点検ブログ

  • 3月25日(火) 定期点検1年目(入善町U邸)

    3月25日(火) 定期点検1年目(入善町U邸)
    所要時間 10:30~11:20 雨
    スタッフ 砂田、永原、長澤、渡辺
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【U邸の特徴】
    U邸は、弊社の看板展示場の「グレースティー」。まるで海外にでも来たかのような雰囲気で、海外ドラマ「フルハ○ス」のよう。ご家族の笑顔がとても輝いていました。

    【1年目のお誕生日】
    ご無沙汰しておりまーす。お客様が新居にお引越しされて、1年目ですね。
    01_U_お誕生日

    【契約前の思い出】
    下の画像は、お客様が新築される前の3Dプレゼンの画像で、弊社のHPでも紹介されています。
    打合せする度に「あっ!そうそう♪」「えっ?そうだったっけ?」とか、お客様のたくさんのご要望をお聞きし、疑問点も解決しました。あの頃がとっても懐かしいですね。この画像は大型スクリーンに立体的に映し出され、グルグルと歩いた感じで見る事ができるんですよ。
    02_U_契約前の思い出_0102_U_契約前の思い出_02

    【ポーチ柱の土台】
    何らかの影響で石にヒビが入っていました。後日、補修する事をお約束。
    03_U_ポーチ柱_0103_U_ポーチ柱_02

    【雨垂れ】
    破風(※1)板部分の雨垂れの汚れが激しい状態を確認。雨垂れは月日の経過とともに次第に汚れが落ちにくくなります。奥様だと高所は危ないので、ご主人へ脚立等を使って水洗い又は中性洗剤で洗浄する事をお勧め。
    04_U_雨垂れ

    ※1 切妻や入母屋の屋根で妻側につけられる山形の隠し板。

    【外構の工夫】
    正面の外回りには、砂利ではなく、瓦を砕いてリサイクル(※2)されたものがまかれていました。
    よ~く見ると、瓦の黒色と茶色のまばら模様。昔(約30年前の話)、瓦を砕いて道路に落書きをしていた古き良き時代を思い出しました(笑)みなさんも経験ないですか?
    05_U_外構_0105_U_外構_02

    ※2 瓦チップと言います。防除草効果や踏むと「シャリシャリ」と特有の音がして防犯効果、愛・地球博では保水性を活かしたヒートアイランド現象(地表温度上昇)の抑制剤として採用されていたみたいです。最近ではホームセンターでも売られていますね。リサイクル品としては多少高めですが・・・。

    【床のキシミ】
    Q キッチンの床でキシミがする。
    A 現状を確認。床はヒトの体重(両足からの2点荷重)でも沈む現象があり、床材の数ミリ程度のズレがあると思われます。今回の事例では床材は無垢(※3)。後日、補修する事をお約束。
    06_U_床きしみ_0106_U_床きしみ_02

    ※3 無垢は唯一無二、自然素材で化学物質の発生が極小、人に優しい適度な硬さ、高い調湿作用があり、60%に調湿しようとする作用があります。

    【ポスト口】
    Q 雨が吹き込む事がある。
    A 現状を確認。
    07_U_ポスト_01

    標準のポスト口です。通常(上方向)の雨でしたら問題ないと思います。この地域は海岸に近い立地。
    風も強く、雨風になる天候がわりと多いです。新聞紙が入った状態での風雨の場合、投函物を伝って雨水が浸入すると考えられます。
    07_U_ポスト_0207_U_ポスト_03

    現状を改善するには、ポストを外に設置する方法もありますが、季節(特に寒い時期や積雪)、服装(パジャマ姿で取りに行く)の近所の目もあります。何らかの方法を検討して、返答する事をお約束。
    07_U_ポスト_0407_U_ポスト_05

    【設計・施工での特徴】
    サンルームは、自然光を取り入れる設計上の工夫がしてあります。
    08_U_特徴_0108_U_特徴_02

    壁は珪藻土の塗り壁。そしてアーチ型のゲート。とってもすてきな空間です。
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    そして、アイアン製のオシャレなカーテンレール。様々な箇所にお客様のセンスが光っています♪
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    サークルヘッドの窓。通常のサッシ窓の上に半円形の窓があり、より多くの自然光が入ります。
    07_U_特徴_07

    リビングは無垢の床材。メンテナンスが行き届いていました。
    07_U_特徴_08

    【お湯の使用】
    Q 休日には主人が大量のお湯を使って掃除するので、冬場にお湯が足りなくなるのが心配。
    A タンクに溜まっているお湯量は、お客様宅では460ℓの容量があり、タンク内のお湯の使用では、水と混合しながらお湯が出る仕組みとなっており、極端な過剰使用でない限り、心配ない事を申し添えました。
    08_U_お湯

