暖房器具は床暖房となっています。特に結露跡は見受けられませんでした。
[LDK]
寝室の窓枠には結露が発生しているとのこと。結露の発生する仕組み(睡眠という長い時間に呼吸による水蒸気放出・室内湿度の上昇、気温の低下による露点等)を他の点検現場での事例を交えて紹介。
[寝室]
弊社の大切なお客様宅の定期点検の現場を皆様のお手元までお届け(ブログ)して約6年が経ちました。通算では7年かもしれませんが、私が3代目となっています。点検スタッフのメンバー構成で検査担当は工事監督やメンテナンスの経験者で安心演出ですが、社内への報告書やブログにしているのは恥ずかしながら建築に関して素人な私です・・・(大汗)
もっと専門性があったら、皆様にもっとタメになる情報をお届けできるのですが・・・(汗)
弊社が使用している点検表。几帳面さが表に出たチェックマーク式ではなく、保証項目別に部位が区分されていて自由度が高い書き込み形式です。これを時系列に並べて(1、2、5年目)毎回の定期点検時に以前の現象・対処を振り返っています。
どんな定期点検のスタイルがお客様にとって良いのかは客観的に(他社の様子)見えてないので分かりませんが、お客様の友人・知人との間では定期点検がたまに話題になっているそうで、「丁寧な点検をありがとう」というお言葉をよく頂きます。励ましの声を頂いた時は恐縮しまくりで赤面するばかりですが、やっぱり嬉しいですね。
最後にお子様から冷たいジュースをご褒美に頂きました。ありがとうございます!
Q LDK側の引き戸を開閉すると異音がする。
A 現状を確認。3枚引き戸のうち、右側(LDK側)の扉を開ける途中で擦れる音がしていました。全ての扉は同じ形状なので3枚とも入り替えをしてみましたが、現象は変わりませんでした。
[左側は和室/右側はLDK]
扉の傾きに対して補正できるネジや密閉性を高めているモヘヤの位置(出具合)を調整してみました。異音は以前よりは少し小さくなりましたが、扉が少し反っているので完全には改善できませんでした。
お客様に一連の補正作業を説明。冬の間、LDKは蓄暖を点けているので過乾燥状態となっています。仕切り扉を閉め切っていることで「LDKと和室の湿度違いによる扉の反り」が原因と思われます。現象が起こり得ることを今回の定期点検で理解して頂きました。今後の対策として少し扉を開けておいて、LDKと和室の湿度が同じ程度になるように注意して頂くようお願いしました。