点検ブログ

  • 【コンクリートのヒビ割れ】2011年10月16日(日)お家の点検1年目(高岡市福岡町T邸)

    Q コンクリートにヒビ割れがある。
    A 現状を確認。コンクリートの表面で外構側(外側)や建物側(内側)から円形の汚水枡に向かって小さなヒビ割れ(ヘアークラック)が発生していました。温度変化によってコンクリートが収縮・膨張して、汚水枡周辺の表面にヒビ割れとなって現れてきたものと思われます。
    04_ST1_コンクリートのヒビ割れ_01.jpg04_ST1_コンクリートのヒビ割れ_02.jpg

    ヒビ割れを防ぐ一般的な施工では「誘発目地」を入れる方法があります。今回の事例ではヒビ割れが全体(真下)まで及ぶのではなく、表面だけとなっています。このヒビ割れを隠すためにモルタルを塗って補修しても施工時期が違うので逆に目立ってしまう事例を紹介。お客様との協議の結果、そのままで良いことになりました。
    04_ST1_コンクリートのヒビ割れ_03.jpg

  • 【基礎表面のヒビ割れ】2011年10月13日(木)お家の点検1年目(富山市八尾町K邸)

    お家の西側。基礎の表面に施してある厚さ数ミリの化粧モルタルに小さなヒビ割れを発見。
    03_KK1_基礎のヒビ割れ_01.jpg03_KK1_基礎のヒビ割れ_02.jpg

    お客様にも見て頂きました。温度変化による化粧モルタルのヒビ割れ(よく見ないと分からない髪の毛のような細さでヘアークラックと言う)です。構造上には全く問題はありません。目立たないようにハイモルタル(粒子の細かな材料)を上塗り補修すると逆に目立ってしまうこともあるので、お客様との協議の結果、そのままにすることになりました。
    03_KK1_基礎のヒビ割れ_03.jpg03_KK1_基礎のヒビ割れ_04.jpg

  • 【雨樋の下がり】2011年10月6日(木)お家の点検5年目(富山市I邸)

    Q 雨樋が屋根雪の影響で下がってきた。
    A 現状を確認。屋根雪の重み(落下する前の落ちるか落ちないかの溜まり)で雨樋が下がってきたようでした。このまま放置すると、壊れた際に左右の正常な箇所も破損する可能性があります。
    03_HI5_雨樋の下がり_01.jpg03_HI5_雨樋の下がり_02.jpg

    ちなみに室外機がかなり上のほうに取り付けてあるのは雪がかなり高い位置まで積るからです。

    後日、見積書を提示する事をお約束。
    03_HI5_雨樋の下がり_03.jpg03_HI5_雨樋の下がり_04.jpg

  • 【屋根点検】2011年7月23日(土)お家の点検5年目(富山市O邸)

    点検を実施。目視検査でコロニアル材が約3枚ヒビ割れしているのを発見。冬の間、屋根雪が積もって氷点下で屋根材と接する部分が凍り、この雪が落下する際にヒビ割れが発生したものと思われます。
    現在はヒビ割れだけであり下地材もあるので、これがすぐに雨漏りに結びつくのではありませんが、落下の危険性もあります。
    02_SO5_屋根点検_01.jpg02_SO5_屋根点検_02.jpg

    止めビスに少しの緩みがあったので、ドライバーで増し締めを実施。
    02_SO5_屋根点検_03.jpg02_SO5_屋根点検_04.jpg

    屋根上で撮ったコロニアル材のヒビ割れ画像等をお客様にお見せして、現状をご報告。後日、取替えのお見積書を提示する事をお約束。
    02_SO5_屋根点検_05.jpg02_SO5_屋根点検_06.jpg

  • 【屋根点検】2011年5月21日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町J邸)

    点検を実施。屋根材はコロニアル仕様となっています。本日は日差しが強く、とても暑い日。
    屋根を検査している点検スタッフから言わせると、「上からは太陽の暑い日差し、下からは屋根からの照り返し」があり、かなり過酷な環境のようですね(汗)
    今回の検査ではコロニアルの一部にヒビ割れがありました。冬になり、ヒビ割れ部分に雨水が入って凍ると完全に割れてしまうので、後日、見積書を提示する事をお約束。
    02_SJ5_屋根点検_01.jpg02_SJ5_屋根点検_02.JPG

    あとは特に異常はありませんでした。
    02_SJ5_屋根点検_03.JPG02_SJ5_屋根点検_04.JPG

  • 【コーキングの弾性検査】2011年5月21日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町J邸)

