勝手口の土間に黒くポツポツした物体がたくさん散らばっていました。よく見るとコウモリの糞のようです。現在のところ、被害は糞が落ちている程度だそうで、お客様はあまり気にされていないご様子。
コウモリは鳥獣保護法の対象となっている動物。無断で飼ったり駆除したり殺したりする事はできないようです。ネット等で検索すると、様々なアイテムが販売されていますね。不安に感じたり、お困りの場合は、まずは市町村役場に相談して、具体的な対処方法を聞いてみるのが良いかと思います。
お家の裏にある灯油タンクの上にはセンサーライトが取り付けてありました。
Q この照明は給油の際、暗いから取り付けられたのですか?
A それもあるが、防犯(※1)のため。あと、ここで煙草を吸うので明るくて良いですよ(笑)とご主人。
そして、外構には玉砂利が敷かれ、人が砂利を踏んだ音に対しても反応する優れモノのようです☆
※1 防犯っていうのは、侵入者の心理や行動等への対策。侵入者は「留守」や「侵入しやすさ」の確認をするようです。
「留守」への対策として、防犯(ダミー)カメラの設置や新聞・郵便物等のポストへの入れっ放しをなくす、カーテンの工夫等々。
「侵入しやすさ」への対策では、センサーライトの設置や近所付き合い(近所の目)、お家の
外周に玉砂利等を敷いたり、音の鳴る(音や人影に反応)センサーライトの設置等々。
調べると数多くの方法等があるそうですね。
(e-防犯ドットコムより抜粋/http://www.e-bouhan.com/bouhan_help/akisu_taisaku.html)
お客様曰く、「引越し後、1年経った今でも、訪ねてくる方に「木の香りがする」って言われる」と。
玄関ドアを開けて、すぐに「木」をふんだんに使っているのが分かるお家仕様です☆
木の匂い・・・良いですね☆ドアのガラス面から差し込む光がまるで「木漏れ日」のよう。何だか、木の香りって落ち着きますよね。心に安らぎを感じる瞬間です。
お客様は、弊社からお渡ししてあるオイル系のワックスをご主人が定期的に塗布しておられるそうです。
定期的に表面(底部の部分もお忘れなく)に塗ることで、耐候性が高くなり、紫外線や風雨等による変色や劣化を防止できます。
また、玄関付近の壁には自然素材の珪藻土が使われています。ランダムな塗り方がさらに良い雰囲気を醸し出しています☆
珪藻土には調湿効果もありますので、湿気の多い富山の気候にはピッタリだと思われます。
Q ヒビ割れはやっぱり出てくるものなのか?
A 湿度変化によるサイディングの下地材が伸縮することで、自然環境(紫外線等)によるジョイント部分のコーキング(弾力性はあるが)が経年変化(劣化等)で切れが発生し、その上の塗装面にヒビ割れが発生しやすくなります。ヒビが入っても下地で防水処理が施してありますので、漏水の心配は無いのですが、景観上で気になると思われます。
お客様がDIYで補修するに当たって、塗料をお譲りする事も考えられましたが、お客様宅の外壁は、塗料に砂を混ぜて吹き付けし、その表面を手塗り感覚で平らにしている2層塗りの施工です。
部分的に補修する場合は、新たな塗装で周囲に合わせる調色(※1)が難しくもあります。
※1 調色は、外壁の塗装面は太陽の紫外線や風雨、ホコリ等によって経年変化等が進んでいる(新築時から比較すると)状態に合わせる事を言います。