北側玄関のポーチ柱に藻が発生していました。高圧洗浄機で洗い落とせますが、水圧が強すぎると塗膜が剥がれてしまうこともありますので、「塗面との距離」を確認(感覚的ですが)しながら、お掃除して頂くようお願いしました。
塗面の防水塗膜が年月の経過(紫外線の影響等)とともに劣化(経年変化)して含水率が高くなり、藻が発生しやすい環境になっていること、また、周辺環境(立地条件)や外構が土の場合は地表からの水分の蒸発が遅いこと(北側で日当りが悪い等)も原因と思われます。
Q 開いた状態をロックする開き戸のストッパーの部品が外れた。
A 現状を確認。扉とストッパーとを固定する金物が取れていました。お客様は外出の時に合いそうな部品を探しておられたそうですが、見つからなかったご様子。不便なので取り寄せて欲しいとご依頼。
Q リビングドアのようなマグネットタイプのストッパーへの交換は可能か?床からの突起物だからか、つまずく事がある(笑)
A 形状が異なるので、同じ場所にはストッパーが付かない(ドアを止める位置が少し違う)可能性もあります。また、既存のストッパーを外すと、ビス穴が残る事もあります。
お客様との協議の結果、既存と同様のストッパー部品を発注することになりました。
モグラの被害。「モグラの掘った穴にネズミが通り、蛇も通る」と。お客様から詳しいことは聞けなかったのですが・・・。
ネットで「モグラによる被害」についてちょっと調べてみました。
モグラ被害では、ほとんどが地中に作るトンネルによるもので、農作物を食い荒らす等の直接的な被害ではないそうですね。ただ、地中に空洞ができるので・・・
・土の持っている保水力が極端に低下し、植物が枯れる。
・根が張れない、養分の吸収が出来ず生育が悪くなる。
・トンネルにネズミが入り込み農作物を食べる。
等々があるようです。
(オガワテクノより引用http://www001.upp.so-net.ne.jp/t-ogawa/index.html)
これまでに1年目、2年目、5年目と、数多くの点検現場に同行してきました。スタッフの言動を見ていると、5年目点検では点検スタッフとして一連の点検結果のほかにお客様にお知らせする必要のある事柄もあります。
お客様が日頃、感じておられる不具合の解決法や予防法、お客様がDIYでメンテナンス出来るようにスタッフが具体的にお手本を示すこと、そして、お客様が納得して頂けるよう、考慮しながら説明すること、等々。
点検スタッフが様々な工夫や経験等を重ねて、これまで積み上げてきたお家の定期点検。これからの点検でもお客様がずっと安心して頂けるよう、お客様フォロー体制という信頼感を築き上げていけたら良いな、と感じています。