点検ブログ

  • 【土間コンのヒビ割れ】2013年5月16日(木)お家の点検2年目(富山市O邸)

    Q ヒビが入っている。強度は大丈夫なのか?
    A 現状を確認。コンクリートの表面の化粧モルタルにヒビ割れが発生していました。強度は特に問題ありませんが、「見た目が良くない」とお客様。そこで持参しているモルタル補修材を使って目立たないように対処しました。
    [食品庫]
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    道具は粉末モルタル、コテ、刷毛、チリトリ、タオル、水(お客様から拝借・・・汗)。袋の中には粒子の細かな補修用モルタルが入っています。
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    コテを使ってヒビ割れ箇所に塗り込んでいきます。
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    刷毛を使ってヒビ割れ箇所からはみ出たモルタルをチリトリで掃き掃除(無駄なく使用)です。集めたモルタルは次の現場で再利用するので元の袋の中に入れておきます。
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    刷毛に水を含ませて塗り込んだモルタルを濡らします。
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    最後にヒビ割れ箇所にモルタルを追加充填。余分な水分はタオルで拭き取って補修完了です。
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  • 【基礎モルタルのヒビ割れ】2013年4月13日(土)お家の点検1年目(富山市Y邸)

    Q 基礎の表面がヒビ割れしているのはなぜか?
    A 現状を確認。基礎のコンクリート肌を隠すために施されている厚さ数ミリの化粧モルタルです。温度変化によって収縮・ヒビ割れしたものであり、構造上はほとんど問題ありません。お客様と協議の結果、補修跡が目立つ事例もあるので、現状のままで良いことになりました。
    [建物左面/南側]
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  • 【目地の切れ等】2013年4月13日(土)お家の点検1年目(富山市Y邸)

    目地の切れを発見。基礎とは一体型ではなく、土間コンクリートの重さによって下がる傾向があります。
    [建物左面/南側]
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    Q コンクリートにヒビがある。大丈夫なのか?
    A 現状を確認。基礎モルタルの現象と同様で、犬走りのコンクリートの表面にも薄いモルタルが施されています。温度変化による収縮で表面のモルタルだけがヒビ割れしている現象であり、コンクリートには影響が無いと思われます。
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  • 【基礎モルタルのヒビ割れ】2013年3月26日(火)お家の点検2年目(富山市婦中町E邸)

    基礎モルタルのヒビ割れを発見。温度変化によって基礎の表面に施されている薄いモルタルが収縮し、ヒビ割れしたものと思われます。お客様と協議の結果、構造的に問題はなく景観上だけであり、補修すると補修跡が逆に目立ってしまう事例もあるので、現状のままになりました。
    [建物正面/南側]
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  • 【目地の切れ】2013年3月21日(木)お家の点検1年目(富山市I邸)

    Q テラスの土間コンクリートが下がっているのか?
    A 現状を確認。お家の基礎は全く問題ないのですが、側面に施されているテラスは土間コンクリートの重量によって少し下がっているものと思われます。お家の基礎本体と一体化してないので「家が傾いているのではない」ことを誤解の無いようにシッカリとお伝えしました。
    [建物後面/南側]
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    [建物後面/南側]
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    [建物後面/南側]
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    [建物右面/西側]
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    これら全ての「目地の切れ」に対して、できる限り目立たないように補修することをお約束。

  • 【基礎モルタルのヒビ割れ】2013年3月5日(火)お家の点検1年目(富山市M邸)

    基礎モルタルが複数箇所にわたってヒビ割れしているのを発見。
    [建物右面/南側]
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    割れの状態から判断すると、テラスの土間コンクリートが少し下がった(地盤が少し締まった)ものと思われます。コンクリート肌を隠す薄いモルタルなので構造上は特に問題ありませんが、見栄えが気になる箇所でもあります。
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  • 【基礎モルタルのヒビ割れ】2013年3月2日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町I邸)

    基礎表面の化粧モルタルにヒビ割れを発見。これまでの補修事例では目立たないようにハイモルタルを隙間に上塗りしても逆に目立ってしまうことも多々ありました。構造上はほとんど問題がないので、協議の結果、そのままの状態で良いことになりました。
    [建物左面/南側]
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  • 【外装の劣化】2013年3月2日(土)お家の点検5年目(富山市婦中町I邸)

    コーキング(シーリング)の弾力性を確認。太陽の紫外線等によって次第に硬化・ヒビ割れという経年変化(劣化)などが現れます。下地には防水シートが施してありますので雨漏りの直接的な原因にはならないと思われます。
    [建物後面/西側]
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    将来的な外装修繕ではコーキング(シーリング)の打ち直しや外壁などの防水塗膜(塗装)の再施工が出てきます。ともに足場工事が必要になるので、同時期に実施したほうが経済的です。
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    今後の起こり得る現象を紹介。外壁材には防水塗装を施していますが、太陽の紫外線等の影響によって次第に劣化・粒子化してチョーキング現象(外壁の表面を手で触ると塗膜が付く)が起こります。防水塗膜が効かなくなってくると外壁の基材が少しずつ傷んで余計に費用がかかることもあります。次回の10年目点検でも検査を実施して将来的な補修等の目安がわかると思われます。