点検ブログ

  • 【クロスの隙間等】2月12日(土) 定期点検1年目(富山市婦中町T邸)

    クロスのめくれや隙間等を発見。コークボンドで目立たないように補修している様子です。
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    足場にしている脚立の脚底には軍手がはめてありました。逆立ちしているみたいで滑稽ですね(笑)

    コークボンドを充填し、はみ出た箇所をタオルで拭き取っています。
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    タイルと棚板との間の目地が開いている箇所にもコークボンドで補修です。紫色のテープはキレイに仕上がるように補修ラインの道を開けたものです。
    [補修前]         [補修後]
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    コークボンドが乾燥した後にテープを取り外します。

  • 【内装塗料/ガイナ】2月12日(土) 定期点検1年目(富山市婦中町T邸)

    お客様宅のリビングは「ガイナ(※1)」という珪藻土のような健康に良い素材が使われています。
    下地材の湿度変化による伸縮(動き)によって、塗面が動き、隙間が発生したものと思われます。
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    補修している様子。一般的な内装壁紙のクロス(ビニール製)と違って、コークボンドを充填することで対処は出来ないので、一斗缶(ガンガン、業務用の醤油などが入った大型の缶)に入った塗料(ガイナ)でタッチアップ補修となります。コーナーだけを限定して塗れるようにあらかじめテープを貼っています。
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    ※1 特殊セラミックが配合されている断熱塗料です。一般的な塗料に比べて割高ではありますが、住まわれてからの光熱費が軽減されます。夏の遮熱効果や冬の断熱効果、空気洗浄効果、防音効果、消臭効果(マイナスイオン)、通常塗料よりも2~3倍長持ち(セラミックが含まれることにより、紫外線や自然劣化に強い)等々、様々なメリットがあるようですね。
    また、宇宙へ打ち上げるロケットの人工衛星を格納するフェアリングにもこのガイナが使われています。
    (参考/ガイナとは/http://www.ecology-com.co.jp/gaina/gaina.htmlやhttp://gaina.ecocoro.biz/)

  • 【室内照明と手元照明】2月12日(土) 定期点検1年目(富山市婦中町T邸)

    本日の1年目点検の結果と住み心地アンケート等の話題が中心の、最後のお客様確認です。
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    お客様宅の照明は電球色の器具と数、領域を絞った配置にしてあります。これによって、明暗のアクセントが効いた、柔らかい雰囲気になっています。

    お客様からの感想で「窓を大きくすれば良かった」との言葉。
    読書や書き物等をする時、照度不足になってお客様の不満になっているのかもしれません。
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    「タスク アンド アンビエント」という室内全体の照明と机上のタスク照明を組み合わせる考え方。
    お子様の勉強部屋を想像すると分かります。室内照明の他に視力が悪くならないようにデスクライトで補っています。
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    一方、会社でお仕事したり、学校でお勉強したりする時って、蛍光灯が非常に明るいですよね。このようなアンビエント照明での環境に慣れてしまい気味の私たち。
    お家の場合は、雰囲気やデザイン、経済性等を大事にする考え方が優先されます。リビングが様々な用途でも使われる事を想定すると、「あかり」計画も難しいですよね。

  • 【ドア枠】1月29日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q ドア枠がよく外れる。
    A お客様の前で実際に枠材を取り外して、現状を再確認。
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    当初、お客様は外れないようにして欲しいとのご要望でしたが、「なぜ外れやすいのか?」を改めて説明(※1)しました。お客様は理解・納得されて、このままの状態で良いとのことになりました。
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    ※1 万が一のドアを外す大がかりな工事に備えて、ドア枠の内側にはドア本体を取り外せるようビスが打ってあり、これを覆い隠すように枠材(戸当たり)がはめ込みされています。

  • 【玄関ドア】1月29日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q 鍵穴に鍵を入れてもロックが掛かりにくい。
    A 現状を確認。お客様はロックの掛かり具合が悪い(鍵が抜けにくい)際には、鍵穴に「CRC(潤滑油)ではなく」鉛筆の芯(黒鉛)で鍵を擦る方法を知っておられて、私たちスタッフの前で試されていました。
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    CRCは滑りをよくするのに重宝されますが、鍵穴に吹き付けるとホコリがくっ付いて開けにくくなってしまうので注意が必要です。

    そこで、他の点検現場での「鍵穴パウダー」を使っていた事例をご紹介。鉛筆よりも手軽にシュッと吹き付けて改善ですね☆
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    弊社のスタッフが愛用しているのが、㈱フキから発売されている「キースムーサー(鍵穴の潤滑剤)」という商品(約700円)。ホームセンターで販売されているので、買い物ついでに探してみると良いですね。
    表示されているコピーには「鍵前の鍵穴潤滑・摩耗防止に」と。使用対象では鍵穴だけでなく、車のドアのきしみ防止やビス・ナットの取り外し前に等々、使い道が多いので一家に一個あっても良いのかもしれませんね。

