点検ブログ

  • 【クロスの割れ】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    天井クロスの割れを発見。デジカメの不具合でレンズ内の汚れによるポツポツ薄い斑点がかなり目立っていますが・・・(汗)

    [2階寝室]

    07_TO05_クロス_01 07_TO05_クロス_02

    下のほうにもヒビ割れが発生していました。湿度変化等による木製の下地やボード、クロスの伸縮等の違いによるところが主な原因となります。

    07_TO05_クロス_03 07_TO05_クロス_04

    13畳ある洋室。割れている箇所を見ると透明になっている状態。過去に弊社によるコークボンドを使って目立たないように補修されていた跡と思われます。クロスの保証は2年、現在は保証対象外となっています。お客様DIYで目立たないように補修することも可能ですが、もし、費用をかけて補修される場合、将来的に子供部屋等で間仕切りを作る際に補修・貼り替えされたほうが経済的になります。

    [2階洋室/壁]      [2階洋室/天井]

    07_TO05_クロス_05 07_TO05_クロス_06

    壁、天井面に隙間が見受けられました。目立たないように補修する場合は別途見積書を提示させて頂くことを説明すると、現在のままで良いことになりました。

    [2階ホール]

    07_TO05_クロス_07 07_TO05_クロス_08

  • 【床下点検】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    床下点検を実施。これは車輪付き床下点検用ボードです。

    09_TO05_床下点検_01 09_TO05_床下点検_02

    シロアリ保証の延長について。今回の5年目点検で新築からのシロアリ保証が切れることをご案内。今後5年間の保証継続の金額を口頭で提示しました。お客様との協議の結果、次の点検は10年目点検になると紹介したところ、その時点で改めて検討することになりました。

    09_TO05_床下点検_03 09_TO05_床下点検_04

  • 【暖房機器/蓄暖】2013年10月23日(水)お家の点検5年目(富山市O邸)

    暖房機器は蓄暖です。蓄暖は水蒸気を発生させない暖房器具なので、室内の水蒸気量がそのまま変わらずに室温だけが上昇(湿度が下がる)すると過乾燥になる傾向があります。健康を考えて加湿器を点けるご家庭もありますが、お客様宅では特に使っていないとのことでした。クロスの変化が大きくなる要因のひとつとして過乾燥もあげられています。

    [LDK]

    10_TO05_蓄暖_01 10_TO05_蓄暖_02

    [LDK]

    開き戸の底部(ドアの底部と床の間/換気用のドア底部の隙間)には透明なセロテープ状の物が貼り付けてありました。玄関ホールからLDKへの冷気の進入(隙間風)を防ぐ役割があると思われます。

    10_TO05_蓄暖_03 10_TO05_蓄暖_04

    [階段口]

    カーテンレールが取り付けてありました。冬場には厚手のカーテンを取り付けて2階からの冷気が降りてくるのを遮断する役割があると思われます。レールの取り付け位置に工夫があり、正面は真下、横は横向きに取り付けてありました。

    10_TO05_蓄暖_05 10_TO05_蓄暖_06 10_TO05_蓄暖_07

    温度の感じ方・体感温度の違い。大小を問わず、人が集まる施設では「暑い、寒い」等、体調や体質によって寒さの感じ方が違っています。皆さんの周りにも暑がりや寒がり・・・いらっしゃると思います。

    10_TO05_蓄暖_08 10_TO05_蓄暖_09

    「体感温度」と検索すると、体感温度が分かる公式や汗による気化熱など、サッシからの熱の放出や表面温度、体の温度の感じ方の仕組み等々、どれがマッチする答えなのかよく分からないこともあります。

    10_TO05_蓄暖_10 10_TO05_蓄暖_11

    定期点検でこんな話題?と思われるかもしれませんが、お家の内外、住まいには話題がいっぱいです。

  • 【K邸の紹介/収納力アップ】2013年9月25日(木)お家の点検2年目(富山市K邸)

    2013年9月25日(木)お家の点検2年目(富山市K邸)

    所要時間 12:00~12:54 晴れ

    スタッフ 砂田、渡辺

     

    【K邸の紹介/収納力アップ】

    収納庫(食品庫)の下は床下点検口、床下収納庫のようなイメージですが、少し違います。収納庫に物を並べるのにも限界がありますので、収納空間をもっと効率よく使えるようにする方法とは?

    今回のお客様宅では突っ張り棒ではなく、複数の棚を必要に応じて配置できる安定性のある可動棚となっています。このような便利仕様・装備は新築後にDIYでも出来ますが、最初から造り付けにしておくと手間が省けて何かと有効だと思います。

    [食品庫]

    01_MK02_紹介_01 01_MK02_紹介_02

    今度は突っ張り棒を使った工夫です。様々な用途に使われています。

    [転倒防止/2階居室]   [お子様の危険防止ゲージ/廊下]

    01_MK02_紹介_03 01_MK02_紹介_04

    浴槽にかぶせる「巻くタイプの風呂フタ」の置き場所をどうにかしたい。床上だとお掃除とかには邪魔になる(斜めにすると倒れる)。「だったら上に持っていって、空いた空間を有効利用」という発想には驚きです。元々、浴室暖房が天井に取り付けられており、物干し棒も標準仕様だったせいか、これがヒントになったのかもしれませんね。

    01_MK02_紹介_05 01_MK02_紹介_06

  • 【雨水枡】2013年9月25日(木)お家の点検2年目(富山市K邸)

    雨水枡の上に重石(ブロック)が置いてあります。強風時に蓋が飛んでしまう現象があるようです。弱い風の場合は雨樋内部の空気抵抗などがあって問題ないのですが、強風の場合は空気抵抗をピストンのように押すことで、空気の圧力が雨樋を通って雨水枡に入って圧力が上がり内部から「ポン」と飛んでしまうものと思われます。

    [建物右面/西側]     [建物後面/南側]

    05_MK02_雨水枡_01 05_MK02_雨水枡_02