    外壁材同士の間に施工されているコーキングの現状を指押し検査。現在のところ、弾性も十分にあり、経年変化(劣化)の影響は特にありませんでした。
    季節の変化や季候の湿度変化によって、下地材が伸縮することで表面に施工してある外壁材が少し動きます。この外壁材同士の間に施してあるのがコーキング(シーリングとも言います)といわれるもの。
    03_SJ5_コーキングの弾性_01.jpg03_SJ5_コーキングの弾性_02.jpg

    弾性(弾力性)があると、外壁材の動きに合わせて伸び縮みして隙間が発生するのを防いでくれます。
    でも、太陽の紫外線等の影響でコーキングが次第に劣化し、硬化という現象が起きてくると、外壁材の動きに追随できなくなって、ヒビ割れ現象が発生してきます。日当りが多い外壁面や周辺環境(日光を遮る木々やお家等)によって、劣化の進行速度は異なってきます。

  • 【今後のメンテナンスについて/外壁・コーキング】2011年7月16日(土)お家の点検2年目(富山市婦中町N邸)

    外壁の表面の防水塗膜が紫外線等による劣化で外壁の含水率が増加(撥水性の低下)すると、お家の方角(日当りや周辺環境等)によっては藻が発生する場合もあります。
    11_KN2_今後のメンテ・外壁等_01.jpg11_KN2_今後のメンテ・外壁等_02.jpg11_KN2_今後のメンテ・外壁等_03.jpg

    今回は南側のコーキングの状態を一緒に見て頂きました。指で強く押し当てて弾性を検査。特に問題はありませんでした。
    南側の面は特に紫外線等の影響が大きく、硬化によるヒビ割れ現象が早い段階で出てくることもあります。外壁の下地には防水シートの層もあるので、特に心配することはありません。今後も5年目、そして10年目と点検があるので、状況を確認しながら様子を見ていくことになります。

  • 【化粧モルタルのヒビ割れ】2011年6月21日(火)お家の点検5年目(富山市婦中町K邸)

    基礎の表面の化粧モルタル部分にヒビ割れを発見。温度変化によるモルタルの収縮でヒビ割れが発生したものと思われます。その場で目立たないように補修しても月日が経つと次第に目立つこととなり、そのまま何もしないほうが目立たないこともあります。構造上は全く問題ありません。
    04_YK5_化粧モルタル_01.jpg04_YK5_化粧モルタル_02.jpg

  • 【外壁材同士の間のコーキング】5月18日(水) 定期点検5年目(富山市T邸)

    舘が外壁材(サイディング)のつなぎ目に施してあるコーキングが白く劣化(硬化)してきている状態を指差し確認。お客様にも違う外壁面と比較して弾性の違いを確かめて頂きました。
    [建物南面]
    09_DT5_コーキングの劣化_01.jpg09_DT5_コーキングの劣化_02.jpg09_DT5_コーキングの劣化_03.jpg

    南側は特に太陽の紫外線等の影響を受けやすくなります。硬化してくると弾性が弱くなり、徐々にヒビ割れが発生し、その箇所から雨水が浸入するようになりますが、内部では防水シートが施してあるので、すぐに雨水が室内に入ることはありません。
    09_DT5_コーキングの劣化_04.jpg09_DT5_コーキングの劣化_05.jpg

    ただし、重ねてある防水シート同士の間から浸入する事例もあります。コーキングの保証期間は5年。
    「住まいの管理手帳」にも同様の記事を書かれていたので、該当箇所を指差してお客様と一緒に再確認しました。コーキングの打ち直し工事は建築後10年~15年が一般的だと思われます。

  • 【外壁材同士の間のコーキングについて】5月14日(土) 定期点検2年目(滑川市K邸)

    下地材が湿度変化等によって伸縮すると外壁材も少し動いて材の間隔が変化しますが、弾性のあるコーキングが伸び縮みすることで隙間が発生するのを防ぎ、雨水が浸入しないようにしています。
    03_YK2_コーキング_01.jpg03_YK2_コーキング_02.jpg

    お家の方角や周辺環境(紫外線が当たる長さや強さ等)によっては経年変化(弾性の劣化/ヒビ割れ)の速さにも違いが出てくるので、指で押し当ててみて、弾性をチェックすることができます。
    ヒビ割れが発生しても内部には防水シートの層がありますので、すぐに雨漏りすることはありません。
    お客様自身も劣化による「ヒビ割れ」現象を知っておられ、スタッフの説明に納得されていました。
    03_YK2_コーキング_03.jpg03_YK2_コーキング_04.jpg