点検ブログ

  • 【結露】2012年6月16日(土)お家の点検1年目(高岡市N邸)

    結露跡は特に見受けられませんでした。
    [リビング]
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    冬の間の暖房器具はエアコン。梅雨の間は洗濯物が乾きにくいせいか、室内干しもされているご様子。
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    Q 冬の間、障子のブラインドを開けてみると、サッシ枠に結露が発生していた。
    A 現状を確認。今の季節は結露の心配はありませんが、他の点検現場での冬場の洗濯物の室内干しを例に挙げました。洗濯物が干せるということは室内の水蒸気量が増加することであり、除湿や換気、室温が高くならないと露点になって結露する自然現象(気温と湿度の関係)を紹介。
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    障子ブラインドは断熱効果があります。冷たい熱を伝導させない代わりに窓と障子の間の気温が低くなる傾向があり、室内の水蒸気量の増加によって露点(結露)という現象が発生することもあります。

  • 【住み心地アンケート】2012年6月16日(土)お家の点検1年目(高岡市N邸)

    住み心地アンケートの記入をお願いしました。
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    [照明の位置や明るさ]
    階段の後ろ側(階段下収納)の通路(家事動線)が少し暗い感じがする。
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    ダウンライトがひとつありましたが、足元まで届いていないようにも見受けられました。また、階段下収納の中に明かりが欲しかったとのこと。使い勝手を考えられた上でのご感想ですね。
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    [収納が多い]
    多くの収納スペースを作ってもらって嬉しい。とっても活用している♪
    [玄関口収納と右側には倉庫][食品庫]
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    [階段下収納]       [2階物置]
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    [ロールカーテンの取り付け]
    以前に弊社スタッフからお客様へ「ロールカーテン取り付け」の提案はあったようですが・・・。
    改めてお客様へお聞きすると・・・
    夏場→2階から暖気が降りてくる(冷気が2階に逃げる)
    冬場→2階から冷気が降りてくる(暖気が2階に逃げる)
    という室内環境だったようですね。
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    当時は「カーテンで仕切る」ことをそんなに重要視してなかったそうですが、季節変化による室内環境の変化を、住まわれるお客様が知った・体験したことによって「あったほうが良い」という必要性が出てきたものと思われます。

    [建築プラン時と実際(実生活)の違い]
    壁面にある飾り棚のテレビ置き場。建築プラン時は「キッチンでもテレビが見たい」との強いご希望・こだわりがありました。
    使い勝手等をお聞きすると、シンク前のカウンターにはご夫婦でノートPCを使うのにピッタリの場所。お子様が大きくなって、お勉強し始めると「お勉強カウンター」に変身しますね☆
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    現在は奥様がキッチンで調理中の時はLDKの大型テレビを斜めにして見ておられるご様子。一方、ご主人はカウンター越しに奥様との談話だったり、視線を少し斜めにさせて左斜めの壁のテレビを見ておられるそうです。
    現代の液晶テレビって、斜めからもキレイに見える優れもの★ご夫婦がお互いに作業されている途中で「ふっと」視線を自然にもっていける角度にテレビがあると、とても重宝されて便利なようですね。
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  • 【お家の定期点検、アフターサービス】2012年6月16日(土)お家の点検1年目(高岡市N邸)

    お家の定期点検の現場に同行して点検スタッフのセリフを聞いていると「あの点検現場でも言ってたよね?」と、思わず微笑んでしまう場面があります。

    お客様の生活スタイルは千差万別・十人十色ですが、どこか共通点があるようですね。
    基本的には機能が同じ部材を使っていますので、共通点は勿論ありますが・・・(笑)
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    現在、1年目、2年目、5年目の合計3回の無料点検を完全実施、今後も継続していく予定です。
    お客様ご家族によって、住まわれ方・暮らし方は多少違いますが、部材の経年変化等は同じ傾向(お家の立地環境や室内の水蒸気発生は除く)があると思われます。
    当然といえば当然の話ですが、ネットの点検ブログ(定期点検報告書を元に作成)での応答がリアルの他の点検現場でも再利用・応用・引用されています。
    その結果、点検ブログのコンテンツの中にある記事が重なっていることも多々ありますので、ご了承くださいね。
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    今回のお客様は弊社の「定期点検ブログ」を知っておられて、「換気扇がOFFだったことはブログに書いてくださいねー」と、強くご希望されました(笑)
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    「お家の定期点検」というのは、これからお家を建てられる方にとってどのくらい重要なのだろうか?と考えることがあります。
    新築のお家をご購入される(ココロのスイッチが押される)キッカケとして「価格」、「仕様の充実」、「担当スタッフ」等々が挙げられますが、果たしてアフターサービス(定期点検)というのは何番目にくるのでしょうね。
    でも、お客様が弊社を選ばれる選択肢のひとつに「定期点検の完全実施とアフターフォローが見える」ということが含まれていたら非常に嬉しいです。

  • 【S邸の紹介】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)
    所要時間 13:00~14:49 晴れ
    スタッフ 砂田、永原、渡辺

