開閉テストを実施。ラッチとラッチ受けのかみ合わせ部分に違和感(少しのグラグラ)がありました。
使い勝手等による経年変化であると思われます。ドライバーでラッチ受けの金物を微調整して扉の僅かな傾き等を補正しました。
点検ブログ
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【引き戸/洗面脱衣室】2012年6月30日(土)お家の点検1年目(富山市O邸)
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【開き戸のドアクローザー】2012年6月19日(火)お家の点検5年目(富山市八尾町I邸)
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【玄関引き戸の異音】2012年6月19日(火)お家の点検5年目(富山市八尾町I邸)
Q 以前までは普通に右側から入っていたのだが、ゴムの擦れる音がだんだん大きくなり、室内に筒抜け(リビングまで聞こえる)の状態でうるさかった為、今は音がしない左側の扉を開けて出入りしている。
現状を確認。このゴム部分は引き戸の密封性(気密性)を保つ役割がありますが、経年変化によってゴム部分と上の桟の間に少しずつ摩擦が出てきたものと思われます。でも、音がうるさいからと言ってむやみにゴム部分を切断したり削ったりすると、扉本来の機能・性能が無くなってしまいます。
現在の左側から入る方法でも良いのですが、扉のロックやインターフォンが今まで通りに右側にあると出入りの際に不便でもあります。ロックは左側にも取り付けは可能ですが・・・。
いろいろと試行錯誤・協議の末、扉上部の摩擦を緩和させる方法を選んで、引き戸の台車を少し下げることにしました。これで異音も少しは改善されたようです。
扉の機能・性能を損なわずに維持しつつ、日常の生活に支障が無い程度の折衷案。今後、ゴムの摩擦がさらに大きくなってきた場合は、DIYで今回のような「扉の上部と桟の摩擦を小さくする」引き戸(台車)の高さを補正することになりますが、これが効かなくなった時には弊社にご連絡して頂き、ゴムの交換(有償)になると思われます。
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【引き戸が完全に最後まで閉まらない】2012年6月16日(土)お家の点検1年目(高岡市N邸)
Q 3枚引き戸のうち、和室側の引き戸が完全に最後まで閉まらない。
A 現状を確認。
[LDKと和室の間]まずは、ドライバーで扉の台車(上下)を(高さ)調整してみましたが、改善されませんでした。
そこで、扉をいったん取り外して、扉の上部にある扉を閉める時にブレーキを効かせる部分を左右にスライドすると、少し改善されてきました。
最後は引き戸の桟の上部にメーカーから支給された部品を取り付けして完了。この現象は建材工場の生産ラインに何らかの障害(メーカークレーム)があって、そのラインで生産された一部の引き戸に起こり得る現象だったようですね。
安全面では全く問題はないのですが、機能的な面でユーザー側からの苦情(最後まで完全に閉まらない)が相次いでいたそうで、メーカーの調査の結果、判明したとのことです。 -
【引き戸の引っ掛かり】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)
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【玄関ドアの開閉】2012年5月10日(木)お家の点検2年目(富山市N邸)
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【引き戸の引っ掛かり】2012年5月10日(木)お家の点検2年目(富山市N邸)
これは「リビングとDK」の間の引き戸です。3枚引き戸の引っ掛かりを検査。最初の1枚(リビング側)が途中で引っ掛かったので、扉の左右にある調整ツマミを回して現状を改善。
奥のDK側の扉も引っ掛かりがあったので、ドライバーで傾きや高さを調整。引っ掛かり現象の原因は様々ありますが、仕切っている扉の両サイドの部屋が違う湿度であり、木部の調湿作用によって「扉の反り」が起こっているものと思われます。
また、開閉の時にわずかに擦れる音がしており、開閉を数回試してみると、紙切れが中から出てきました。これを取り除いて異音を解消。
最後にお客様へ引き戸の調整方法を説明。扉の両サイドの下側には調整ツマミがあります。この奥にも扉の上下・左右を動かせる台車が入っており、木部の変化(湿度による伸縮)に対応した仕様になっています。DIYで調整する時は片方だけでなく、両サイドを同時に調整して頂くようお願いしました。
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【折れ戸の開閉】2012年4月14日(土)お家の点検5年目(富山市H邸)
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【玄関ドアの開閉】2012年3月31日(土)お家の点検5年目(富山市A邸)