点検を実施。特に異常はありませんでした。今回は「床下点検のお供」である通称コロコロ(車輪付きボード)が他の点検現場に出払っていたので、ほふく前進です。検査する砂田にとってはとても体力を消耗するみたいですね。
床下点検が同日に2軒以上あると、一日が仕事にならない・・・と冗談交じり(笑)ひと昔前は3軒連続という時もあったのですが・・・(汗)
床下点検をする時は点検口を捜します(当たり前ですが・・・汗)
最初の一箇所目の畳を外しましたが、見当たらず・・・
床下点検の検査項目のひとつとして、シロアリの蟻道の有無も目視でチェックしています。今回の点検では異常は見当たらなかったのですが、シロアリ保証の有効期限は5年(薬剤の種類にもよる?)で切れてしまいます。
引き続き、保証を受けるかどうかはお客様の判断に委ねられています。お客様のご要望があり、後日、見積書を提示する事をお約束。
また、お家の外構にはDIYによる枕木等が配置されており、防腐処理の有無もありますが、年月の経過とともに地面に接している部分の腐食は激しくなる事を助言。
将来的なシロアリ保証と外構との関係。なかなか難しい判断になりそうですね。
鋼製束が支えている木部は空気が乾燥すると内部に含まれている水分を放出(調湿作用)する事で収縮し、そこに隙間ができます。その床上をヒトが歩く荷重によって鋼製束の音が鳴る仕組みとなります。
そこで、床下点検の際に床鳴りがある箇所を支える鋼製束の増し締めを実施。
懐中電灯と六角レンチを持って行なっています。この画像から様子が分かりますか?
ここで、金属音のする特定箇所を増し締めしても周囲の床にも影響が及ぶ可能性もあるので、再度、周辺の床鳴りする箇所を調査。
床上と床下では音の響き方に違いがあり、聞き取りにくい床下空間。設計士の舘が「※※から○尺」という床上からの大きな声での誘導が功を奏して迅速に改善完了。