    【S邸の紹介】
    チューダースタイルのお家仕様。ハーフティンバー(※)の貼り方がとってもステキです♪下半分はブリック(レンガ)で一面に貼ってあり、上半分はベージュっぽいサイディングが使われています。
    お家の外構(お庭)では乱形石をステキにあしらった曲線系のアプローチとその周囲の瓦チップ☆
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    玄関に入ると、右手に見えるステンドガラス☆リビングとを結んでいる小窓です。また、リビングから移動する際にはR型の出入り口や小窓がお部屋全体のコーディネート・雰囲気をステキに演出☆
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    リビングの天井は梁を露出させた仕様。吊り下がっている照明にも気配りが見られます。トータルコーディネートされた、住まうお家の外観、暮らしを彩る内観、女性インテリアデザイナー兼一級建築士の広野の感性が光り輝いていますね。
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    新居にお引越し後2年が経過。お客様は今も大変ご満足なさっておられました☆
     ※ ハーフティンバーとは・・・イギリスなどの北ヨーロッパに見られる木造建築構造のひとつで、1階はレンガや石積み、2階は塗り壁に木の柱や梁などの軸組を外部に表し、その間の壁面を漆喰等で埋める工法。現在では化粧部材(付け柱)を用いるケースが多いようです。

  • 【屋根点検】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    長ハシゴを屋根に掛けた様子。お家とカーポートの屋根が少し近いせいか、急な勾配になっています。上れる場所は屋根の向きや配置等を考慮するとこの場所が妥当なのですが、ハシゴを上る者にとってはこの勾配はキツイようです(大汗)そこで、いったん玄関の上の屋根で降りて、そこから長ハシゴを最大限動かして(手前に引っ張って)、少しでも勾配が滑らかになるようにしました。
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    屋根点検を実施。先日の強風の影響なのか、瓦が1枚欠けているのを発見。後日、ご自宅にある予備の瓦と交換する事をお約束。
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    屋根材は平瓦仕様。屋根雪による雪害(瓦の割れ等)は特に見受けられませんでした。
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    お客様宅では今年の大雪による屋根雪の落下で、エコキュートの天板や前カバーが凹んだ記録がありました。現在は補修が完了しています。
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  • 【雨垂れ】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    雨垂れの状態を確認。お客様の外観はチューダースタイルなお家。外壁の色使いでは下半分がブリックで貼られた仕様となっています。1階・2階にあるベンドキャップは雨垂れ防止機能付きで、設置場所は間取りにも関係してくると思いますが、軒下の真下への設置等々、施工上の工夫がみられます。
    [建物後面/北側]
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    [建物右面/東側]
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  • 【クロスのシミ?】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    Q 黄色いシミが浮き出ている。
    A 現状を確認。
    [飾り棚/玄関口]
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    デジカメの撮り方が悪くて見えにくいかもしれませんが・・・(汗)
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    [飾り棚/リビング]
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    [飾り棚/キッチン]
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    消しゴムで消せる事例があるので、消しゴムで消せるかどうかを試してみましたが、黄色いシミは取れませんでした。この飾り棚の内側の曲面には「曲げベニヤ」が使われており、このベニヤ(※)からクロスに樹脂のアクがシミ出てきたものと思われます。後日、クロスやベニヤを貼り替えする事をお約束。
    ※ ベニヤとは・・・天然の木材を薄く剥いで接着剤を重ねたもの。
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    また、実際に「消しゴムで消える事例」を見つけて、お客様の前で消せる様子を確認して頂きました。
    [玄関口]
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    ビニール製のクロスは水に強いので、濡れ拭きタオルでお掃除したり、中性洗剤やホームセンターで販売されているスプレー剤で吹き付けて汚れを落としたり等々、お手入れは手軽にできます。でも、汚れが落ちないからって言ってシンナーとか除光液は使わないようにしてくださいね。クロスの生地が傷む原因になります。

  • 【シャワーのフック(引っ掛け部材)が緩い】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    Q シャワーのフック(引っ掛け部材)が緩くなっている。
    A 現状を確認。
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    まずは針金でビスカバーを外して、ドライバーでビスを回してみましたが、反対側(ビスの受け側)で効いていないような感じがしました。止め具の下地材が無いようにも思われたので、後日、メーカーに問い合せて対処することをお約束。
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    お客様に今回の検査方法とメーカーへの依頼事項について、ジェスチャーを交えて説明しました。
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  • 【開き戸の隙間】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    開き戸の上部に隙間が開いているのを発見。ドアの隙間は「木部の伸縮に対応した、調整する際の遊びの部分」、「室内の空気を室外へ排気する」という意味があります。
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    開閉には何の支障も無かったのですが、隙間が縮まるように扉の傾きを補正することにしました。丁番のビスの位置にはそれぞれに役割があります。丁番の固定を締めたり緩めたり、傾き・奥行き等を補正したり、等々の説明をしながら調整しました。
    (このドライバーには特殊な機能があるようです。右手でツマミを回している様子が分かりますか?)
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    これは扉を少し持ち上げた状態・・・と言っても、見た目では扉の底部と床との間隔はそれほど変わらないように感じます・・・(汗)
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  • 【開き戸の引っ掛かり】2012年5月26日(土)お家の点検2年目(富山市S邸)

    [2階書斎]
    Q 開閉の際に扉の右上(ホールから見た場合)がドア枠に引っ掛かる。
    A 現状を確認。
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    扉の傾きや奥行きが少し下がる?ように丁番を補正して現状を改善。
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    [2階洋室]
    Q 閉じる際に扉の左上(室内側から見た場合)がドア枠に引っ掛かる。
    A 現状を確認。
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    丁番の固定を緩めるビスを回した後、丁番を微調整して扉の傾きを補正。その後は丁番を固定するビスを締め直して終了です。
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    最後に開閉テストを実施。改善完了です。
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