点検ブログ

  • 【結露等】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市H邸)

    結露跡は見受けられませんでした。主たる暖房設備は床暖房となっています。
    [リビング]
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    床暖房でホットカーペットの使用(熱がこもる)は大丈夫?の質問がありましたが、特に問題ないと思われます。
    [床暖房/ホットカーペット]
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    ※1 床暖房[Y]と電気(ホット)カーペット[H]の違い
    ① 熱を伝えるには「温度差」が必要。熱伝導は「温度差の大きさ」に比例します。水に例えるならば、高低差があるほどよく流れると同じ。したがって、ヒーター自体の温度は高いほうが良い。
    ② 面積も重要。同じ高低差であっても、熱伝導の面積が広いほうが熱量は多くなる。
    費用 ・・・ 手軽さや初期費用、ランニングコストの低さではH。ただし、部屋中の暖まり具合を考えると他の暖房機器の併用となります。
    耐用年数 ・・・ Hは電線に通電させて発熱させる仕組みで耐用年数は平均10年。Yの温水パイプ(床下にお湯を循環させる)は30年以上の耐用年数。
    快適さ ・・・ Yだけで部屋が十分暖まる為、他の暖房機器との併用がなく、空気がキレイで加湿器が不要等々。遠赤外線を利用した輻射熱である為、長時間使用に向いているが、室温が上がってくるのに約1時間(スロースタート)を要する。すぐに暖めたい時はタイマー設定か他の暖房を併用します。
    暖まり方 ・・・ Hはそれ自体がヒーターであり、「ヒーター温度=床温度」となり、30℃が限界。
           (30℃を超えると低温やけどを起こすこともある)
           Yは床面とヒーターの間に「床材」があり、床面は30℃でもヒーター温度はより高くできることが決定的な違い。Yのほうが「伝えることができる熱量を増やせる→ヒーター温度を上げることができる」
    参考/http://okwave.jp/qa/q2506295.html/床暖房とホットカーペットの構造上の違いについて
      /http://www.yukadanbou-kaiteki.com/electric_carpet//床暖房で快適.com

  • 【10年目点検への道のり】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市H邸)

    現在の定期点検の現場数を振り返ってみました。
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    1年目点検・・・約220現場
    2年目点検・・・約210現場
    5年目点検・・・約130現場
    約9年で累計約560現場となっており、定期点検に関するお客様カルテ(点検当日の点検表や報告書、画像データ等)がだいぶん蓄積されてきました。
    点検スタッフもこれだけの点検現場を踏んできたせいか、「5年目点検ってどんな感じなん?」と聞かれても自信を持ってお答えできそうです。
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    でも、「10年目点検ってどんな感じなん?」と聞かれると的確にはお答えできないのですが、来年10月以降に弊社オリジナルの10年目点検がスタートするので、少しずつ経験を積みながら形作られていくと思っています。
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    基本的には5年目点検の延長ですが、弊社にとってアフターサービスとは「お金では変えないプライスレスな信用」を売っていると考えています。新築の契約という華やかさは無いのですが、お家の定期点検という地道な継続した取り組みが弊社の財産になってくるものと信じています。

  • 【N邸の紹介】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)
    所要時間 10:11~10:40 曇り
    スタッフ 大矢、成瀬、渡辺

    【N邸の紹介】
    玄関アプローチ。点検現場である様々なお客様宅を拝見していると、センスを感じさせられます。今回の現場もお客様DIYの成果が光っています。
    砂利の中にレンガが敷き詰められています。玄関ドアは無垢の木肌、取っ手はアイアン製をイメージさせています(実際に木やアイアン仕様にするとメンテナンスが必要になるので大変かも・・・)
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    裏庭にある外部水栓。水栓パンの周囲にある手作り感覚なレンガ調の小石が敷き詰められています。
    お家の2階にはダンボール製のちっちゃなお家がありました。天窓があって、煙突もあって、おとぎの国に出てくるような感じですね♪
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    Rの下がり壁。角がなく丸みがあると柔らかな印象を与えてくれます。曲げベニヤを下地にしてビニール製のクロスを上から貼る施工方法。曲面を美しく仕上げるには難しさもあるとのことですが、剥がれやヨレ等の経年変化にも施工面がシッカリと順応しているようですね。
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  • 【点検枡】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    [汚水枡]
    汚水枡の点検を実施。油脂等の溜まりも無く、特に異常はありませんでした。
    [建物後面/東側/キッチン]
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    汚水枡の一部の蓋には多数の通気用の穴が開けられていました。以前にお客様から「排水の流れが悪い」という不具合があって、これを改善するのに「エア抜きも兼用する穴」のある蓋に取り替えた経緯がありました。お客様に確認しましたが、その後の経過は特に問題ないようですね。
    [建物後面/東側/南寄り]
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  • 【基礎の化粧モルタルのヒビ割れ】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    基礎本体となるコンクリートの表面に施してある化粧モルタルに2本のヒビ割れを発見。構造的にはほとんど問題は無いのですが、目立たないように補修するか否か?では補修跡が逆に目立ってしまう事例もある為、2年目点検まで様子を見ることとなりました。
    [建物右面/南側]
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    [左側]          [右側]
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  • 【IHクッキングヒーターのIHマット】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    IHマットを日常的に使っておられるご様子。汚れがひどくなれば使い捨てができて、天板のお掃除の手間が省ける(キレイな状態を保てる)メリットがあります。
    一般的なマットはネットで調べると様々な種類(シリコンゴム、ガラス、布、紙・・・等々)があって、材質や形状等によってそれぞれに特徴があるようです。このマットに付いている汚れ(焦げ?)は「シリコンゴム素材だから付いている」ということもありますが、知らず知らずのうちに少しずつ天板が汚れるのを防いでいると思われます。
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  • 【食洗機の使用頻度】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    食洗機の使用頻度をお聞きすると、ほとんど使っておられないご様子。お客様宅はまだ1年目ですが、使わない(水やお湯を流さない)期間が長いと、機械内部の排水口に貯まっている封水が蒸発して下水臭が逆流してしまうこともあります。トイレの貯まっている水にも封水と同様の役割があります。
    また、使わなかったら使わなかったで機械が壊れしまった(動かなくなった)事例もありますので、注意が必要です。
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  • 【クロスの隙間等】2012年11月10日(土)お家の点検1年目(富山市婦中町N邸)

    Q クロスのコーナー部分に隙間等がある。
    A 現状を確認。クロスの変化は「湿度変化による下地材(木部)の伸縮等によってビニール製のクロスも追随すること」で起こります。日常の生活(壁クロスとしての機能性)では問題・不便・不都合は無いのですが、少し見栄えが悪くなるという現象があります。
    [2階居室]
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    この伸縮現象を考慮してクロスのコーナー部分では「切る施工」が一般的です。なお、切った部分にはコークボンドが充填されています。
    [リビング]
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