に立てれば・・・と強い思いで日々の点検業務に取り組んでいます。
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    お家の定期点検は住宅業界ではこの言葉が一般的であり、常識的にもなっています。ネットで探してみると、活字で○年目点検や○年保証等々、魅力的なキャッチコピーで謳われていますが、本当のところの気になる・欲しい実績・記事があまり語られていません。
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    アフター現場の様子。以前は閉ざされた世界だったのですが、こうやって実績を発信することによってユーザーの方々にますます興味を持って頂ければ幸いです。

  • 【お引渡し式から1年が経ちました。住まいの感想はどうですか?】2013年5月11日(土)お家の点検1年目(富山市K邸)

    中田工務店の「お引渡し式」の様子。お客様との「出会い~打合せ~上棟・建築中~完成」等々の思い出がコルクボードに綴られています。当時の写真を貼ってコメントを入れて・・・まるで結婚式の披露宴会場の入口に飾ってあるボードみたいで、心がウキウキしちゃいます^^
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    涙・・・涙・・・そして涙のお引渡し式。涙で鼻が詰まって鼻声で手紙を音読している営業担当の中谷。
    涙をぬぐいながらのお客様紹介は周囲のスタッフにも涙を誘いました。この頃は奥様のお腹には赤ちゃんが居た頃でしたね。
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    あれから1年が経ちました。あの頃の涙は力強い思い出となって、お客様との間の信頼関係の礎になっているようです。お子様が誕生して約半年。「我が家のアイドル」という言葉がぴったり♪終始笑みが絶えない1年目点検でした。
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    お客様とのツナガリ。公式訪問&ちょい寄り訪問でリアルにつながっていますが、最近はFBを使ってお客様とスタッフの近況を紹介し合っています。こんな関係がデキル時代になったのですね^^
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