    【結露】
    Q 結露はありますか?
    A 特に無いですよ(笑)

    現状を確認。暖房機器は蓄熱式電気暖房機、調理器機はIH、室内には物干しが少し、サッシ素材はアルミ(仕様により異なる)で、壁材は珪藻土の塗り壁です。
    展示場なら結露の元となる水蒸気の発生がなく、問題ないのですが、お家にはヒトが住んで生活をしています。すると少なからず結露は発生し、目立つか目立たないかの差だと思われます。
    09_U_結露_0109_U_結露_02

    今回はサッシ枠のゴム状の部分に若干のカビを確認。2年目点検では、お客様に具体的なメンテ方法をお伝えしようと思います。

  • 3月22日(土) 定期点検1年目(富山市K邸)

    3月22日(土) 定期点検1年目(富山市K邸)
    所要時間 10:00~11:10 快晴
    スタッフ 大矢、永原、岩林、川上
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    K邸はカスタムハウス。カーポートがあり、広~いお家に大きなテレビ。セレブな生活の感じ。細部にまで気が行き届いていて、気持ちの良いお宅でした。

    【雨水枡】
    弊社の点検項目に入っている雨水枡内の点検。たまにゴミが溜まっている事もあります。年に1度はお客様の目で確かめてみるのも良いですね。
    01_K_雨水枡_0101_K_雨水枡_02

    【ドア調整】
    日頃の使い勝手等でドアが若干下がっていました。近い将来、ドアの下部が床を傷つけてしまうのを防止する為にドライバーで調整しました。
    02_K_ドア調整_0102_K_ドア調整_02

    【クロス】
    1階はクロスのキレは見当たらなかったのですが、2階では幾つか発見しました。2階は日頃ほとんど使っておられない部屋との事。2年目点検で目立たないようにコークボンドで補修する事をお約束。
    建築後、約2年間は、木部が伸縮します。建築材として家の骨組みとなった木は、その土地の気候や湿度に順応するのに約2年かかるそうです。
    03_K_クロス_0103_K_クロス_02

    【弊社のカレンダー】
    カレンダーが冷蔵庫の横に張ってありました。とても感激しました!!
    04_K_カレンダー

    【エアー抜き】
    Q お湯の使用時に「ポコポコ」と音がする。
    A 現状を確認。給湯器はお客様がご準備されたものでした。給湯器から蛇口までの配管内に空気が溜まっており、お湯を出すことで気泡が膨張したものと思われます。お客様にとっては耳障りな音。
    ただ、ご用意された給湯器には、自動エアー抜き機能がありませんでした。
    05_K_水栓エアー

    【終わりに・・・】
    点検完了後の一連の説明後、コーヒーやお菓子がたくさん出てきました♪
    お客様曰く・・・「スーパーへ行けば98円、コンビニで買えば120円以上」生活の知恵ですね。もてなして頂き、ありがとうございました。そしてご馳走様でした。大変美味しかったです♪
    06_K_終わりに_0106_K_終わりに_02

  • 2月19日(火) 定期点検1年目(富山市A邸)

    2月19日(火) 定期点検1年目(富山市A邸)
    所要時間 16:05~16:45 晴れ
    スタッフ 石丸、橋爪、広野、渡辺
    協力業者 同行なし

    【A邸の特徴】
    1階がブリック貼りの「カスタムハウス」。欧風な感じ。外壁の色も濃い山吹色なので南欧の風が吹き抜けてくる気がしました。ポーチの作りもあまり例の無いものです。お客様の好みでカスタムも色んな顔を見せてくれます。

    【1年目のお誕生日】
    お元気ですか?お客様が新居にお引越しされて、約1年になりました。
    01_A_お誕生日

    【カウンターのキレ】
    蓄熱式電気暖房機の上のカウンターと壁との間に隙間が発生していました。暖房の熱と乾燥で水性のコーキングが切れたものと思われます。お客様も建築の知識を持っておられ、原因には理解を示されました。暖房機を使わなくなる春頃に補修する事をお約束。
    02_A_カウンター

    【和室の床鳴り】
    床鳴りを確認。強く踏み込んだ際の音を聞くと、床下の床を支える鋼製束の緩みであることが判明。
    季節(湿度)の変化により、床鳴りが発生したものと思われます。後日、床下から増し締めを実施する事をお約束。
    03_A_床鳴り

