点検ブログ

  • 【雨垂れ確認】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    お家の面(方角)によって雨垂れの目立ち方が違っていました。こちらの面ではほとんど目立たなかったです。
    [建物左面/西側]     [建物後面/北側]
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    ベンドキャップからの汚れが目立っていました。
    [建物右面/東側]
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    以前にも雨垂れの仕組みを考えていましたが、雨には排気ガス等の汚れ成分が多く混ざっています。
    これがシーリング剤(ベンドキャップ等の周囲に施す防水加工等)から溶け出る可塑剤に含まれるシリコン油等が汚れ成分が混ざり、これが撥水膜になって雨垂れが黒く目立ってくるようです。
    サッシやベンドキャップ廻りには防水性を考えてシーリング剤(コーキング剤)が打ってあります。

  • 【勝手口ドアの閉まり具合】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    Q 勝手口ドアを完全に閉めてもわずかな隙間から冷気が入ってくる。
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    A 現状を確認。勝手口ドアの受け側にあるゴムパッキンが経年変化等によって少し縮んでいる状態。アルミ製のドア(東側)も気候の影響で少し反ってきているものと思われます。後日、メーカーにて対応することをお約束。
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    ゴムパッキンは消耗や紫外線によって少しずつ劣化してきます。アルミドアでは熱膨張もあります。ネットで調べてみると、鉄やステンレスが0℃から32℃になった時の熱膨張は約4mm、アルミはその2倍程度だそうですね。

  • 【床材の変色/サンルーム】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    太陽の紫外線の影響による床の変色を発見。自然光を取り入れる為に天井に小窓があります。
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    このまま放置しておくと、床材の表面が変色するにつれて少しずつ傷んできます。日常的なお掃除にワックスで塗膜を作って頂くようお願いしました。
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    一般的にお手入れ用品を調達する時はホームセンターでワックス等を購入しますが、UVカットの有無を確認したほうが良いと思われます。

  • 【バルコニー手摺りの塗装】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    Q 手摺りの所々の色(塗装)が少し剥がれてきているが、防水は大丈夫?
    A 現状を確認。剥がれ現象は経年変化等によるものですが、手摺りに使われている部材は錆びるものではなく心配ありません。
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    雨垂れについては水道水で高圧洗浄することによってある程度は落とせますが、塗装面が凸凹しているので、汚れが次第に堆積していくと完全にキレイにすることは難しくなってしまいます。
    DIYで再塗装される場合は雨垂れを落とした後、市販されている数ある塗料の中から数種類を選んで調色・塗装して頂くようお願いしました。

    また、バルコニーの排水口に枯葉等が溜まると、バルコニー内に入った雨水が抜けなくなり、オーバーフロー現象がある事例を紹介。定期的なお掃除をお勧めしました。
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  • 【珪藻土仕様】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    珪藻土の隙間等を確認。特に大きくヒビ割れしている箇所もなく、現地の気候・室内環境にマッチしているものと思われます。壁や天井に至るまで全てが珪藻土(塗り壁)仕様となっています。
    [1階リビング・DK/壁部分]
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    [1階リビング・DK/天井部分]
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    腰壁があるとデザイン的にもステキですし、お子様が手で触ったりイタズラしたりして汚れる・キズがつくのを防いでくれますね。
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  • 【床下点検と床鳴り対応】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    リビングで床を踏んだ(体重をかけた)時に床鳴りがありました。床鳴りの音から判断すると、「バネの伸縮に似たような音」であり、床下にある鋼製束(車を持ち上げるジャッキに似ている)が鳴っていると判明。具体的に鋼製束によって床高が調整される幅をジェスチャーで紹介。
    [1階リビング]
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    無垢のフローリング仕様。床下点検口はキッチンの床下収納庫となっています。床下に入って鋼製束を増し締めすることになりました。
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    床下で鋼製束を増し締めしている様子。一箇所の調整だけでは周囲の鋼製束にも影響があるので、周辺の床に対しても床鳴り確認していることをお客様に説明。
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    床下換気について。奥様が「晴れた日に空気の入れ替えで窓を開けている」姿を例にとって、基礎内部は「風窓」や「基礎パッキン」工法によって床下が換気できるようにしている仕組みを紹介。
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  • 【結露】2012年3月8日(金)お家の点検5年目(入善町U邸)

    結露跡を検査。奥様は寒い日でも窓を開けて換気されているご様子。サッシ枠を見ると、ゴム部分に小さなカビが発生していました。結露についてお聞きすると、冬の時期は結露するとのことです。
    [リビング]
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    蓄暖は暖かいが、過乾燥になるとの理由で加湿器をつけて洗濯物も室内で干しているご様子。加湿器や洗濯物が乾くということは「室内の水蒸気量が増えて気温が下がると結露する」という「室内気温と水蒸気量」の関係を説明すると、奥様は納得されました。
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    さらにお聞きすると、2階の寝室でも結露が発生しているようで、サッシ枠には「結露跡」と思われる小さなカビが発生していました。この状態を放置すると、カビの菌糸がゴム枠内部に進入して取りにくくなる事例を紹介。早めの対処をお願いしました。
    [2階寝室]
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    奥様曰く「乾燥し過ぎるとドライアイや乾燥肌等々、カラダに影響があるので加湿器は欠かせない」とのこと。お家のことを考えると乾燥気味のほうが良いのですが、「ご家族の健康」と「お家の健康」のバランスが難しいと苦笑い。
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