クロスの隙間を確認。コーナー部分は場所によって、前もって素材や下地材の伸縮を考えて、クロスの施工時にはあらかじめカッターで切り、その間にコークボンドを注入していますが、下地材の湿度による伸縮の幅が少し大きくなるとコークボンドが切れて隙間が発生することもあります。
(参考/2008年12月18日富山市T邸5年目点検、クロス(階段口))
(参考/2008年3月29日富山市K邸2年目点検、クロス)
後日、目立たないように補修する事をお約束。
Q 脱衣室の床にシミができている。洗剤や染髪料等をこぼした覚えは無く、どうしてなのか?
A 現状を確認。洗面化粧台の前の辺りに茶色のシミが数箇所ありました。床材はビニール製のクッションフロア。防湿・防水仕様となっています。
考えられる事例では、施工時の釘を打った後にアクが浮き出てくる事もまれにありますが、触った感触では周辺に釘を打った形跡もありません。現象ではシミが乱れた状態で発生しているので、釘の乱れ打ちでは無いと判断されます。
あとは、整髪剤等の化粧品類との化学反応等やゴム(滑り止めマット等)との反応(ゴム汚染)によるシミが原因かと思われます。
奥様は大変気になっているご様子。洗剤をつけたり、濡れ雑巾で擦ってみたりしていたそうですが、シミが全く取れなかったようです。
(参考/2008年6月20日富山市T邸2年目点検、クッションフロアの変色)
(参考/2008年8月30日富山市I邸2年目点検、カーペットの下のゴム跡)
全面張り替えになると大がかりな工事になるので、部分的な張替えをご提案。ただし、ツギハギのような状態にもなるので、何か別の工事をする機会に・・・となりました。
1年目点検で先々の事を考える。お家を建てる時は一般的に長期の住宅ローンを組まれると思います。
その期間での弊社のお客様サービスでは、「1年目、2年目、5年目、10年目」点検があり、保証書に基づいて、選抜された各部門のスタッフがお家のアフターを実施しています。
もちろん、電話でお問い合せて頂ければ、その都度対処し、お客様だけのお家のカルテに綴っています。
ずっと昔(約10年前)は、ちょっと前の病院のように「紙ベース」でカルテを管理していました。
記録としては良いのですが、情報検索等になると、なかなか難しさもありました。
弊社のお客様カルテが電子化されて、約10年。点検当日は点検表(紙)に記入していますが、これは弊社とお客様との確認事項となりますので、とても大事になります。
弊社スタッフの年配者からは「時代は変わったなぁ」とよく言われます。でも、紙ベースも大切。
というのも、不具合等の箇所があれば、「現象の絵」がフリーで描けますし、お客様にも分かりやすく、丁寧になると思います☆
2月13日(金) 定期点検1年目(富山市婦中町I邸)
所要時間 15:00~15:30 曇り
スタッフ 大矢、成瀬、厚村
協力業者 同行なし
【I邸の特徴】
レンガ模様のサイディングが特にオシャレ☆
お家の外まわりは季節柄、お鉢の花がしぼんでいますが、春が近づくにつれてプランター等を置いて花いっぱいの空間になりそうな感じです。
室内インテリアはご夫婦ならでは、の感性がキラリと光っていました☆
2月12日(木) 定期点検1年目(富山市婦中町I邸)
所要時間 14:55~16:20 晴れ
スタッフ 大矢、坪島、鉾井、渡辺
協力業者 同行なし
【I邸の特徴】
お子様の遊び場があるお庭、吹き抜けの開放感ある玄関、とてもステキなお家です。
お家が完成する前の状態(上棟時に現場監督の大矢をお迎え)を見ていただけに、感動もひとしお。
総務部は施工現場を見学する機会があまりないので、当時はとっても新鮮でした☆