    【引き違い戸】
    Q 子供が押したせいか、閉める際にカタンとレールに違和感がある。
    A 現状を確認。数回、試したところ、モヘヤ(※1)と戸の表面の飾りとの摩擦が原因である事が判明。閉める時の微妙な力加減が違和感になる事を説明し、お客様もご納得。
    04_A_引き違い戸_0104_A_引き違い戸_02

    ※1 モヘヤ ・・・ 腰の強い繊維。

    【玄関ドア】
    Q ドアの閉まる速さが一定なので、勢いの無い閉まり方にして欲しい。
    A 現状を確認。ドアクローザーの調整ネジをドライバーで調整。数ミリ単位で難しい作業でしたが、お客様が希望される「9割が一定の速さ、閉まる間際の1割でゆっくり」を実現。
    05_A_玄関ドア_0105_A_玄関ドア_02

    【結露】
    結露って一言でいうと難しいですよね。特に冬場に多く見られる現象です。
    Q 結露はどうして発生するのですか?
    A 複層ガラスの場合、ガラスの間に空気層が設けてある為、断熱効果が高く、ガラスは結露しないと思われます。枠の場合、素材や製品仕様によって異なっており、結露がしにくい状態となります。
      点検現場では「複層ガラス=窓全体が結露しない」が一般的に考えておられるようです。
    06_A_結露_01

    様々な諸条件が重なって結露が発生しますが、何やら難しい用語で「飽和水蒸気量(※2)」や「露点」(※3)等々、私なりに考えてみました。
    寝室の場合、一般的にドアを閉めて室内を暖めていると思います。暖かくなった後、暖房を消して就寝。その後、徐々に室内温度が低下すると露点も下がっていきます。

    同時にヒトの水蒸気発散(呼吸)の占める割合が大きくなって、露点に近い状態になり、外気に近い温度(素材の熱伝導率(※5)により異なる)の枠に結露が発生すると思われます。
    ドアを開けて空気(暖かい空気)の交換や除湿すれば飽和水蒸気量がもっと減ります。気温と露点の関係ですね。
    06_A_結露_02

    したがって、室内(部屋毎に違う)温度、暖房機器、調理機器、物干しの場所、住まわれる家族構成、サッシの素材の断熱効果等々と思われます。
    ※2 飽和水蒸気量 ・・・ 1㎥の空間に存在できる水蒸気の質量をgで表したもの。
    ※3 露点 ・・・ 水蒸気が飽和(※4)に達して凝結する温度。
    ※4 飽和 ・・・ 最大限度まで満たされること。
    ※5 熱伝導率 ・・・ 専門的には気体や液体(例えば対流)、固体や金属等に分類されます。今回の場合は、金属。用語とか難しいのですが、アルミの場合、鉄の約3倍となる「熱しやすく冷めやすい」性質をもっています。アルミ製のヤカンや鍋は直ぐにお湯が沸きますね。

  • 2月18日(月) 定期点検1年目(富山市O邸)

    2月18日(月) 定期点検1年目(富山市O邸)
    所要時間 9:50~10:55 雪
    スタッフ 中田、砂田、坪島、成瀬、渡辺
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【O邸の特徴】
    やさしいクリーム色とビタミンカラーのオレンジ色。あまり例が無いのでオリジナリティがあります。
    優しさと元気を表現されているように感じられました。優しげなご夫婦と元気なお子さんを象徴しているようです。

    【1年目のお誕生日】
    お客様が新築にお引越しされて、約1年。今思うと、たくさんの楽しいイベントもありましたね。喜びもひとしおです。
    01_O_誕生日

    【枯れ草】
    外壁内に侵入している枯れ草を発見。これはエノコログサ。植物の隠れたチカラは、コンクリートを突き破る等で有名ですね。今回の事例は深刻なものではありませんが、スタッフの手で引っこ抜きました。
    02_O_枯れ草_0102_O_枯れ草_02

    子供の頃、エノコログサで友達をくすぐったりしたことがあります。何だか動物(犬?猫?)のシッポに似ていますね(笑)
    「犬コロ」がなまって「エノコロ」になったそうです。子犬のシッポ。不思議不思議♪

    【基礎の表面】
    基礎の表面(厚さ5㎜)の仕上げモルタル部分にクラック(ヒビ割れ)を発見。お客様には基礎本体には影響が無い事を伝え、安心して頂きました。景観上の問題であり、2年目点検の時に補修する事をお約束。
    03_O_クラック_0103_O_クラック_02

