玄関ドアの開閉軌道上には床に設置するドアストッパーが無い代わりに、取っ手の先端が当たる外壁にクリアバンパー(涙目)が取り付けてありました。丸く透明なアイテム、分かりますか?
間取りの都合もあると思いますが、玄関ドアを閉めた際に床タイルから突き出たドアストッパーが目立たないのでスッキリしています。
Q 扉が開けにくくなってきたのは引き戸が反っているせいなのか?
A 現状を確認。奥の部屋はLDKで手前が脱衣室となっています。
引き戸を開けた状態で扉と壁との隙間を見ると、扉の上と下のほうは数ミリで同じ程度でしたが、真ん中に行くにつれて隙間が広くなっていました。脱衣室側(右側)に反っている(膨らんでいる)状態。
反って隙間が開いた箇所からは「夏場は暖気、冬場は冷気」がLDKに入ってきていたそうです。
この扉の「反り」はLDKと脱衣室の湿度差(室温と水蒸気の関係)が原因で、木部の調湿作用によって起こり得る現象のひとつとなっています。お客様と協議の結果、隙間風防止のために広がった隙間部分にモヘヤ(ポリプロピレン製やナイロン製で毛のようなもの)を取り付けることになりました。
2012年5月10日(木)お家の点検2年目(富山市N邸)
所要時間 15:04~16:40 小雨
スタッフ 大矢、鉾井、渡辺
【N邸の紹介】
今回は2年目点検。
昨年の1年目点検での「住み心地アンケート」の感想からピックアップ☆
これは玄関の飾り棚。背面に敷き詰めてある人工石がステキです。夜になると、間接照明が照らされてとっても雰囲気が良くなります♪
DKやリビングは梁を見せている天井仕様。
木の温もりが伝わってきます。シーリングファンもコーデされていて、白の統一感、良いですね♪
色んなお部屋やちょっとしたスペース、食品庫には棚が取り付けられています。備え付けの棚があれば便利だし、デザイン的にも統一感を持たせられるし、とても良いですよねー♪
女性のインテリアコーディネーター(広野)のお客様事例です。プランナーの感性がお客様ご夫婦の感性と調和して、さらにステキな仕上がりとなっています。
[汚水枡]
点検を実施。汚水枡の底には白っぽい油脂等が少し溜まっていました。
[北側]その①
お客様にも現状を見て頂き、キッチン等からの洗剤で洗い流した排水が配管を通っている時、排水が分離されて分解された油が少しずつ溜まってきます。この白っぽい油脂等の除去についてはホースの水流で洗浄できることをご紹介。今後は配管の詰まり防止の為、定期的に(年に1回程度)お掃除して頂くようお願いしました。
飲食店でもない限り、1年間という短い期間で大量に溜まるってことは無いと思われます。定期的という「年に1回程度」の目視点検だけだとお客様自身忘れやすくもありますが、弊社の訪問点検は3年後の5年目点検、8年後の10年目点検もありますので、そんなに神経質になることはありません。
本日は小雨が降ったり止んだりの天気。今回は雨の心配もあってトラックに長ハシゴを運搬せず、いつもの軽四スタイル。基本的に2年目点検では屋根点検も検査対象になっています。仮に屋根が雨で濡れていると足元が危険なので、検査は後日に延期しています。
今回は点検スタッフのスケジュールもあったので、今一度、屋根の表面の様子を見て、乾いた状態であることを確認して、小屋裏点検用に持参した脚立が果たして伸ばしても届くかどうか試してみました。すると・・・これが見事に届いたのを見て点検スタッフ一同は感激&万歳です。
先日の強風(今年は例年よりも強風が多いかも?)の影響で、袖瓦のビスが少し緩んでいる状態でした。順次ドライバーで増し締めしながら次々と現状(緩み)を改善しました。
小さな脚立も手に持って屋根に上っています。これを足場にして次の屋根、そして次の屋根に移動。
脚立は折り曲げた状態(への字)の「日常的な利用」と、まっすぐ伸ばした状態での「非日常的な利用?」とに使い分けているようで、自由自在に操っていますね。