Q 床暖房を点けている時は床鳴りがあるが、今は床鳴りがしていない。
A 床材は床暖房仕様ですが、年月の経過とともに床暖房による過乾燥の影響で、床材が収縮して隙間が発生している時に床鳴りがするようですね。
また、季節の変化や雨天時等の湿度が高い日は床材が膨張し、床材同士の隙間がなくなって、床鳴りがしなくなると思われます。床下の状態は特に異常はありませんでした。
(参考/2008年10月21日砺波市N邸定期点検5年目、床鳴りと床下点検)

点検ブログ
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【床下点検】12月13日(土) 定期点検2年目(富山市T邸)
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【床鳴り、床下点検】12月12日(金) 定期点検5年目(富山市M邸)
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【床材】11月17日(月) 定期点検5年目(富山市K邸)
Q 夏場には床鳴りがする。前に一度見てもらったことがあったが・・・。
A リビングは、無垢フローリングです。木材の特徴である、季節(床下の外気)と生活スタイル(水蒸気の発生等)との湿度変化等によって、木材が伸び縮みし、床を支える木材や鋼製束との間に隙間等が発生します。ここに体重がかかることで床鳴りやキシミが発生するようですね。
(参考/2008年3月25日入善町U邸1年目点検、床のキシミ)

床鳴りについては、床下に入って鋼製束を増し締めして、状況を改善しました。
(参考/2008年9月14日富山市婦中町W邸1年目点検、床鳴り)リビングの真ん中の部分は家族が一番過ごす場所。ここが一番床鳴りしやすく、一番たわみやすい場所のようですね。

年月が経過しても、無垢の床材(2階も無垢材)は素晴らしいですね。

Q でも、キズが付いて困っている。
A もし、大きなキズが付いたとしても、無垢材の場合は、表面をサンダー(※3)で削って綺麗にする事も出来ます。DIYでは難しい事もありますので、お気軽に弊社へご相談くださいね。
また、キズ防止には、ウレタン系のワックスを定期的に塗るのも効果的。そしてイスやテーブルの脚の底部に装着するアイテムも数多くあるようですね。
(参考/2008年7月18日富山市T邸1年目点検、床材)
(参考/2008年10月21日射水市M邸1年目点検、床材)
(参考/2008年10月21日富山市S邸2年目点検、キズ防止)※3 紙やすり等を底面に取り付けて、やすり掛けをする工具。スイッチを入れると底面部分が前後に振動して、簡単に木材の表面処理ができるようになっています。
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【床下収納庫】11月16日(日) 定期点検5年目(富山市Y邸)
Q 取っ手の金具が壊れてしまった。
A 現状を確認。後日、取り替える事をお約束。

Q 収納庫の蓋が開かなくなってきた。
A 現状を確認。無垢の単層フローリングです。よく見ると蓋の周囲の金具同士に隙間がほとんど無い状態。床材は、床下の湿度(外気/当日は雨)と室内の湿度変化により伸縮を繰り返しています。
今回の事例では、無垢材が膨張し過ぎていると思われます。後日、金具の内側を削る等を施して改善する事をお約束。

無垢材は自然な色合いや感触が魅力的です。お引渡し後、5年が経過していますが、とっても肌触りが良いですね。
日は変わって後日(11月29日(土))、大工さんと一緒に現場の下見に伺いました。本日は晴れ。
点検当日の雨天時とは違って湿度が低いせいか、開閉に支障はありませんでした。

床下収納庫の蓋を取り出して、改善策の検討中です。無垢の床材同士がぶつかっていますね。


当初の予定通り、蓋の周囲の金具を外して、床材の周りを少しずつ削ることになりました。
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【床下点検】11月16日(日) 定期点検2年目(富山市S邸)
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【床下点検】11月14日(金) 定期点検2年目(富山市Y邸)
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【床下点検】10月21日(火) 定期点検2年目(富山市S邸)
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【床鳴りと床下点検】10月21日(火) 定期点検5年目(砺波市N邸)
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【床のきしみ】10月20日(月) 定期点検5年目(富山市O邸)



























