今回の点検でお客様宅への公式な訪問は3回目です。
(非公式というのは、総務部が同行しないで直接のお客様と弊社スタッフとのやり取りを言います)
1年目、2年目、5年目とお客様宅に訪問するたびに家族構成や生活スタイルの変化が見受けられます。
訪問の都度、お客様との応答は違ってきている感じがしています。
こうして点検現場に総務部の人間が同行していると、お客様視線での様々な気づきが出てきます。
長い歳月が経過する中で、お客様にご不便をおかけしていたり、ずっと喜び続けていらっしゃったり、お客様のいろんな表情や仕草等がありました。
そんな時は点検現場での対応で改善したり、他の点検現場での事例を紹介したりして、弊社で建築されたお客様間のつなぎ役として、点検スタッフ・チームが活躍しています。
お客様宅でこんな事例がありました。
蓄暖の上にある棚。棚板が落ちる心配は全く無いのですが、棚板と壁の間のコーキング(仕上がりをキレイに見せる)が蓄暖による過乾燥で切れてしまう現象が過去にありました。
その時は石丸が1年目や2年目点検後のフォローで補修方法であるコークボンドの充填の説明をして、実際にお客様の目の前で目立たないようにコークボンド補修していた記憶が思い出されます。
その後はお客様自身もコークボンドの特性を覚えられて、その次はDIYでされておられるそうです。
定期点検の現場では「点検オンリー」になりそうですが、いろんな昔話に花が咲くこともあります。
このような良い関係がいつまでも長く続いていけばいいな、といつも心の中でつぶやいています。