    【積雪】
    本日の積雪量?降雪量は約30cm。メーターボックス等が埋もれていた為、今回は点検出来なかったのですが、次回の点検で蓋を開けて検査する事になりました。
    04_O_積雪_0104_O_積雪_02

    【ユニットバス】
    廻り縁が外れていたのを発見。他のコーナーと比べると明らかに変な状態でした。お客様へ謝罪し、直ぐに処置する事をお約束。
    05_O_UB_0105_O_UB_02

    【和室の床鳴り】
    床鳴りを発見。強く踏み込むと、床下の床を支える鋼製束の音であることが判明。季節(湿度)の変化により、床鳴りが発生したものと思われます。お客様宅での事例は初めてなので、一通りの増し締めを実施する事をお約束。
    06_O_床鳴り_01

    【クロスのキレ等】
    階段口や2階居室で壁クロスのキレ等を発見。下地材が季節の湿度と室内湿度(ライフスタイル)によるものと思われます。室内湿度の変化には様々な要因があります。暖房機器、調理器具、家族構成等々。後日、目立たないように補修する事をお約束。
    07_O_クロス_0107_O_クロス_02

    【床のキズ】
    玄関口の床にキズがついていました。
    Q このキズはどうされたのですか?
    A 灯油のタンクを引っ掛けてしまいました(笑)
    ホームセンターで販売されている「クレヨン」等で、試してみる事をお勧めしました。やっぱり、どのご家庭でも家族構成によって様々なキズがあります。低予算でお考えの場合は、お客様自身のメンテも大切なのだなって実感。
    08_O_床のキズ_01

    【換気システム】
    今回は、お客様に具体的なメンテナンス方法をお伝えしました。スタッフが手本となって、お掃除を実施。やっぱり、1年経過すると汚れていますね。
    09_O_換気システム_0109_O_換気システム_02

    次にフィルターの取替えです。使用後のフィルターは小さな虫やホコリで汚れていました。やっぱり、換気システムはホコリ等を吸って吐き出しているのですね。
    09_O_換気システム_0309_O_換気システム_04

    【住み心地アンケート】
    お客様が新居に住まわれてからのアンケートを取りました。お客様の工夫等、様々なお話になりました。
    10_O_アンケート_01

    階段の上り口と下り口にコンセントが設けてあります。足元点灯は安全対策、また階段や廊下を掃除する際に重宝されているご様子。使い勝手が良いみたいですね。
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  • 2月16日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)

    2月16日(土) 定期点検2年目(富山市K邸)
    所要時間 13:30~14:20 晴れ
    スタッフ 石丸、長澤、川上
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    弊社の建売物件、ストラトフォードのお家。あまり例が無いので、とても新鮮な感じがします。
    ブリックタイルが貼ってありますが、「カスタム」とも「ノスタルジア」とも違ったタイプの上品な建物です。

    【玄関ドアの鍵】
    Q 玄関ドアの鍵が開けにくい。
    A 現状を確認。潤滑スプレーで滑りを良くする方法もありますが、鍵や鍵穴の場合、余計なホコリが付着して鍵がかからなくなる可能性もあります。そこで登場するのが鉛筆の芯(※1)。削った鉛筆で鍵の横(細い部分)に塗るのが効果的です。自転車の鍵もOK。
    01_K_玄関ドアの鍵

    ※1 鉛筆の芯(黒鉛)はダイヤモンドなどと同じ炭素の同素体でとても密な結晶体です。この結晶体が鍵穴の内側の傷に入って、傷穴を埋めて滑らかになるそうです。黒鉛は金属と同じくらいの硬さもあり、一度行なえば長持ちします。

    潤滑スプレーは、弊社ホームページの住まいのメンテナンスにも記事がありますが、ドアの金具等の擦れが原因の場合に吹き付け使用します。

    【建具調整】
    Q 脱衣室のロックがかかりにくい。
    A 現状を確認。ドライバー1本でドアの傾きを調整できる事を披露するとお客様はニコニコ笑顔。
    作業中も興味津々に見入っておられ、ご自身でもメンテをされているようでした。
    02_K_建具調整_0102_K_建具調整_02

    【収納物干し竿】
    前回の点検でもサビが出るという指摘がありました。この商品はホシ姫サマ(※2)。ステンレス製なので、もらいサビ(※3)と思われます。このまま放置するとステンレス自体のサビを誘発しますので、早めに拭き取る事をお勧めしました。
    03_K_物干し_01

