基礎表面の化粧モルタルに温度変化によるヒビ割れが少し発生しているのを発見。
[建物南側と東側]
お客様にも見て頂き、どうしてヒビ割れが発生するのか?原因や対処等を説明しました。構造上は特に問題はありませんが、補修跡が逆に目立ってしまう事例もあるので、補修するか否か?はお客様の判断になります。
ヒビ割れは「コンクリートは圧縮に強く、引っ張りに弱い」特徴があります。お家の基礎の場合は鋼材によって引っ張り側を補強しています。
以下の画像は基礎本体ではなく、後から施工された土間コンクリートです。
[建物東側]
ヒビ割れの原因には「収縮」や「温度」、「複雑性(自己収縮、乾燥収縮、温度応力の複合+・・・)と、ネットで調べると、専門的な言葉が数多く見られ、複雑な要素がいっぱいあるようです(汗)
自己収縮・・・セメントの水和反応の進行→体積が減少して収縮
乾燥収縮・・・コンクリート中の水分の蒸発→体積が減少して収縮
ヒビ割れの可能性(発生確率)を下げることは可能なようですが、ゼロにすることは難しいそうです。