小屋裏点検を実施。特に異常はありません。
[2階収納庫]
2016年2月19日(金)お家の点検1年目(射水市H邸)
所要時間 13:04~15:06 晴れ
スタッフ 前根、中谷、渡辺
【H邸の紹介/住んでからの定期的な訪問検査はとても大切。有償であっても受けたほうが良いです】
お客様が新居に住まわれる前には「お施主様検査」という、建てられる・住まわれるお客様が立会いの下でお家の検査をするイベントがあります。住まわれる前なので家具等が配置されていない状態を見て検査して施工上に不備や不具合等があれば直すことになります。
一方、お客様が住まわれてからの私たち点検スタッフによる訪問検査では家具等が配置されており、実生活を通して不具合等があった時に対処するイベントになります。
お家の部位や部材等の様子を検査項目にしたがってコメントを書き綴っていきます。定期的な訪問検査の回数が増えてくると時系列にお家の変化等が分かるようになります。お家の外部は過酷な自然環境、内部は使い勝手や生活スタイル等の影響を受けるので、経年変化・劣化等は起こり得る現象になります。
住まわれて・年月が経過して初めて分かることもあるので、定期的な訪問検査(今回は1年目点検)はお客様にとって大切なイベントです。
もし、建てられた住宅メーカーや工務店が「2年目点検以降は有償」となっている場合でも「早期発見」を考えると、多少のお金を払ってでも訪問検査・お家の健康診断を受けたほうが良いと思われます。
水漏れの有無を検査。特に異常はありません。水周りで比較的多いのは蛇口やレバーを完全に閉めてもカランから水滴がポチョンと少し垂れてくる現象です。その後の使用で垂れる量が多くなってきたら交換時期(有償)になります。5年~10年で発生する現象であり、放置しても大きな被害にはならないと思われます。
[洗面脱衣室] [キッチン]
一方、洗面化粧台の水受けボウルやシンクの下にある給水管からの水漏れは早めの対策が必要です。初期症状は配管の周りが少し濡れている程度ですが、知らないまま放置して年月が経過してひどくなってくると床に浸透して周囲の部材に悪影響を及ぼすことで被害金額が大きくなってしまいます。
「特別な対処が必要」と言うよりも起こり得る現象を知って頂くことが早期発見につながり、早めのご連絡がお客様自身の費用を少なくする方法になります。事前に水漏れ等を含む火災保険に入っていれば安心になると思われます。