外壁同士の間に施してある弾性シーリング剤にも紫外線等による経年劣化があります。実際に指で押し当てて弾性の有無を確認することで劣化(硬化)状態を判断することもできます。よく見るとシーリングの片方が少し切れている状態ですが、現段階では特に異常はありません。将来的には経年劣化に対する改装計画を頭に入れて頂くようお願いしました。
[建物後面/南側]
点検ブログ
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【塗装の剥がれ/車庫】2014年8月6日(水)お家の点検10年目(富山市S邸)
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【外壁のヒビ割れ・動き】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)
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【スリムダクトの下がり】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市N邸)
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【M邸の紹介】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)
2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)
所要時間 9:50~11:48 曇り
スタッフ 前根、渡辺【M邸の紹介】
南欧風な外観が周囲の目を引く塗り壁仕様のお家。
アーチ状のブリックタイルがオシャレ感をさらに演出しています。建築後10年が経過しているので外装の経年変化・劣化はありますが、それ以上の魅力・存在感がココにあります。手作り感のあるお家ならではの味わいなのかもしれませんね。
今回は10年目点検。ひと通りの点検が終わった後に記入する点検表には以前の5年目点検や2年目点検、1年目点検での現象等が時系列に書かれています。全ての点検結果が書かれている(あんなこと、こんなこと等々)とお客様にとっては非常に懐かしく感じられるのかもしれません。
お客様との談話。昔話に花が咲きます。
経年劣化等による現象が幾つかありましたが、今後のメンテナンス方法も併せて説明させて頂きました。
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【藻・カビの発生】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)
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【外壁のヒビ割れ・動き】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)
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【塗り壁の剥がれ】2014年6月21日(土)お家の点検10年目(砺波市M邸)
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【シーリングの隙間等】2014年6月17日(月)お家の点検10年目(立山町H邸)
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【塗り壁のジョイント部分のヒビ割れ】2014年5月30日(金)お家の点検10年目(富山市Y邸)
Q 過去の点検の際に「塗料の弾性が効いているからヒビ割れは発生しにくい」と聞いていたが・・・。
A サイディングの表面に塗り壁調に塗装している施工(外壁は塗料に砂を混ぜて吹き付け、表面を手塗り感覚で平らにしている2層塗り)となっています。ヒビ割れ箇所は下地ボードのジョイント部分であり、下地材が湿度変化等によって伸縮することで表面に施工しているサイディングも追随して起こり得る現象(室内では壁クロスの変化に似ています)と思われます。ヒビ割れが発生しても内部には防水シートが施されているので、雨漏りの直接的な原因とまではいきません。
[建物後面/南側]
[建物右面/西側]
Q 外装の塗り替えはいくらぐらいかかるのか?
A 外装の塗り替え・上塗り等々、改装・改修の方法には何通りかあります。代表的な方法では表面の汚れを落として長持ちするように改めて塗装を施すことになると思われます。
新築から10年経ったのと今から10年経つのを比べると経年劣化(防水塗膜)が更に進んでくるので、将来的に早い段階で修繕を考えたほうが良いと思われます。既存の外壁に追加で上から塗装する「トップコート」を提案。既存面に接着剤となる処理をし、中塗りで厚めの塗装、上塗りで仕上げ塗装となります。なお、高所工事になると足場費用も入るので、防水塗膜やシーリング剤の打ち直し等は同時期に行なったほうが経済的になります。