点検ブログ

  • 【カーポートを設置したい】2013年9月14日(土)お家の点検2年目(富山市八尾町M邸)

    Q カーポートを設置したい。

    A 改めて現状を確認。現在は家の正面に斜め方向で車を止めておられるご様子。雪国の場合、雪が降ると車に積もった雪を除雪してから運転するのが一般的ですが、屋根が付いたカーポートの場合は除雪の手間が省かれますので、忙しい時には大助かりです。

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    カーポートをどの位置に設置するのか?

    この地域は特に積雪が多く、10寸勾配の屋根の横(お家の側面)にカーポートを作る場合、落雪でカーポートが破損する可能性が非常に高いと思われます。

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    実際に空間を認識して頂けるよう、横窪がスケールを手にとって寸法を測りながら、お客様に見て頂きました。新築住宅と同様に「責任施工」を前提にしていますので、カーポートの場合は落雪による破損の影響があるかもしれない・いい加減な施工はできません。屋根の角度が急勾配に対処した弊社からの代案(建物前面で車幅を考えて少し斜めに施工)に理解して頂けるようご提案。

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  • 【蓄暖を少し横に移動】2013年9月14日(土)お家の点検2年目(富山市八尾町M邸)

    Q 蓄暖を少し右側に移動させて左側の空間をもっと有効に使いたい。

    A 現状を確認。人力で対処することになるので、蓄暖内部の蓄暖レンガを取り出して重量をある程度軽くした後に移動する方法を説明。後日、見積書を提示することをお約束。

    [LDK]

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    蓄暖の移動によって少し広くなる部屋のコーナー部分。お客様はアンティークな家具を置きたいとのご希望。現在使用しているコンセントがふさがってしまいますが、収納スペースにされたいご様子。

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    ここでキッチンの壁に自由に取り付けられる可動棚をご提案。ドッシリと固定されてしまう家具よりも「収納したい」という希望・機能を優先すると、「可動棚収納」という選択肢もあります。それだと高さも自由に変化できるので非常に便利ですし、既存のコンセントが隠されずに使えるメリットもあると思われます。

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    Q 蓄暖の上に棚を作っても大丈夫なのか?

    A 棚は落ちないように安定させるために2面で取り付け・補強します。蓄暖からの輻射熱によって木製の棚の場合は過乾燥によるヒビ割れや棚と壁との隙間を埋めているコーキングが切れることもあります。安全面では問題ありませんが、見栄えが気になってしまうこともあります。これの代案としては脚のついた作業テーブルを蓄暖の上に配置することでも問題ないと思われます。

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  • 【夏が非常に暑い】2013年9月14日(土)お家の点検2年目(富山市八尾町M邸)

    Q 新築にしたのに「夏になると非常に暑いので何とかしたい」とお客様。

    間取りや仕様では玄関から2階ホールとの空間のツナガリを意識した玄関吹き抜けになっています。そして自然光の明るさを取るために天窓を多く採用しています。

    [玄関吹き抜け]

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    昼間の薄暗い天候であっても天窓があると照明を点けなくてもある程度明るくしてくれますし、夜は小さなプラネタリウムのように星空を見せてくれます。また、天窓が開閉できる仕様だと換気機能もあります。

    [2階洋室]

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    しかしながら今回の事例のように夏場になると直射日光がガンガン入ってくるので、思った以上にかなり暑くなると思われます。そこで、光をある程度遮る・和らげるカーテンの必要性が出てきました。ブラインドやロールカーテン、遮光スクリーンなどの選択肢(電動式・手動式)がありますので、日常生活との兼ね合いも考えながらご提案することになりました。

  • 【お家の定期点検を始めて約10年】2013年9月14日(土)お家の点検2年目(富山市八尾町M邸)

    お家の定期点検・訪問点検を始めて約10年になりました。

    今回は2年目点検ですが、お陰さまで点検スタッフも現場でのお客様応答に慣れてきたせいか、以前と比べると将来的な先のことを見通したご提案・事例のご紹介ができるようになりました。

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    アフターサービスの一環としてのお家の定期点検。新築営業という花形的なものとは違って目立たない地味なお仕事ですが、弊社を信頼して建築されたお客様の笑顔と安心感が見られる現場として、私たちは最高の舞台に立っているのかもしれません。

    私たち点検スタッフはいつも「アフター現場の後ろ支えがあるから新築営業が成り立っている」と気持ちを奮い立たせています。

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    建ててからが本当のお付き合いの始まり。

    この言葉の真の意味は机上のお話ではなく、実際に点検現場に同行するスタッフだけが感じ取ることができる御利益と感じています。一連の点検作業が終わったあと、ひと息ついたお客様と点検スタッフとの談話。

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    今回の点検で全てのフォローが完了できる訳でもなく、次回への持ち越し案件もあります。気さくに話をしている点検スタッフたちを見ていると、これが信頼感の表れだと確信しています。

  • 2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    所要時間 14:07~15:23 雨

    スタッフ 岡野、渡辺

     

    【N邸の紹介】

    お家の様々な場所で使われているエコカラット。最近の部材には健康志向、デザイン性も考慮されています。これは玄関や玄関横収納スペース、洗面脱衣室に配されたエコカラットの一例です。

    [玄関]          [玄関横収納]        [洗面脱衣室]

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    エコカラットの特徴(呼吸する内装壁材)はLIXILのホームページでも書かれていますが、木と同じような調湿効果、タバコ臭やペット臭のニオイ吸着効果、ホルムアルデヒドなどのVOC吸着効果があります。最近では「エアリオ」というエコカラット以上の効果を発揮する商品が販売されています。この新商品は従来品に比べて、汚れに対する清掃性が向上されたとのことです。

     

    この横長の窓はLDKにある採光用で東向き、テレビ背面壁の上部にあります。素人的にはもう少し窓が大きいほうが・・・と感じますが、窓からの光の採り方にはトータルコーディネートも助言もあってか、テレビの見やすさ等々、様々な要素を考慮して導き出された結果だと思われます。

    [LDK]         [外から見た様子]

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  • 【点検枡】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    [雨水枡]

    雨水枡の状態を確認。特に異常なし。

    [建物右面/南東側]

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    [建物後面/北側]

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    [汚水枡]

    汚水枡の状態を確認。底部に白い油脂等が少し溜まっていました。

    [建物後面/北側/キッチン等]

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    お客様にも1年目点検時と同様に状態を見て頂いて、将来的な「排水管の詰まり防止」の為、ホースの水流で定期的に洗浄して頂くようお願いしました。日常的な生活の中でキッチン等からの洗剤排水が配管を流れる際、電子的・温度的にシンク等で分解した油分を再放出させて排水管の壁に溜まってしまう現象を他の点検現場での事例を交えながら説明。

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  • 【基礎化粧モルタルのヒビ割れ】2013年6月15日(土)お家の点検2年目(高岡市N邸)

    1年目点検で「2年目点検まで様子を見る」ことになっていたヒビ割れ箇所を再確認。1年前からの

    変化の様子をお聞きすると、ヒビ割れが少し大きくなってきたとのことでした。

    [建物正面/南側]

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    基礎コンクリート肌を隠すために施された薄い化粧モルタルが温度変化によってヒビ割れ(収縮)したものと思われます。基礎自体の強度に問題はありませんが、目立たないように補修用モルタルで上塗りすることをお約束。

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