  • 【電球の取替え】1月29日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q 電球が切れたのでカバーを取り外そうとしたが、固くて開かなかった。
    A 現状を確認。半円形のプラスチック製の照明カバーを回すと簡単に外れました。お客様は天井と照明器具とが固定されている金属の部分を回しておられたご様子。
    [ユニットバス]
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    [洗面脱衣室]
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    スタッフの様子を見て、納得されたお客様。後日、お客様ご自身で電球交換されるとのことです。

  • 【引き戸】1月29日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    Q 引き戸のロックが掛かりにくい。
    A 現状を確認。他の点検現場での「引き戸の開閉でシッカリと最後まで閉まらない」事例を踏まえて溝のゴミ掃除や調整ツマミをドライバーで回しながら引き戸の傾き等を調整。
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    釜状の鍵を受けるラッチ受けのツメ部分の金物を前後に調整して現状を改善。
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  • 【結露】1月29日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    複層ガラスは一般的に「結露しない」のではなく、「結露しにくい」と言われています。
    お客様宅の暖房機器は「エアコン、こたつ、電気カーペット」であり、室内の水蒸気を増やす暖房器具(石油ファンヒーター)は無かったのですが・・・。
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    冬の時期は洗濯物がとても乾きにくい季節。お客様宅では暖かな室内で洗濯物を干しておられました。
    洗濯機で簡易乾燥されますが、衣類が乾くと同時に水分が蒸発して、室内の水蒸気量は増加します。
    エアコンを切る(就寝時)と室温は下がり、室内の水蒸気量は変わらない(湿度が上がる)ので、露点(結露)になると思われます。

  • 【新築のお家で、起こり得る現象とその原因とは?】1月29日(土) 定期点検5年目(富山市婦中町K邸)

    新築のお家。ご友人やお知り合いが新築されると、「住んでみてどう?」「不具合とかある?」等々、情報交換や新築前の情報収集時に見た展示場の雰囲気と重ね合わせて、「あれ?」と思う場面もあると思います。
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    これまでの点検現場で見受けられる現象を考えてみると・・・
    ・玄関ドア(ドアクローザーや丁番、鍵穴等々)
    ・開き戸(丁番、扉が下がって床にキズ、隙間、ロックの掛かり具合等々)
    ・引き戸(ロック、擦れ、閉まりにくい等々)
    ・吊り戸(下がり、擦れ等々)
    ・結露、カビ、変色等々
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    これらの原因について考えてみると・・・
    ・使用頻度や使い勝手(経年変化等々)
    ・温度変化による油圧等の変化
    ・生活スタイル(水蒸気の発生)による湿度変化
    ご家族の方が住まうことで、建具等の経年変化(劣化等)が進みますが、メンテナンスすることで部材等を長持ちさせることができます。
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    橋爪が「住まいの管理手帳」をお見せしているワンシーン☆

    本日はありがとうございました。今回は積雪があったので、屋根に上ったり外回りの点検が出来なかったのですが、雪解けを待って、残りの点検を実施する予定となっています。
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    これは岡野が上着を忘れて、気づかれたお客様が手渡ししているシーン。
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    たまにですが、道具を忘れることもあります。もし、お気づきになりましたら、ご遠慮なくお聞かせくださいね☆
    宜しくお願いしまーす!!

  • 【引き戸の開閉】1月24日(月) 定期点検2年目(富山市T邸)

    Q 閉まる手前でゆっくり閉まらずに、そのままのスピードで閉まる。
    A 現状を確認。開閉の際に少し異音がありました。
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    そこで、引き戸を取り外して、引き戸の調整具合を確認。上下にある調整ネジをドライバーで回して扉と桟、もう一つの扉との摩擦を考慮して調整します。
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    そして引き戸を元の状態に取り付けた後、もう一度ドライバーで調整ネジをスライドさせながら異音の有無を確認。
    リビングと和室の湿度差によって、引き戸が反ったものと思われます。木の場合、湿度が低いと水分を放出、高いと水分を吸収する調湿作用があります。
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    リビングと和室の使い方の違い。ご家族の生活の場はリビングが中心です。リビングでは冷暖房の空調機器を使って快適にしています。
    仕切りの扉は経済性(光熱費)や見た目などを考えて閉めっ放し、開放感や移動の自由性などを考えて開けっ放し、等々、ご家族のライフスタイルによって様々ですね。