    ※2 天井下や窓の上部などに取り付け、竿を自由に上下させることができ、天井高が2400㎜時では車椅子でも使える高さにまで降りる便利モノ。室内の未利用空間を有効に活用できます。
    ※3 ステンレス自体からの発生ではなく、表面の油分・塩分・ホコリなどの汚れに外界から飛来した酸化鉄分(サビ)が付着した状態のことです。
    03_K_物干し_02

    予防法としては、表面の汚れを溜めないようにする事です。気がついた時には早めに金属用のサビ落としで除去しましょう。
    もらいサビに有効なのは粒状の還元型漂白剤(※4)。少しお湯を足してペースト状にした漂白剤をサビに塗り、しばらく(目安は約5分)待ちます。そして固く絞った柔らかい布で擦ると落ちていきます。でも、お勧めは伝線した(破れた)ストッキングですね。スポンジよりも目が細かく弾力性が高いのでとても磨きやすいです。
    また、素材に傷をつけにくいので、水栓金具を磨いたりするのにも重宝します。

    ※4 漂白剤とは、繊維から汚れを取り除いてきれいにするのではなく、汚れの色素を分解して、別の物質に変えて、色をなくして見えなくする働きがあります。(詳しくは石けん百科を参照)
       現在市販されている漂白剤には酸化型(塩素系、酸素系)、還元型とに分類されます。還元型の形状は粉末の弱アルカリ性で、色柄物には使用できませんが、鉄分による黄ばみを取り除く事ができます。

    【クロスのキレ等】
    室内のクロスに隙間等があるかどうか見渡しましたが、特に目立った箇所はありませんでした。
    でも、今回は2年目点検。後日、全ての箇所を専門業者の手で再確認する事をお約束。
    04_K_クロス_01

    【床下点検】
    床下点検を実施しました。「おっと!進路を邪魔する物体あり」。タイヤが保管してありました。確かに床下収納庫など空いているスペースを有効に活用するのは知っていますが・・・。
    「潜ってみてびっくり!」は今回が初めて。過去の点検現場の、とあるシーンを思い出しました(笑)
    05_K_床下点検_0105_K_床下点検_02

  • 2月14日(木) 定期点検1年目(富山市K邸)

    2月14日(木) 定期点検1年目(富山市K邸)
    所要時間 14:00~15:00 雪
    スタッフ 砂田、鉾井、川上
    協力業者 同行なし

    【K邸の特徴】
    閑静な住宅街に建つK邸。前には2台の駐車可能なカーポートがあり、便利そうでした。家の裏手は更地でリビングにはたくさんの温かい日が入っていました。
    5人家族はとても仲良く住んでおられ、「家」もさぞ喜んでいるだろうなぁ、と思いました。

    【雨樋】
    雨樋が外れているのを発見。自然環境(風や屋根雪)が原因と思われます。後日、補修する事をお約束。
    01_K_雨樋

    【クロスのキレ等】
    玄関口やトイレ等で壁クロスのキレ等を発見。下地材が季節の湿度変化と室内湿度(ライフスタイル)により伸縮し、クロスが追随出来ないことにより発生したものと思われます。後日、目立たないように補修する事をお約束。
    02_K_クロス_0102_K_クロス_02

    【ドアストッパー】
    ドアストッパーが若干変形しているのを確認。開閉の際に力がかかり過ぎているものと思われます。ストッパーの機能が低下すると、丁番の軸が曲がってしまう可能性もあります。
    03_K_ドア_0103_K_ドア_02

    早急に戸当たりの仕様を別の形で変更する提案をさせて頂く事にしました。
    03_K_ドア_03

    【ドアの開閉】
    Q ドアの開閉で異音が出ています。
    A 現状を確認。ドアを開閉する時に隙間をなくす為の戸当たりにゴムヘラが付いていますが、このゴムヘラが外れかけており、この接触音が原因でした。後日、補修する事をお約束。
    04_K_ドア_01

    【1年目のお誕生日のお花】
    リビングの一番日当たりの良い場所に置いて頂きました。ありがとうございます。
    05_K_お誕生日

    【エアコン】
    エアコンの配置には色々と驚かされます。どんな性能の、大きさのエアコンを購入されるかによって設置する場所を工夫しますね。
    06_K_エアコン

    【感想等】
    お客様から住み心地アンケートを頂きました。「2階のウォークインクローゼットに窓があったら・・・」と住んでみて分かった事がたくさんあったそうです。色々と聞かせて頂き、また、もてなして頂き、誠にありがとうございました。
    07_K_談話_0107_K_談話_02

