今回は1年目。その後は2年目、5年目、10年目と続いていきます。
お客様にとってみれば、その間に不都合や疑問に感じた事を質問したり、注意事項を聞ける公式の場になります。
季節によっては気をつける場所や起こり得る現象等は異なっています。記載されているページのご紹介では奥様の目がキラリ☆と輝いていました。
お家はご家族が毎日過ごす大切な空間。そのお家が長く過ごしやすい環境になるようにお客様と一緒に二人三脚で取り組んでいきたいと思います。
これから5年目点検に向けての注意事項の説明です。
お客様の質問等に受け答えしているスタッフの様子。
点検の終わり頃、ようやく営業の永原が駆けつけました。ギリギリセーフ☆
お客様と永原、大矢はとっても仲良し♪今回の説明でも「例のアレで」とか「作戦B」とかオモシロおかしな話をしています。
点検終了後に、缶コーヒーを頂きました。お客様はこの缶コーヒーのおまけを集めていらっしゃるそうです。ごちそうさまです☆
そういえば・・・私んちは農家なのですが、たまに朝食にはお米を食べずにパンを食べています。
えっ?何故かって?実は・・・春のパン祭りとかで「リラックマ」等のシールを一生懸命集めて、お皿と交換しています。
おまけの話、すっごく楽しいですね☆
点検現場では、どの程度まで説明すべきなの?って、考える事があります。
今回の点検で特徴的だったのは、お客様にも「小屋裏」や「床下」を実際に見て頂いたこと。
いつもは立ち会って頂くだけですが、お客様にも「動く」ことを通じて、鮮明に受け止めて頂けたかと思っています。
お客様は「どのような現象が起きるのか、経験しないとなかなか分からない」と思います。
建築業界に携わっていれば、ある程度は理解できますが、不具合が起こった時はどうすれば良いのか迷ってしまいます。
「このような現象の場合はこうする」や「この仕様の場合はこのような現象が起こるかも」といった情報や事例等を「お引渡し時や1年目、2年目、5年目点検等々」の限られた時間ではありますが、お客様と一緒に、将来のお家の事を考え、守っていきたいです。
早い段階でお客様が「現象等や対処方法、仕組み等」を知っておられることで、防ぐ気持ちが働くと思います。
弊社の定期点検は2005年7月からスタートしました。はや3年と8ヶ月。今までの経験から考えると数時間の点検で説明しても忘れてしまうのが常だと感じています。今回お渡しする「住まいの管理手帳」で今日のメンテ意識や方法等の記憶を忘れないでくださいね。
お家については、「やっぱり魅力的ではないと!」や「電気代等のランニングコストを考えたい!」、「自然素材を使って、健康的な環境で暮らしたい!」、「とにかく低予算で抑えたい!」等々、様々な思いがあると思います。
現在の住宅市場では、お客様のご希望・ご要望と会社側の提案をマッチさせる傾向にあります。
住まわれて1年目のアンケートでは、「ここがステキ!知人から褒められる」や「提案された間取りが良くって便利」、「もう少し、部屋を広く取れば良かった」、「ずっときれいなままでいたいから、こんな工夫をしている」、「住み始めて最初の頃は、子供が床や壁等を傷つけるかと神経質であったが、今になると諦めの境地」等々、様々な感想がありますね。
では、お家のメンテナンスの立場で考えると・・・少し変わってくるかもしれません。
住み始めて2年目以降、毎月気になるのは水道光熱費で、去年の同じ時期とを比較しますよね。
これはお財布のお話。
(参考/2008年8月28日富山市K邸2年目点検、調理器具)
太陽の紫外線や季節の温度・湿度の変化、風雨、立地等の外的要因では、外壁のコーキングや屋根材の経年変化、モルタルのヒビ、木部の伸縮、雨垂れ等々、これらを防ぐことはなかなか難しいです。
これが生活スタイル(水蒸気の発生)等の内的要因では、結露や床鳴り、クロスの変化、ドアの開閉等々、仕組み等が分かっていれば、その場や今後の対処方法、未然の注意等で改善できると思います。
でも、お掃除とメンテナンスはちょっと違うので、なかなか好きではない限り、難しくもあります。
全てに共通しているのは「変かな?気付いた時、発見した時」という、お客様の使い勝手や使用頻度等で、住まわれているお客様にしか分からない「現象への早期対処が有効」という事、そして、「起こり得る事例を知っている事」が大事ですね。
この「住まいの管理手帳」。建築業界に携わっている者でも知らなかった事例が多く掲載されていますが、スタッフの経験的知識のほうが優っている場合も多々あります。
また、お客様が独自に調べられて工夫されて、スタッフが勉強させられることもしばし。
これからの定期点検。もっともっと勉強が必要なんだな、と今後の点検現場が楽しみになりました。
今回の点検は5年目。18日の3時間12分と24日の57分。合わせて4時間9分と、今までに無い最長の点検時間でした。
お客様の積極的な参加や様々なたくさんの疑問にお応えしながら、進めていった結果だと思います。
ただ、お客様の疲れも多少見受けられましたので、今後はスタッフの動きをもっと考えなければ!と気持ちを新たにしました。
写真は、お客様と一緒に住まいのバイブルのお勉強です。
「保証」については、状況(経年変化や使用頻度等)を見て保証する事をご説明し、「メンテナンス課の宮本です」と名刺をお渡し☆
本日の点検以降、何か不具合等がありましたら、ご遠慮なくご相談・お問い合せしてくださいね♪
この写真は、お客様宅のお子様が点検中に宮本のほうへ遊びに来た(?)様子です。
何やら二人でお歌を合唱していました。何だか、シミジミと感じ入ったワンシーンでした☆
「点検は今回の5年目点検で終わりですか?」とお客様。
「今回の点検は最後ではなく、弊社が発行している保証書に基づいて10年目点検もあります。」とお返事すると、お客様は安堵されていました。
現段階では、1年目、2年目、5年目と弊社スタッフ4名が勢ぞろいで伺っています。次の10年目は構造・躯体等々の点検となり、今回の点検スタイルとは異なるとは思いますが、安心して下さいね。
そして、今回お渡しする「住まいの管理手帳」。季節のメンテナンスが満載されています。日頃、疑問に感じた時に読んで頂ければ、ほとんどが解決すると思われます。
ひょっとすると・・・弊社スタッフよりも詳しいかも・・・(汗)
とにかく、私達スタッフは毎日が勉強です。ご連絡頂ければ、いつでもお伺い致しますね。