Q 塗装が剥がれている。
A 現状を確認。塗装は対候仕様となっていますが、半永久的ではなく、近い将来には定期的な塗装が 必要となってきます。
今回の事例では外壁の再塗装も同様で、外壁材は現場吹き付け仕様です。現在はまだ問題ないのですが、手で触って剥がれが確認された時は、再塗装を促す時期となってきます。
今の塗装は新築当時(5年前)と比べて、塗料の進化もあり、既存の塗装の上に再塗装しますので、耐用年数が現在よりも延長できると思われます。
Q 外壁の塗装で剥がれてきている小さな箇所がある。
A 現状を確認。この現象(塗膜の劣化)はエアコンの室外機の上面から雨水が弾いてできた跡であると思われます。
改善策として、クリア(透明)のウレタン塗料をホームセンターで購入し、タッチアップ補修※1を施して頂くよう助言。
※1 目立たないように周囲の色に合わせて塗装する補修方法です。
また、5年を過ぎるとコーキングの劣化(硬化による弾性の劣化等)が心配されます。コーキングのメーカーでは一般的に保証(新築時の施工後)が5年と言われています。
お家の方角によって紫外線等の影響も違ってくるのですが、10年目までは大丈夫と思われます。
これからは10年目以降に起こり得る補修等の予算も貯めて頂くよう助言したところ、お客様はよく知っておられ、ご理解されていました。ありがとうございます。