  • 2月3日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)

    2月3日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)
    所要時間 15:00~15:54 雨
    スタッフ 石丸、坪島、長澤、渡辺
    協力業者 同行なし

    【S邸の特徴】
    赤みを帯びた茶色の落ち着いた雰囲気が漂うSさま邸。お子様も伸び伸びと育っておられるご様子。
    ご家族の健康も考えて、湿度計で湿度をチェックされていらっしゃる所は、実は家にも優しいのです。
    また、家のメンテナンスもご主人がある程度のことはされるという、家にも家族にも優しい家庭です。

    【タイルの割れ】
    タイルの割れが1箇所ありました。グレーチング(鋼材を格子状に組んだ溝蓋)を持ち上げて状態を詳細に確認。車のタイヤがタイルのアンバランスな箇所に踏み込んだ圧力で割れたものと思われます。
    グレーチングの底には厚さ3mmのゴムパッキンが施してはありますが、後日、原因を追究し、再発防止に努める事をお約束。
    01_S_タイル101_S_タイル2

    【目地の埋め】
    1年目点検の際に指摘のあった目地の隙間。当時は、外で対応できる補修作業であった為、ご主人が補修現場に立ち会えていなかったという話。そこで、補修後の状態をお客様と一緒に確認しました。
    02_S_目地

    【基礎の表面】
    車庫の基礎部分の表面(厚さ5㎜)の仕上げモルタル部分にクラック(ヒビ割れ)を発見。お客様は雨の浸入を心配されていましたが、仕上げ部分だけというスタッフの説明に理解・納得、そして安堵されたご様子。後日、補修に伺います。
    03_S_基礎

    【リビングの床鳴り】
    Q 以前、床鳴りがあった。
    A 状況を確認。今回は床鳴りの現象が見受けられませんでした。季節(湿度)の変化によるものと説明し、後日、大工と一緒に訪問、床下の床を支える鋼製束の一通りの増し締めを実施する事をお約束。
    04_S_床鳴り

    【引戸の開閉】
    Q 引戸の閉まりが悪いのですが。
    A ドライバーで調整を実施。お客様は自分でメンテ出来る箇所はご自身で試しておられるご様子。
      調整箇所と回し方、引戸の仕組みを説明したところ、熱心に聞き入っておられました。
    05_S_引戸105_S_引戸2

    【クロスのキレ等】
    1階リビングや2階居室で壁クロスのキレ等を発見。お客様は、冬場は大型の天井エアコンをつけておられ、木製の下地材が過乾燥(エアコンの除湿)により、収縮度が強くなっていると思われます。
    後日、専門業者とともに目立たないように補修する事をお約束。
    06_S_クロス106_S_クロス2

    【床鳴り】
    2階の居室でキシミを確認。
    Q 2階の床のキシミ補修はどのような方法で行なうのですか?
    A 1階のように床下に潜って、調整する事は出来ない為、表面から細くて目立たない釘を打ち込む施工となります。この部屋の素材は無垢であり、一般的な床材よりも素材自身の伸縮が季節の湿度の影響で大きくなる性質もあります。
      床材の間も乾燥による収縮が目立っていましたが、自然素材ならでは特徴である事をお客様も知っておられ、部屋の用途が子供部屋でもあり、このままで良いと納得されました。
    07_S_床鳴り107_S_床鳴り2

    【換気システム】
    Q 定期的に掃除をされていますか?
    A 今までに3~4回程度、実際に蓋を外してフィルターも掃除しています。
      掃除の際にOFFにしたまま、ONにする事を忘れていた時があり、でも空気清浄機が空気のよどみを感知したようです。住まわれる方には空気の流れは実感できませんが、機械はちゃんと見ているのですね(笑)
    08_S_換気システム

    【感想等】
    お客様の施工によるロールスクリーン。リビング階段の要望が多いなか、階段口からの冷暖房の逃げが気になることもしばし。他の事例では、階段口にカーテンや引戸を施される方もいらっしゃいます。
    お客様の工夫が光る場所ですね。
    09_S_感想

  • 12月22日(土) 定期点検1年目(富山市U邸)

    12月22日(土) 定期点検1年目(富山市U邸)
    所要時間 10:40~11:50 曇り
    スタッフ 大矢、橋爪、成瀬、渡辺
    協力業者 同行なし

    【U邸の特徴】
    外観は山吹色で、建物正面の一部分でブリック調の外壁の色違いがポイント。また、コーナー部分にもブリック調をあしらい、スタッフが思わず「かっわいい~」って声をもらしてしまうほどの愛らしいお家。外灯にはわざとツルを巻いたような演出。そして外部の水栓のパンも凝った趣向でした。
    01_U_特徴101_U_特徴2

