お客様宅の暖房機器は、蓄熱式電気暖房機です。石油ファンヒーターと違い、水分が発生しないので、お家の結露対策にはなっていますが、換気をしないと過乾燥(※3)になってしまいます。
※3 室内の過乾燥は、床鳴りやクロスの隙間等を引き起こす原因にもなります。
お子様の健康を考えて、加湿器もありました。喉の粘膜が乾燥し過ぎるとイケナイっていうのは何かの健康番組等で聞いた事があります。
湿度のバランス。室内の水蒸気量と気温との関係ですが、真剣に考えないとなかなか難しいですね。
お家の屋根はコロニアル仕様。屋根材が色あせても雨漏りの直接的な関係はないのですが、耐候性を保つ為に10年目を目安に、表面に防水塗装を施したほうが良いと思われます。
太陽光の紫外線ってお肌にも悪いのですが、お家にも少しずつ悪影響を与えているようですね。
また、雨漏りを防ぐ部材としては「スレート瓦(コロニアル)」でなく、その下に敷かれたアスファルトルーフィング(防水シート)となっています。この「防水シート」に異常が無ければ、雨漏りの心配は無いと思われます。
「瓦やスレート等の屋根材」というのは、防水シートを保護する為に、上に載っているイメージですね。
(参考/2008年8月28日富山市K邸2年目点検、屋根点検)