基礎化粧モルタルに小さなヒビ割れを数箇所発見。基礎表面に施されている厚さ数ミリの化粧モルタルだけのヒビ割れだと思われますが、次回の2年目点検で床下検査する時に確認することになります。
[建物後面/北側] [建物前面/南側]

壁クロスの状態を確認。近年の1年目点検では、弊社の断熱仕様が変わったからなのか、サッシの真下の壁クロスに膨らみ等の現象が発生している傾向があります。今回の点検現場では見受けられず、ジョイント部分で僅かに膨らみがある程度でした。
[2階寝室/北側]
Q クロスの隅っこ2箇所に掃除機を何回もぶつけて剥がしてしまった。
[LDK/洗面脱衣室側] [LDK/キッチン側]
剥がれた箇所にコークボンドを充填して指先で剥がれたクロスを接着。ローラーで均して目立たないように補修します。
[LDK/キッチン側]
お客様からの申し出があった際、検査員が手直しできる程度の補修の場合はアフターサービスの一環で対処することもあります。
[LDK/洗面脱衣室側]
Q 引き戸の鍵が壊れてロックできない(事前葉書)
[1階トイレ]
現状を確認。開閉テストの結果、上のレールに取り付けられているソフトクローズが効かなくなっているのを発見。ドライバーでソフトクローズのビス位置や引き戸の側面ネジを調整して、正常に機能するように補正しました。
ロックを掛ける時は鎌状の金物が飛び出てくるのですが、これがストライクボックスというロック受け金物の間に入らない状態でした。
ストライクボックスを取り外して部材の仕組みを検査。同型の部材が使われている洗面脱衣室側の金物をトイレ側に取り付けてみるとロックが正常に機能しました。お客様へ壊れている部材(ストライクボックス)を見せながら仕組み説明し、後日部品交換することになりました。
2016年9月12日(月)お家の点検5年目(高岡市J邸)
所要時間 14:37~16:02 曇り後大雨
スタッフ 前根、恒田、渡辺
【J邸の紹介/家族構成が変わる嬉しいお便り&アフターサービスの一環で補修】
来月にはお子様が誕生予定のお客様宅。ご夫婦は終始笑顔でお話されていました。
ご主人と同期で先日5年目点検を迎えられたお客様宅の話題では、将来の家族像を想像されたのか、
ニコニコが絶えなかったです。訪問検査に伺う私たちにとっても嬉しい話題です。
お家の外周の検査では玄関ポーチのタイルが経年劣化等によって剥がれているのを発見。1枚は完全に剥がれており、左側のタイルは剥がれそうになっている状態。剥がれたタイルは玄関に保管しており、当初はお客様がDIYで貼る予定でしたが、お客様サービスの一環で点検スタッフが取り付けることになりました。
[建物前面/東側]
基礎表面に施されている化粧モルタルにヒビ割れがありました。床下点検の結果、基礎にはヒビ割れはなく、化粧モルタルだけの小さなヒビ割れだけでした。後日、面でヒビ割れ部分にセメントを上塗りすることになりました。
[1階サンルーム]
白いベンドキャップの上に鳥の巣がありました。お客様にお話すると、壊すのが可哀そうとのこと。壊すのがもったいない気もします。
IHクッキングヒーターの天板に敷いてあるIHマットは主に汚れ防止の用途に使われています。マットの種類にもよると思いますが、温度が上がりにくいとのこと。
2013年2月に汚れ防止マットについてネットに掲載されていた記事から引用すると、素材にはシリコンやガラス繊維、マイカ(雲母)、結晶化ガラス等があるそうです。国民生活センターが火災事故事例を受けて調査したところ、マイカ(雲母)の場合は高出力運転でも温度検知機能が作動せず、油が発火した実験結果があるようです。
メーカーの取扱説明書には汚れ防止マットを使用しないよう注意が呼びかけられていますが、点検現場での事例を見ると、「使うor使わない」はお掃除のしやすさが基準になっています。天板はキズがつきにくい製品仕様なのですが、「いつまでもキレイなキッチンを・・・」お客様の願いかもしれません。