外壁同士の間に施してある弾性シーリング剤にも紫外線等による経年劣化があります。実際に指で押し当てて弾性の有無を確認することで劣化(硬化)状態を判断することもできます。よく見るとシーリングの片方が少し切れている状態ですが、現段階では特に異常はありません。将来的には経年劣化に対する改装計画を頭に入れて頂くようお願いしました。
[建物後面/南側]
点検ブログ
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【屋根点検】2014年8月11日(月)お家の点検10年目(富山市Y邸)
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【収納扉が完全に閉まりにくい】2014年8月11日(月)お家の点検10年目(富山市Y邸)
Q 収納扉をバタンと閉めてもその後で少し開いてしまう。時期によっては扉の底部が床を擦ることもあり、約90度開くと扉が床に擦れて止まる状態となる。
A 現状を確認。扉を閉める時に空気を内部に送り込むのですが、扉を完全に閉めると収納内の空気圧の反動によって少し扉が開きます。でも、再度閉め直せば完全に閉まる状態です。
[LDK]
経年変化等によって扉の底部が床を擦らないように扉の傾き・奥行きを補正すべく丁番を調整。
扉を少し上に上げる・丁番の調整によって扉の底部が床を擦る現象はある程度改善されますが、1回目の閉じ方で完全に扉を閉める場合、収納庫内で圧縮された空気を扉の底部から逃がせるように隙間を作る・削る必要があります。お客様との協議の結果、このままの状態で良いとのことになりました。
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【勝手口扉の開閉がしにくい】2014年8月11日(月)お家の点検10年目(富山市Y邸)
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【サッシのクレセントのガタツキ】2014年8月11日(月)お家の点検10年目(富山市Y邸)
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【折れ戸の開閉時の引っ掛かり】2014年8月11日(月)お家の点検10年目(富山市Y邸)
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【クロスの補修跡】2014年8月11日(月)お家の点検10年目(富山市Y邸)
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【小屋裏点検】2014年8月11日(月)お家の点検10年目(富山市Y邸)
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【結露】2014年8月11日(月)お家の点検10年目(富山市Y邸)
お客様は様々な結露対策を考えておられました。熱の伝導率が高いアルミ製サッシを選んだ当時を少し後悔されているご様子。単純に10年前と今を比較するのは難しいのですが、同じアルミ製であっても技術改革等によって断熱性能は向上しており、時代の流れやお家を建てるタイミング等があるのである意味仕方のないことかもしれません。また、部材の市場への普及度合い等によって価格が低減することで、アルミや樹脂、木製サッシの戸建への導入率も変化してきたこともあります。
[暖房設備/屋外燃焼型] [LDK/南側]
結露対策では結露防止シートや結露吸収シートの使用も選択肢のひとつですが、除湿や換気を上手にしながら結露化を軽減する方法も紹介。LDKの南側はサンルームを設けて空気層ができたせいか、結露はしなくなったとのことです。
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【S邸の紹介】2014年8月6日(水)お家の点検10年目(富山市S邸)
2014年8月6日(水)お家の点検10年目(富山市S邸)
所要時間 13:01~15:22 晴れ
スタッフ 横窪、渡辺【S邸の紹介】
色合いや使用部材等が南欧風のお家仕様。
これは木製の玄関ドアなのですが、10年経過した今でも木肌や木目の色艶が美しく、多少の経年変化・劣化は見受けられますが、新品以上の見栄え・価値があると感じてしまいます。お客様DIYによる継続したメンテナンスの成果・賜物だと思います。
室内の天井には古木に似せたメンテナンスフリーのアンティークビーム(擬木)が配されています。
そしてアーチ状のレンガが何とも言えない味わいを醸し出してくれています。また、サッシは木製で複層ガラスの間にはアルゴンガスが注入されています。10年前の部材なのですが今の時代でも十分に通用する高性能で断熱効果が高い製品仕様と思われます。