    【屋根施工の納まり】
    玄関口の屋根と外壁との板金の納まりを気にされていたので、お客様と一緒に指差し確認で施工の仕様の説明をしました。雨樋への雨水の流れる仕組みに対してお客様も納得。
    02_U_納まり

    【和室の網戸】
    開閉しにくかったので、網戸の左右のビスをドライバーで調整し、スムーズに開くようにしました。
    03_U_網戸

    【玄関口のスイッチ】
    Q 屋外のコンセントが玄関のすぐ横にあれば良かった。
    04_U_コンセント1

    A 今はちょうどクリスマスのシーズン。電飾が施されているツリーの電源を取るために延長コードを使っておられた。なかなかここまでスタッフの配慮が足らなかったのかなぁ・・・と反省。
    でも、この事例でお客様の嗜好が以前よりも分かり、ちょっと嬉しくなりました。
    04_U_コンセント2

    【床下点検口のきしみ】
    Q 床下点検口の蓋の上に体重をかけるとキシミがある。
    A 蓋の裏には補強材が標準に取り付けてありますが、お客様の納得される方法を提案して現状を改善しなければなりません。既存の枠との間にもう一つ補強材を取り付けることにしました。
    05_U_スイッチ

  • 12月19日(水) 定期点検2年目(富山市T邸)

    12月19日(水) 定期点検2年目(富山市T邸)
    所要時間 13:30~15:00 曇り
    スタッフ 砂田、川上
    協力業者 光陽トーヨー住器㈱

    【T邸の特徴】
    シンプルモダンの「be Living」。お子様がお庭で遊んでいるようで、風船や拾ってきた石等が飾ってありました。至る所に雑誌で掲載されそうな雑貨のディスプレイが同行者の心を奪います。
    とっても可愛いインテリアで素敵な生活を送られているようでした。

    【猫よけ?】
    これは何だろう?何やらデッキの下には金網が張ってありました。不思議だったのでお客様に聞いたところ、野良猫が入ってこないようにしているとの事。お隣さんも近所の野良猫にお困りのようで、外構に砂利を敷いていたのをコンクリートにされたようでした。とてもびっくりです。
    01_T_猫よけ101_T_猫よけ2

    【照明器具のカバー】
    ご主人が単身赴任の為、高所での作業が奥様だけではなかなか難しいご様子。そこで、カバーの外し方を伝授しました。少し回すと簡単に取り外せますね。お手本になって良かったです。
    02_T_照明器具103_T_照明器具

    【白熱灯】
    白熱灯は近いうちに日本では生産しなくなるとラジオから流れていました。
    記事を引用しますと・・・「政府が温暖化対策の一環として、家庭やオフィスの照明で使われる白熱電球について、電力消費が大きくエネルギー利用効率が悪いことから、国内での製造・販売を数年以内に中止する方針を打ち出す見通しとなった」との事。
    白熱灯と蛍光灯の違いと言いますと・・・
    コスト  ・・・ 白熱灯<蛍光灯 ・・・ 蛍光灯のほうが高価。
    寿命   ・・・ 白熱灯<蛍光灯 ・・・ 蛍光灯のほうが長い。
    消費電力 ・・・ 白熱灯>蛍光灯 ・・・ 蛍光灯のほうが経済的。
    03_T_照明器具

    【床鳴り】
    リビングに床鳴りの現象がありました。フロアの下地材がつなぎ目で擦れあっている音であったので、支持材で補強する事となりました。
    04_T_床鳴り

    【カウンターの擦れ】
    Q カウンターの表面の色が剥がれてきた。どうやって補修すれば良いですか?
    A 現状を確認。床の補修材としてホームセンター等で販売されている「かくれんぼ」もありますが、補修跡の艶の良し悪しもある為、気をつけて使ってくださいね。
    05_T_カウンター

    【壁クロス】
    Q 何か汚れている。クロスの内側から出てきたものですか?
    A 現状を確認。クロスの内側のボードからのアク等のシミではなく、単なる汚れである事が判明。
      先ずは消しゴムで擦ってみて、消えないようでしたら、局所的に中性洗剤を使用して下さい。
      キレイに汚れが落ちるようでしたら全体で拭き取ってみて下さい。
    06_T_クロス

