点検ブログ

  • 【外部化粧柱の松ヤニ】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    Q 柱から松ヤニが出ている。
    A 現状を確認。米松(べいまつ)を化粧柱に用いた仕様です。松ヤニが出てくるのは米松内に含まれているヤニが年月の経過とともに少しずつ出てきているものと思われます。
    [建物左面/南側]
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    [上部]           [下部]
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    木の表面は新築時と比べると経年変化(太陽の紫外線等による劣化)によって少しずつ色あせていきますが、「木の特有の色合いや質感が良い」ということもあります。
    [建物正面/東側]
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    お客様宅は軒の出を長くとっている仕様。これによって化粧柱は紫外線や風雨等の影響を受けにくい環境でもあり、劣化等の進行は遅いと思われます。前回の2年目点検でも助言しましたが、DIYによる防水塗装をお願いしました。「外部にある木は将来的に腐食する」こと、外壁の基材も「防水塗装で守られている」こと等々、今後は部材の保護(メンテナンス)が必要になってきます。[建物左面/南側]
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  • 【猫のフン】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    外構に敷かれている砂利が凸凹になっている状態。これは近所の猫(野良猫?)がフンをしているようでした。お客様曰く「この砂利は軽いせいか、猫の脚でも簡単にずらせるようである。こんなことがあるんだったら、もう少し砂利の粒が大きめのほうが良かったのかも・・・」と反省しておられました。
    全ての点検現場で同様の現象(被害)がある訳ではないのですが、周辺環境(新築時と5年が経過した今との比較もあります)によるところが大きいと思われます。
    [建物左面/南側]      [建物後面/西側]
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  • 【押入れ戸の開閉が重い】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    Q 押入れ引き戸の開閉が重くなった。
    A 右側の扉が手前側にあるせいか、収納内の出し入れはいつも右側の手前の扉を開けておられるご様子。ちなみに左側の奥の扉は普段から開けておらず、そのせいか開閉では特に支障はありませんでした。
    [ホール]
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    そこで「ろうそくのロウ」に似た市販されているアイテム(名前は忘れました・・・汗)を桟や扉の底部に塗って摩擦を少なくなるようにして開閉の状態を改善させました。
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  • 【クロスのヒビ割れ】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    Q 天井のクロスがヒビ割れしている。
    A 現状を確認。クロスの下地(石膏ボード)のジョイント部分での隙間・動きがクロスのヒビ割れ現象を引き起こしている状態。クロスが経年変化等によって次第に硬化しているので、木部の湿度変化による伸縮等に追随できなくなってきたものと思われます。クロス保証は2年、今回の5年目点検では他の現場と同様にお客様DIY(コークボンド充填)をお勧めしています。
    [和室とDKの間]
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    襖戸の開閉テストを実施。今回は特に問題ありませんでした。
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    お客様からお聞きすると、以前に開閉しにくい時があって、お知り合いの建具屋さんに調整を依頼していたことがあったそうで、対処法では戸首等を少し削られたとのことです。
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  • 【浴室扉の閉まりが悪い】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    Q 浴室扉の閉まりが悪くなった。
    A 現状を確認。ラッチとラッチ受けの部分でかみ合わせが少し悪くなっていました。
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    扉が経年変化等によって少し浴室側に反っていることで、かみ合わせが悪くなっていると思われます。この浴室引き戸は部屋のドアのような「簡単に調整ができない」仕様であり、直す場合は有償工事となりますので、お客様との協議の結果、このまま使って頂くようお願いしました。
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  • 【床のきしみ】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    Q 床にきしみがある。
    A 現状を確認。この場所はご家族の方がよく通る(体重がかかる)箇所であり、少し(1ミリ程度)床材が沈んでいる状態。通るたびに床材と敷居が擦れることで音が出ているものと思われます。
    [書斎と和室の間]
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    目線を下にして見ると、少し下がっている様子が分かります。
    [通路側/少し下がっている] [壁側/下がっていない]
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    きしみがある部分の床下には添え木を当ててビス打ち固定しました。この結果、床のきしみ音がしなくなりました。
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    Q 床鳴りがする。
    A 床鳴り音は鋼製束の伸縮音でした。床下に入って鋼製束を増し締めして現状を改善。
    [DK]
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  • 【収納棚の天板が無い?】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    Q 収納棚に天板が無い箇所がある。どうしてなのか?
    A 現状を確認。
    [DK]
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    [天板が無い箇所]      [天板がある箇所]
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    図面を見ながらお客様に確認していると、この収納棚はお客様が住宅関連の会社にお勤めであり、その関係で別に購入されたとのことであり、協議の結果、お客様が直接問い合わせることになりました。
    [天板が無い2箇所の収納スペース]
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  • 【食器棚の扉の引っ掛かり】2013年3月7日(木)お家の点検5年目(富山市婦中町N邸)

    Q 食器棚の扉の開閉時に引っ掛かりがあって、キズをつけてしまった。
    A 現状を確認。
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    扉の接続金物をドライバーで調整して建付けを改善。扉と収納棚を接続させている金物のビス位置等によって扉の開閉の動きを調整できることを説明し、不具合が起こる前のお客様DIYをお勧めしました。
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