第3種の換気計画です。1階の給気口は全て「閉まる(閉めている)」状態のようでした。お客様にお聞きすると、寒い時期は給気口から冷たい風が入ってくるそうで一時的に「閉じる」状態にしておられるご様子。
基本的には換気計画を考慮して給気口を「開ける」状態でお引渡ししているのですが、閉じているのを定期点検で発見すると「換気計画の意味」を説明しています。仮に「閉じる」状態であっても、窓を開ける習慣がある場合はそれに越したことはありません。
[LDK/給気口] [2階居室他/給気口]
お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。生後2ヶ月の赤ちゃんが泣き始めてしまったので、横に寝かしつけながら書いて頂くことになりました。ご協力、誠にありがとうございます。
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]
Q 1階のカウンターの使い勝手(高さ)が良い。
A ダイニングテーブルは新居へお引越しされた際にご購入されました。カウンターの高さが市販されているテーブル高と同じぐらいであり、非常に使いやすいとのことです。
[LDK/キッチン側] [LDK/南側のサッシ辺り]
2.5階があるので収納スペースが大きく取れているとの嬉しいご感想。
[2.5階への階段] [小屋裏/ロフト]
1階から2階への階段には引き戸が入っています。1階と2階の空気の対流を遮断できるので、夏や冬の冷暖房費が節約されますね。
[引き戸/1階階段入口]
大泣きしたり小泣きしたり・・・赤ちゃんってとってもカワイイですよね♪
私たち大人と違って、喋れないので泣くことで自己表現している赤ちゃん。
「赤ちゃんは泣くのが仕事」誰がこのフレーズを考えたのかは分かりませんが、慌てて抱っこしてあやしているママを見ていると、自然とそのフレーズが頭に思い浮かんできます。
Q クロスの隙間等がある。
[リビング/コーナー/隙間]
これはクロスの膨らみ現象です。その少し左側に下地ボードのジョイントがあります。
[リビング/壁]
A 今回は当時のクロス施工の協力業者の方にも同行をお願いしていました。一般的な補修方法ですが、クロスの膨らみ部分をカッターで切れ目を入れてコークボンドを充填、ローラーで均等に均しています。
[クロス補修道具] [クロス施工の道具入れ]
光の加減、撮影時の角度等によってクッキリとは撮れていませんが、以前よりは目立たなくなりました。
[ビフォー] [アフター]
お客様は今回の一般的な補修跡には納得されず、クロスの部分貼り替えを強くご要望されました。
弊社からの説明では・・・「大きな吹き抜けがあって、上からの部材等圧力でこのような膨らみ現象は発生しやすい」でしたが、お客様側からは・・・「発生することが変。1年目点検では「貼り替える」ニュアンスだった」と強く抗議されました。同じ言葉であってもお客様と弊社の認識が違ってしまっていた事例になりました。
今回のクロスの柄・模様は「横」です。「縦」の場合は「縦に切る」補修でも柄をつなぎ合わせれば目立ちにくくなるのですが、横の柄の場合はつなぎ部分が目立ってしまうと思われます。お客様との協議の結果、貼り替え範囲は膨らみ現象のあった周辺から北側の外壁面までの長さになりました。弊社の説明不足・説明の仕方に不備があったことが原因と思われます。丁重に謝罪しました。
お客様に住み心地アンケートの記入をお願いしました。
[友人・知人に自慢、褒められる・驚かれるところ]
「キッチンが明るい」とのご感想。お客様宅ではパン教室が定期的に開かれています。東側全体が窓であり、住宅街のように向こう側に家が無いのが立地環境として非常に良いと思われます。
[LDK/東側] [照明を点けなくても明るい]
[真上の照明を点けなくても明るい雰囲気]
この照明はデザインで選んだのであるが、明かりが暗かったとのこと。明るさはサンプルを見ても設置場所や時間帯、目の感度等によって、光の感じ方が違ってくると思われます。
[コンセントの位置/ピット型コンセント]
ダイニングテーブルでPCを使うときに重宝している。
このタイプのステンレスキッチンはカウンター一体型であり、コンセントを取り付ける場所がありません。ピット型のコンセントでミキサー等の電源を確保しています。
2013年11月21日(木)お家の点検1年目(魚津市O邸)
所要時間 15:52~16:37 曇り
スタッフ 石丸、渡辺
【O邸の紹介】
対面キッチンのカウンターに対するイメージがガラリと変わった・変わる発想です。限られた空間の中での演出。まるでバーのカウンターを思わせます。カウンターと棚の高さを揃えて一体感を作り出しています。
これは居酒屋風なスペースです。個室仕様でちょっと小上がりになっている、和の雰囲気があるくつろぎの隠れ家的な空間となっています。
洗面化粧台のちょっとした苦労話。ランダムに貼られたタイル仕様ですが、現場を担当していた石丸の話では、技術的な細かなことまでは分かりませんが、施工では非常に苦労したとのことです。
2013年11月18日(月)お家の点検1年目(富山市T邸)
所要時間 15:00~16:00 曇り
スタッフ 砂田、中谷、渡辺
【T邸の紹介/まるでモデルハウスみたい?】
食器棚・カップボードなど、キッチン全体をトータルインテリアで考えると、どのようにしてパーツや部分をまとめ上げますか?
バラエティに富んだ様々な方法があると思いますが、対面キッチン・LDKが一般的な今、これまでの数ある点検事例から言うと、アピールの対象は来客(友人・知人)となります。センスの良さ・コーディネートを造り出すのはご家族のセンス、ホコリが被らないようにする配慮だと思われます。
このキッチン棚。壁を背面にして可動棚を利用することで経済的・インテリアとして非常に有効です。
見た目には一体型の造作棚?と勘違いしてしまいそうなくらいにステキな感じに仕上がっています。
食器棚を置くと壁は隠れて場所が固定化してしまいます。でも、「壁をインテリアの一部として」と考えるのでしたらオシャレなファンシーショップ的な感性で、このような抜群のセンスが光るのではないでしょうか・・・。
室内には緑があちらこちらに点在。緑への気配りも大変そうですね。