    【クロス】
    クロスにキレ等があるのを確認。お客様宅では蓄熱式電気暖房機が採用されています。洗濯物が室内で干せるほどの乾燥と暖かさであり、クロスの下地材の収縮(木部の含水率が低下)が大きくなることが原因と思われます。後日、クロスの隙間等を目立たなくするよう補修する事をお約束。
    07_T_クロス

    【換気システム】
    Q 24時間換気システムの掃除はしていますか?
    A 確か・・・1年前に掃除しました(笑)
    08_T_換気システム1

    それでは、一緒に掃除をしてみましょう。先ずは、蓋を取り外してフィルターを出します。
    08_T_換気システム208_T_換気システム3

    手前のフィルター、そして奥のフィルターを順序良く取り出します。フィルターは、新しい予備のものに交換したり、掃除機で吸い取ったり、水洗いして乾かしても良いのです。
    奥様は掃除機で吸い取っただけでは気がすまなかったらしく、外に出て、黒板消しのようにパンパンと棒でホコリを叩いて落としておられました。
    08_T_換気システム408_T_換気システム5

    【網戸の調整】
    戸車が引っ込んでいたので、調整を施しました。
    09_T_網戸109_T_網戸2

    【デッキ材】
    Q ビスが切れてフカフカになってきた。
    A 現状を確認。デッキ材が強すぎてデッキ材の浮力にビスが負けてしまっていました。再度、ビスを打ち直しました。お子様がこのデッキでよく遊ばれるらしく、風船の割れた残骸が落ちていました。
    10_T_デッキ110_T_デッキ2

    【感想等】
    本当に素敵なお宅。家を大切にし、家族を大事にする心が伝わってきました。私の心が洗われました。
    本日はありがとうございました。
    11_T_感想

  • 12月15日(土) 定期点検1年目(富山市T邸)

    12月15日(土) 定期点検1年目(富山市T邸)
    所要時間 14:00~14:40 雨
    スタッフ 大矢、坪島、長澤、渡辺
    協力業者 同行なし

    【T邸の特徴】
    外観は、弊社のシンプル・モダンで代表される「be Living」の変形型。オール電化のお家で蓄熱式電気暖房機を採用しておられます。冬場でも室内で洗濯物が干せるほど乾燥して良いのですが、小さなお子様がおられ、健康上、過乾燥は良くない事もあり、湿度計を見ながら、加湿器を点けておられました。
    01_T_特徴

    【お客様の施工】
    お引渡し当時は、一面が柵で仕切ってありましたが、やっぱり出入りをしたいとのことでお客様ご自身で出入り口を作っておられ、ちゃ~んと内鍵まで取り付けてあり、お客様の器用さにびっくりしました。
    02_T_お客様施工

    【換気扇の異音】
    お客様から指摘があり、脱衣室にある換気扇を点けると「キュイ~ン」と異音(モーター音?)。
    他の換気扇と比較しましたが、やっぱり他とは異なる音がしました。後日、取替えする事になりました。
    03_T_換気扇

    【クロスの隙間】
    室内の壁クロスの状態を確認。隙間等が数箇所ありました。木製である壁の下地材は季節の湿度変化で伸縮しますが、ビニール製のクロスは変化しない為、双方の動きの差で起こってしまう現象です。
    後日、目立たなくする為にコークボンドで補修する事になりました。
    04_T_クロス104_T_クロス2

    【床鳴り・1階リビング】
    Q 床鳴りがしていた時があった。
    A 今回の点検では、床鳴りの現象が確認されませんでした。床鳴りには、床を踏み込んだ際の音の違いで対処方法が異なってきます。
      お客様のお話と他の点検現場での事例も合わせて考えると、季節や天候での湿度変化が床材(木部)の伸縮を引き起こし、床を支える床下の鋼製束との間に若干の隙間が発生したものと思われます。後日、床鳴りの現象が確認されたら、再度伺う事になりました。
    05_T_床鳴り1

    【床鳴り・2階居室】
    2階の点検の際に入口付近で床鳴りを確認。補修方法は1階のように床下に潜ることができないので、表面から目立たない細い釘を打ち込む事となります。
    05_T_床鳴り2

    【食洗機の異常】
    Q 洗浄中に停止する事があった。エラー表示は特に無し。
    A 現状を確認。洗浄中の機械の停止は開閉ロックを感知しない場合に起こり得る現象であると考えられます。後日、メーカーのサービスに状況を説明し、対処する事にしました。
    06_T_食洗機

    【感想等】
    Q 知人等に自慢する・褒められるところはありますか?
    A リビング階段の引戸です。お洒落で保温効果もありますね。
    07_T_感想